Butzmetz LingerieZ Blog

Butzmetz社長による徒然音楽日記。

音楽ネタその246:Miles Davis (part3)

2008-03-31 00:43:01 | Weblog
今宵は久しぶりのMiles Davis。この人については、いつも通り解説なし(笑)。結構好きなライブの一つで1985年モントリオールでのライブだ。彼が死ぬ5-6年前のライブ。

マイルス自身非常に調子が良いように思える。サックスのBob BergとギターのJohn Scofieldのソロがすごく気合が入っている。特にジョンスコのソロが圧巻だ。

曲は"One Phone Call"と題されているが、後半部分は"Star People"に収められた"Speak"という私の大好きな曲。どうやら1曲が長すぎてファイルが一つに収まらなかったようだ(笑)。ジョンスコの強力なアウトサイド・フレージングをご堪能あれ。

http://www.youtube.com/watch?v=pNoW0z7Vf4I

http://www.youtube.com/watch?v=s7Db4HpsKKw

(Butzmetz社長)

音楽ネタその245;Gonzalo Rubalcaba

2008-03-29 20:32:21 | Weblog
今宵のネタはキューバ出身の天才ピアニスト、Gonzalo Rubalcabaにいってみよう。

キューバという土地柄は政治的な複雑さもあってか、未だに自由に国際的な活動ができないという制約があるようだ。それが災いしてか、スポーツや芸術のエリアで才能のある人が開花するには亡命しかない、という事情がまだ幅を利かせているように思う。この人も確かアメリカに亡命しているはず。

とにかく驚異的なテクニック。指の動く速さはハンパじゃない。

映像はどうやら日本でのライブで、楽曲はこれまた難曲"Giant Steps". この曲は、かのジョン・コルトレーンの作曲で、B major - G major - Eb majorという長5度進行。普通じゃ考えられないコード進行であることも手伝って、「作曲者以外を寄せ付けない究極のエチュード」として知られている(笑)。逆に、これくらい指が動く人じゃないとこなせない曲であり、かつ原曲の雰囲気も伝えられないかもしらんな。

http://www.youtube.com/watch?v=s4HPqJyBMrU

(Butzmetz社長)

音楽ネタその244:Bill Evans & Jim Hall

2008-03-28 23:26:32 | Weblog
今週はマジで疲れた。仕事が若干立て込んでいるのが一因だと思うが、いろいろあってまだ最終的な目処が立たない。目処が立たないまま、新しい案件が降りかかってくる。なかなかいい感じにストレスがたまる状態だ(泣)。

前回の音楽ネタは景気付けで元気なやつにいってみたが、やっぱ静かな音楽を聴いて、高ぶる精神と身体の熱を収めよう。というわけで、ジャズ史上に燦然と輝く名盤"Undercurrent"から2曲。

お馴染みBill Evans (p)とJim Hall (g)のデュオだが、改めて久しぶりに聞いて、却って疲れたかもしんない(爆)。静かで美しい中に、素晴らしい名人芸のぶつかりあい。正に「オトナのアンサンブルの手本」とすべき演奏であり、いかにお互いがお互いの音を聞いているかがよくわかる好演だ。

残念ながら動く映像ではないが、むしろ音に集中できる。あぁ、更に疲れる(笑)。でも心地いい疲れだね。是非眼を閉じて2人の巨匠の至高の演奏をご堪能あれ。

http://www.youtube.com/watch?v=ZIHSFpLXXX4

(Butzmetz社長)

音楽ネタその243:Kaki King

2008-03-28 21:54:00 | Weblog
今宵のネタは新進気鋭の女性ギタリスト、Kaki Kingだ。

ごちゃごちゃ解説するのはヤボなので、映像を見ていただこう。マイケル・ヘッジズなどの影響も受けているらしいが、強力なスタイルを持つソロ・パフォーマーだ。

ギターという楽器は、使い方次第で非常にパーカッシブな要素を出すことができるが、彼女の演奏は正にそれだ。しかも、非常に新しい。いやぁ、世の中広いねぇ。ちなみに5月初頭にBlue Note Tokyoでライブをするようだ。

http://www.youtube.com/watch?v=shYdqbJgQdc

(Butzmetz社長)

音楽ネタその242:Wayne Shorter (part2)

2008-03-27 23:17:51 | Weblog
なんだかムチャクチャ忙しいぞ。やはり世間様でいうところの期末だからなのかもしれないが、ピークだ(悲)。やたらとLegal documentsを書きまくって、ガイジンに連絡しまくって、面倒極まりない。まあ、それはともかく、久しぶりに聞きたくなった巨匠、Wayne Shorterにいってみよう。

まあ到底私ごときが語れないような大物であることは間違いないのだが(笑)、楽曲の斬新さ、印象的なアドリブライン、どれをとってもため息ものだ。いつの日か(絶対無理だろうけど)、彼のような曲が書ければ最高だな。

彼の演奏の素晴らしい映像は、マイルスのクインテットを初めとしてたくさんあるが、自らのカルテットにいってみよう。"Joy Rider"という緊張感の高い楽曲だ。ごきげんだねー(笑)。

http://www.youtube.com/watch?v=je0qtdZNuSc

(Butzmetz社長)

