今日のネタはフリージャズの巨匠、Ornette Colemanだ。尊敬する音楽家の一人である。
そもそもサックスという楽器はフリージャズに馴染みやすい。一見(一聴?)すると無秩序な音列を他の楽器に比べると出しやすいように思う。これまで自分なりにいろいろなアンサンブルを経験してきて、「こりゃ勝てない」と思ったのが管楽器、特にサックスによるフリーラインだ。ギターではこのようなフリーラインは非常に弾きにくい。
試しに、フリージャズを得意としているといわれるギタリストの音楽(例えばソニー・シャーロック、ジェイムズ・ブラッド・ウルマーなど)を聞いていただければわかると思うが、サックスのラインやアプローチとは全く異なる。
だが、元祖といわれるオーネットの演奏を聴くと、決して無秩序な音楽ばかりかといえばそういうわけではない。秩序(インサイド)と無秩序(アウトサイド)が自由自在に交錯している。だからこそ、音楽に適度な「緊張感」が生まれる。
フリージャズ的なアプローチは私も目指しているところなのだが、これはかなりバンドの息があっていないとできない。自己満足かもしれないが、こういうアプローチが「決まった」瞬間は本当にぞくぞくする。秩序だったアンサンブルが崩壊して混沌の世界に突入し、また元の秩序に戻っていく。
私のバンドであるButzmetz LingerieZでもフリーアプローチはこれからも試みていきたい。
(Butzmetz社長)
そもそもサックスという楽器はフリージャズに馴染みやすい。一見(一聴?)すると無秩序な音列を他の楽器に比べると出しやすいように思う。これまで自分なりにいろいろなアンサンブルを経験してきて、「こりゃ勝てない」と思ったのが管楽器、特にサックスによるフリーラインだ。ギターではこのようなフリーラインは非常に弾きにくい。
試しに、フリージャズを得意としているといわれるギタリストの音楽(例えばソニー・シャーロック、ジェイムズ・ブラッド・ウルマーなど)を聞いていただければわかると思うが、サックスのラインやアプローチとは全く異なる。
だが、元祖といわれるオーネットの演奏を聴くと、決して無秩序な音楽ばかりかといえばそういうわけではない。秩序(インサイド)と無秩序(アウトサイド)が自由自在に交錯している。だからこそ、音楽に適度な「緊張感」が生まれる。
フリージャズ的なアプローチは私も目指しているところなのだが、これはかなりバンドの息があっていないとできない。自己満足かもしれないが、こういうアプローチが「決まった」瞬間は本当にぞくぞくする。秩序だったアンサンブルが崩壊して混沌の世界に突入し、また元の秩序に戻っていく。
私のバンドであるButzmetz LingerieZでもフリーアプローチはこれからも試みていきたい。
(Butzmetz社長)