Butzmetz LingerieZ Blog

Butzmetz社長による徒然音楽日記。

今日は仏滅らんじぇりいず結成6周年!

2006-03-26 20:32:25 | Weblog
 さて本日3月26日は、仏滅らんじぇりいず結成の記念日なんです。とうとう創業6年となり、なかなかの長寿バンドとなってしまいました。しかし早い。5周年の記事を書いたのがついこの間なのに・・・
 とにかく、ライブ回数が創業年数を下回らないように、倍くらいになることを目指して、頑張っていきたいと思いますので、皆様引き続きどうぞよろしく。

(仏滅広報部)

国家の品格

2006-03-23 20:46:08 | Weblog
 『国家の品格』という本が売れているということで、オレにとっては低いレベルの本(ハハハ)と思いながらも、少し内容に興味があったので昨日こっそり買って読んでみました。まあ、権威ある学者だからこそ書ける独断的な本、といえばそれまでなのですが、半分ほど読んでみて無視できない点が1点、現代では「ロジカル・シンキング」といったものが重視されていますが、この本によると論理は万能でなく、そもそも論理(「こうだからこう」という連鎖)の原点(公理といわれるようなもの)は、「かくあるべし」として決めるしかないとのこと。なるほど確かにそうですね。ここには論理の入り込む余地はないわね。道徳などはこれの一つにあたるものだと書かれています。
 この話を読んで思い出したのが、ニーチェによる議論。ニーチェは、『悲劇の誕生』の中で「音楽をやるソクラテス」という例を挙げて、そんな人間は存在しないと言っています。ここで言われている「ソクラテス」というのは、論理に従ってものごとを進める人のことで、要するに音楽と論理は相容れるところがない、ということを言っているわけです。音楽における「こうだからこう」というのは、バークリーメソッドに代表されるものが幾つも存在するのでしょうが、ニーチェの当時(19世紀)にはそのようなものはなかったのでしょうし(楽理などはあったのでは?)、まあ本質的に音楽は「こうだからこう」といった理屈にはそぐわない、ということをニーチェは言いたかったのでしょう。そして、音楽については「よいものはよい!理屈なんぞない!」ということなのでしょう。
 私達は普段はサラリーマン。私も仕事においてはロジカルに、というのを常に心がけていますし、論理学というのはアリストテレスに遡る古い学問、そしてロジカルに考えることは、非常に貴重でかつある種神聖な話であると考えています。しかしこのような話を聞くと、やはりその原点、音楽やら道徳といった言わば「真理」(?)に対する追求も大切なものなのだろうと改めて考えてしまいます。
 日々是勉強。音楽活動も勉強。仏滅らんじぇりいずも是勉強。

(仏滅常務)

信者の結婚

2006-03-22 23:25:00 | Weblog
 最近、仏滅教に入信されました、まささん(女性)がご結婚されるとのこと。誠におめでとうございます。お相手も仏滅信者で集団結婚式により・・・といった具合であれば非常に嬉しいのですが、残念ながらそうではないようです。今後、是非とも仏滅信者同士を結婚させて、仲人として式に呼んでもらいたいものです。
 ところで信者の特典としまして、結婚式または披露宴で、楽器レンタル代と旅費さえご負担頂ければ、出前演奏をやってあげちゃうというものがあります(今作った)。仏滅教は皆様の幸せを祈る宗教ですので、信者の皆様には特に優しいのです。
 まささん、これ読まれてましたら呼んでくださいね!沖縄でも行きまっせ!

(仏滅広報部)

PSEマーク。

2006-03-21 01:19:53 | Weblog
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0602/18/news002.html

例えばという前提でとりあえずURLの一例を引用してみた。皆さんご存知だろうか。電気安全用品法という法律に基づく規制で、これまで効力の発生が猶予されていたのが、いよいよ来月から本格的に全面施行となるというものだ。

もう少しぶっちゃけると、「PSEマーク」というマークがついてない電気製品は売ってはならん、ということだ。

まあ普通に考えると、法の趣旨として、例えば製造物責任事故をも引き起こす可能性がある電気製品の安全性を確保していこう、というものであり、至極真っ当なようにもみえる。だが、巷で非常に問題視されているのが、この規制のおかげで「中古電子楽器」の販売が非常に困難になるということ。まあ、この規制の発効後も「中古電子楽器」の販売をやってやれないこともないのだが、規制をクリアするために製造業者でない単なる販売業者が「お上(経済産業省)」から許認可を得た上で製品の自主検査を行い、何か事故があった場合直接責任を負わなきゃならんとか、製品の原状を変更しなければならん可能性があって製造業者のブランド戦略と抵触するかもしらんとか、特に販売業者にリスクが大きいため、今後は中古電子楽器販売から撤退する業者も増えるだろうということだ。