音楽ネタその241:Grand Funk Railroad

2008-03-23 01:37:04 | Weblog
今宵のネタはかなりベタ(笑)。Grand Funk Railroadにいってみよう。

まあ正直いって私はそんなに影響を受けたわけでもないのだが、私よりも一世代上の先輩諸氏には非常に人気があった。当然私は豪雨の中行われた伝説の後楽園球場における初来日公演など知る由もない。なんていうか、ストレートでわかりやすいサウンドが魅力なんだろな。

映像はこれまたベタ。「俺たちゃアメリカのバンドだぜぃ」てか(笑)。ぶっちゃけクサイが(爆)、ご堪能あれ。

http://www.youtube.com/watch?v=Lo6HONeuT-M

(Butzmetz社長)

音楽ネタその240:Simply Red

2008-03-20 22:52:21 | Weblog
飛び石の休日は終日の雨で妙に寒く、あんまり外に出る気が起きなかった。正に春を迎えるに当たり、三寒四温といったところだろうか。前回の元気一杯のバンドから打って変わって、ちと落ち着いたムードのバンドにいってみよう。イギリスのバンド、Simply Redだ。確かまだ解散などはしていないはずで、既に結成20年以上経っている。

いわゆるヨーロッパのミュージシャンによるBlue Eyed Soul(青い眼の白人が奏でる黒人音楽のソウルという意味)の流れを汲むバンドで、ソウル・フレーバーに溢れる音楽が魅力。ちょうど私が大学生だった頃、正にバブル全盛期に流行りまくっていた。彼らの音楽が流れるプールバー(死語)が正にトレンディ(死語)だったわけだ(笑)。

映像は彼らの代表曲。80年代のバブル期を思い出せる方は思い出しながらご堪能あれ(笑)。

http://www.youtube.com/watch?v=lbQl14tJIWM

(Butzmetz社長)

音楽ネタその239:Van Halen (part2)

2008-03-20 13:25:46 | Weblog
しばらくジャズ系のミュージシャンが続いたので、今日は一発元気なやつ(笑)。Van Halenだ。

初めて彼らの音楽に触れたのは中学生のとき。ちょうど私が中学1年くらいの折に彼らはデビューしている。その頃といえば、レッド・ツェッペリンは長い沈黙に入っており、アメリカなどで売れていたのはイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」など、どちらかといえばレイドバックしたサウンドが主流だった。ハードロック系は今ひとつ元気がない時代でもあったのだ。そこに登場したのがこのバンド。

とにかくエディ・ヴァン・ヘイレンの斬新なテクニックには驚かされることしきりだった。でもこのバンドの魅力は、彼のギターだけでなく、バンド全体のあっけらかんとした明るさにあったように思う。ライブはさながら大運動会で(笑)、ステージの端から端まで駆けずり回ったり飛び跳ねたり、忙しいこと(笑)。欧州発のハードロック・サウンドに見られがちな陰湿でアーティスト然とした部分は欠片もない。「楽しくやろうぜ!」的なパフォーマンスが受けに受け、本国アメリカでは絶大な人気があったと思う。事実、アメリカ人の友人などに聞いてみても、彼らのことを悪く言う人はいない。

初代ヴォーカリストであるDave Lee Rothが脱退してからは正直低迷したように思うし、バンドの中心人物であるエディが過剰なアルコール・タバコの摂取から体調を崩し(舌のガンを患ったとも)、90年代後半にはかなり長い間沈黙してしまうが、今般再びデイブをヴォーカルに迎え、なんとエディの息子をメンバーに据えての復活を遂げたとも聞いた。

映像は彼らのデビュー曲。もう20年以上前のものだ。お馴染みKinksのカバーだが、オリジナルよりも遥かにカッコいいと思うね(笑)。

http://www.youtube.com/watch?v=0YRqkRmRocQ

(Butzmetz社長)

音楽ネタその238:Michael Franks

2008-03-17 00:17:28 | Weblog
今宵のネタはMichael Franksにいってみよう。うーん、どうカテゴライズすればいいのかな。多分アダルト・コンテンポラリーとかなんだろうな。

とにかくバックを固めるミュージシャンが豪華。確かファースト・アルバムはクルセイダーズの面々がバックだったと思う。ラリー・カールトンの歌の合間を縫うようなギターが素晴らしい。肝心のマイケル・フランクスは、なんだか歌もヘタウマっぽいのだが(笑)、彼の作る曲がなかなかいいのだ。

2曲ほど紹介しよう。まずは彼がボサノバの父、アントニオ・カルロス・ジョビンに捧げるべく作曲した"Antonio's Song". いかにもジョビン・フレーバーたっぷりの曲だが、とても美しい(かつスケベな^^)曲だと思う。

http://www.youtube.com/watch?v=JIhr9B1TYFE

お次は"Lady wants to know". こいつもボサノバっぽい曲だ。残念ながら音源のみ。大昔、今井美樹がカバーしていた(笑)。彼女のバージョンもなかなか良い。

http://www.youtube.com/watch?v=_jX7mG7svEo

(Butzmetz社長)