Butzmetz LingerieZ Blog

Butzmetz社長による徒然音楽日記。

音楽ネタその948: Plini

2016-11-27 22:02:28 | Weblog

目覚まし代わりに設定しているNHKの朝の情報番組に、数日前のことだが俳優の堺雅人さんが出演していた。その中で知ったのだが、堺さんは某女性誌に短いコラムを連載しており、彼独自の視点でニッチな疑問について分析しているようだ。中でも面白かったのが、「どうしてアマチュアバンドにはお客さんが入るのにアマチュア劇団にはお客さんが来ないのか?」という疑問。

うーん、あんま普遍性があるようにも思えないし(笑)、逆の場合だってあると思うんだけど、彼曰く、アマチュア劇団の一番の欠点は、出演者の「生乾きの自我」をオーディエンスに見せつけようとすることが多いことらしい。へー、うまいこと言うもんだ。

要は、演劇にせよ音楽ライブにせよ、その手のエンターティメントを見に来る人たちが一般的に期待しているのは、「それっぽい」こと。例えば、なんでもいいんだけど、The Rolling Stonesのファンであれば、Stonesのカバーをライブで「それっぽく」やれば、大体ウケることが約束される、というわけだ。ライブの場で最初から最後まで一度も披露したことがないオリジナルばかりやらかすと、オーディエンスはノることもできず、却って引いてしまう。だからこそ、プロ・ミュージシャンの活動サイクルとしては、まずCDやiTunesなどで新曲を世の中に知らしめ、それからツアーを組むというのが一般的。これがどうも、アマチュア劇団の場合、とにもかくにも個性的であろうとして、却って捉えどころのないコンテンツになりがちなのだとか。

ま、全てのアマチュア劇団の堺さんの分析が当てはまるのかどうかはわからんけど、私のバンドButzmetzには該当しそうだ(爆)。だからって、誰かのカバーばかりってのもやっててつまらんしねぇ。ここら辺がプロとアマの大きな差なんだろな。「生乾き」ではなく、「相応に大衆性があって、かつ少しだけ進歩的」ってのがクールとなり得る要素なのかもね。

さて映像を一発。かのSteve Vaiが今イチオシらしいんだけど、オーストラリア出身のギタリストでPlini. まだ20代の若いギタリストだけど、既に完成しているというか、すごいテクニックにポップな楽曲。知名度はまだないと思うけど、すぐに「生乾き」から脱却しそうな予感。"Cascade"という楽曲をお送りしよう。ごいすー(https://www.youtube.com/watch?v=7m5XvO0Y2-Y&feature=youtu.be)。

 

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音楽ネタその947: The Police -part xxxxxx

2016-11-18 00:24:43 | Weblog

相変わらず忙しかったりするんだけど、最近音楽活動が停滞気味なのがいかんですな。諸々あって、Butzmetz LingerieZの年内営業はなし。とりあえず仕込みの時期ですな。年始からブイブイいくのでお楽しみに。

さて、適当にYouTube surfしていて目に留まったのがこれ、The Policeのデビュー直後のライブ映像(https://www.youtube.com/watch?v=a_ebqs8U7V4)。トリオという難しいフォーマットで個性豊かなメンバーが織りなした「スカスカなんだけどシャープな」音空間がホントにクールだった。特に加入前にはジャズをやってたStingにここまでパンクぽい音楽をやらせちゃったところがある意味慧眼ですな。みんな若くてキレッキレですな(笑)。ちょい長めだけどお楽しみあれ。

 

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音楽ネタその946: Jim Hall -part xxxxxx

2016-11-08 00:26:55 | Weblog

ちょっと前の日経ビジネスで、日本電産の創業者・会長兼社長の永守重信さんの特集が組まれていた。日本電産は各種モーターのメーカーで、例えば携帯電話のバイブに使われているモーターでは世界で6割以上のシェアを誇る。わずか12名で創業してから、今や1兆円を超えるグローバル企業に成長した「隠れたすごい会社」。M&A巧者としても知られ、ややもすると失敗例の方が多いM&Aを成長の原動力にしているところが秀逸だったりするんだけど、偏に永守さんのカリスマ性によるところが大きいように思う。

その永守さん、創業当初は「モーレツ社長」というか、「人が欲しくても会社の知名度が低くて優秀な人材が来ない。そうなると自分がやるしかない」となって、働きまくりだったそうだ。酒もタバコもやらず、80歳近い年齢であるにもかかわらず血気盛んなオジサンなのだ。

なんでこんな話を引用したかと言えば、最近の私の状況と関係があったりする。人を採りたいんだけど、なかなかうまくいかない。会社の知名度がイマイチなのと、昔のブランド時代のスキャンダルのせいで採用にマジ苦労している。かくして私の負荷が急上昇。神よ救いたまえ。まあこれもチャレンジと考えよう。

仕事はともかく、プライベートはそれなりに楽しくて、先々週末はNHと仙台に遊びに赴く。ちょっとした手配ミスがあって、泊まるのを予定していた温泉宿に泊まれなかったり、といったハプニングはあったけど、松島に行ったり牛タンを堪能したりと、それなりに面白かったね。翻って先週末は会社のイベントで土日出勤。まあそれなりに楽しかったけど、さすがに疲れた。

うむ、こういうときは静かな音楽。巨匠Jim HallとRon Carterのあまりにも有名なデュオ・アルバム"Alone Together"からベタに「枯葉」(https://www.youtube.com/watch?v=GTKpxU8aaKY)。ジャズのスタンダードといえばこれ、って感じだけど、逆にあまりに有名すぎるというか、却って怖いよね、セッションで「枯葉やりましょう」とか言われると。なんか演者を選ぶ曲というか。にしても、美しいよね。癒されるぅ。

なんか病んでるな、俺(笑)。

 

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