楽器を弾く人たち向けにもっとぶっちゃけると、「もう日本国内ではオールドを買うことはできん」可能性が高いということ。

こいつも、冷静に考えればそんなに大げさなことではないかもしれない。そもそも、電子楽器の市場なんてそんなに大きな市場ではないし、大勢に影響はないのかもしれない。ただ、楽器、もっと言えば電子楽器(例えばエレキギター)の愛好家にしてみるとこれは結構深刻な問題にもなり得るのだ。

興味ない人には全然わからないだろうが、例えばエレキギターにはアメリカにGibsonやFenderといったメーカーがある。この2つの会社は、言うなればエレキギターの象徴ともいえるメーカーで、1950年代の創業時から数多くの名器を世に出してきた(残念ながら両方ともManagementは非常に貧弱で、何度も経営危機に瀕しており、幾度となく企業買収・売却の憂き目に会っているが)。私の愛器であるES-335という型番のギターはGibson社製で、1992年に製造されたものだ。これなどは全然「オールド」というカテゴリには入らないが、この2社が1950年代後半から1960年代に製造したギターは「オールド」と分類され、マニア垂涎の品なのだ。モノにもよるが、2社の製品の通常の価格よりも1ケタは跳ね上がる。ましてや、著名なアーティストがかつて使用していた、なんてプレミアムがつくと、もう青天井だ。こいつらが、もう日本国内では販売されなくなる可能性が高い。

この規制については、坂本龍一などがこぞって反対署名活動などを展開している(http://www.jspa.gr.jp/)。

なんというか、立法者の意図もよくわかるし、楽器愛好家の思いもよくわかるし、結構複雑な思いだが、「この国の大枠の『骨太』方針って規制緩和じゃねーのか?なんか、規制が減っても新たな規制が増えて、結局規制の総和は変わってないんじゃないの?息苦しいのぉー」というのが本音だったりする。


音楽夢クラブ

2006-03-17 00:00:05 | Weblog
 先程、NHKを見ていたら、久々にポンタ見ました。6年ほど前、ライブでモタって最低だった氏を見てからは、長らくご無沙汰していたのですが、独特のバチさばき、歌バンの上手さなど、健在で安心しました。
 ところで氏がバックを務めていたのは、これまた久々の薬師丸ひろ子。80年代前半の懐かしい歌を唄っていましたが、彼女の唄っていた歌は本当にいい歌が多いですね。「探偵物語」、「あなたをもっと知りたくて」などなど(「探偵物語」は、私最近凝ってまして、というのは、最近yahooで懐かしい劇場用のCMが無料公開されてて、ちょくちょく見てる)。聴いて胸が熱くなってしまいました。
 その後登場したのが学生服とセーラー服を着た忌野清志郎、細野晴臣、坂本冬実。こちらもナカナカ面白かった。
 この「音楽夢クラブ」という番組、結構な懐メロを、結構なバックバンドでやっていて、時々楽しみに見ていたのですが、来週で終わってしまうそうな。ちょっと残念。

(仏滅常務)

John Scofield at Blue Note Tokyo

2006-03-01 01:56:26 | Weblog
偶然友人に誘われ、正に10年以上ぶりくらいにブルーノート東京に行ってきた。なんか場所も変わってるし、やけに広くなってるし。最後にブルーノートに行ったのはラリー・カールトンだったか、ケニー・バレルだったか。。

それはともかく、「ジョンスコ」である。私としては、マイルス・デイビスのバンド在籍時から独立直後くらいまでの「とんがっていてタイトかつファンキー」な時代の彼から正直それほど聞き込んでいなかったのだが、今日のジョンスコは非常に良かった。

つい先ごろ、故・レイチャールズのトリビュート作品を発表しているのだが、基本的にこのCDからの選曲である。バックを固めるミュージシャンも正直無名な人ばかりだったが、レイドバックしてブルージーな雰囲気満載の素晴らしいライブだった。もちろん、彼独特のアウトサイドフレーズも垣間見ることができて満足。アンコールで、なんとテレキャスターを弾いてくれたところも正にサプライズ。

仕事がむちゃくちゃタイトな中、むりやり仕事を切り上げてかけつけたのだが、ほんと良かった。明日までやってるようなので、興味のある方は是非。

(仏滅社長)

ルビーの指環

2006-03-01 00:08:06 | Weblog
荒川静香、凱旋帰国。おめでとう!!(私は兼ねてからの大ファン)

 さて最近、寺尾聰の『ルビーの指環』がキリンビールのCMで流れてますね。この曲が流行ったのは私小5の時だったかな。子供心にもカッコよかったです。
で、このキリンビールのCMをよく見ると、ドラムで山木秀夫さんが出てるではありませんか!さらによく見ると、ベース高水健司、ギター今剛、キーボード井上鑑と、Japanese studio musician好みにはたまらんメンツが揃ってます。うーん、Studio musicianって、なんとも職人っぽくて、やはりなんともカッコいいものです。
 最後、この『ルビーの指環』のオリジナル版のバックはあのパラシュート。ドラムを叩いているのは、林立夫なんです。
 ということでちょっとしたオタク情報でした。

(仏滅常務)