この週末もよく遊んだな。NHとまったり、が基本だが、市民プールに泳ぎに行ったりして、非常に健康的。その分、酒もよく飲んだけどね(笑)。
さて、テレビやラジオで聞くところによると、Steely DanのDonald Fagen, Boz Scaggs, そしてこの人、Michael McDonaldがグループで来日する、なんていう噂を聞いた。というわけで、最近の日記に結構ご登場いただいているAOR (Adult Oriented Rock. よくわからん省略形だけどね)の旗手の一人にフォーカスしてみようか。
この人といえば、言わずもがな、Doobie Brothers. でもDoobieは、この人の加入によって、バンドのカラーが完全に変わってしまった。どっちが良いとか悪いとかって話じゃないんだけど、それまでのサザン・ロック的な要素から、少しジャズっぽい、都会的な匂いのするバンドに仕立てたのはこの人の功績が大きいと思うね。なお、ちょっとしたトリビアだが、彼は歌も巧いしピアノも巧いのに、若い頃はギタリストに憧れていたらしい。でも、ギタリストとしてフロントに立つルックスがないので、夢を断念したそうだ。おもしろいよね。似たようなことを、かのStevie Wonderも言っていて、結構ギタリストに憧れている人って多いのだ。
私は、といえば、若い頃、結構巧いピアニストと一緒のアンサンブルに入ることができた経験があって、ピアニストが紡ぎだす豊かな和音に嫉妬すら感じたことがよくあった。ギターのコードは、同時に鳴らせる音が最大6つしかないし、やはりピアノの和声の広がりにはかなわない。ま、全然別物なんだけどね、そういう風に考えられるようになったのは年を重ねてからだ。
とまあ、めんどくさいこと書いたけど、映像を一発。彼といえばやっぱりこの曲、"What a Fool Believes"(http://www.youtube.com/watch?v=2VZ5DfCY6kY). これね、多分「神」が降りてきたんだと思うんだよね。そうじゃないと、こんな素晴らしい曲書けないぞ。
-Butzmetz社長-
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