Butzmetz LingerieZ Blog

Butzmetz社長による徒然音楽日記。

音楽ネタその317:Janis Joplin

2008-07-29 00:08:32 | Weblog
よく考えたらまだこの音楽ネタで取り上げたことがなかった人だな、この人。Queen of Rockといっていいだろう、Janis Joplinにいってみようか。

とても女性とは思えないソウルフルな歌い方。そんなに身体も大きいわけでもないのに、強力なアピール力のある人だと思う。ジミ・ヘンドリックスと同じく最後はオーバードラッグで、わずか27歳という若さで死んでしまうが、間違いなくサイケデリック・ムーブメントの中心人物だろうね。

大いに悩んで選曲は"Move Over". もちろん、ローカル・シーンやインディーズなどには結構いるけど(ex. 金子マリ)、こういう女性のロックンローラー(かつブルースがベースにある人)がもっと日本のメジャーシーンにも現れるといいよね(売れないか・・・)。

(Butzmetz社長)

音楽ネタその316(訃報):Hiram Bullock

2008-07-27 01:01:41 | Weblog
Hiram Bullockが死んだらしい。1955年生まれとのことなので、まだ53歳くらいだ。若すぎる。

この人は、なんというか、すごく運がよく巡りあわせに恵まれた人ように思う。もちろん、巧いのだが、天才的なテクニシャンというわけでもない。むしろオーソドックスなロック系のギタリストというイメージがしている。でも、競演しているミュージシャンを見ると一流どころばかりだし(ジャコ・パストリアス、ディヴィッド・サンボーン、マーカス・ミラーなどなど)、割と器用な印象があるな。

映像は1986年のライブで"Funky Broadway". 晩年は大分ぶくぶく太っていたように思うが、この頃はまだスリム(笑)。かなり普通の曲だが、素直にかっこいいね。

合掌。

(Butzmetz社長)

音楽ネタその315:Wayne Shorter & Milton Nascimento

2008-07-24 00:32:07 | Weblog
前回の音楽ネタでは、夏に合う音楽という点で、私としては結構安易な(笑)セレクションをしてしまったが、ふと思いついてしまった。そうだ、巨匠Wayne Shorterの"Native Dancer"があったではないか!というわけで、今宵のネタは何度かご登場済のコンテンポラリー・ジャズ・ジャイアンツの一人&巨匠中の巨匠(ほめすぎ?)Wayne Shorterとブラジル音楽のカリスマ、Milton Nascimentoにいってみよう。

先に上げた"Native Dancer"とはショーター名義のアルバムで、ミルトン・ナシメントを大々的にフィーチャーした作品だ。ミルトンの透き通るような声と相俟って、ショーターに新境地を開かせるきっかけとなった名盤の一つ。ゆったりと流れるような楽曲が多く、暑い夏にぴったりのサウンドだが、よくよく聞くと非常に凝ったアレンジが施されているニクイ作品。

映像はその中の一曲で"Tarde". ショーターの抑制の効いたソロ(後半はブチ切れ気味だが)が素晴らしい。

(Butzmetz社長)

音楽ネタその314:Barry Manilow

2008-07-21 23:31:01 | Weblog
「海の日」つながりで選曲しようと思ったのだが、意外に思いつかない。まかり間違っても、サザンとかTubeとかは選びたくないし(爆)、私の好きなジャズでも、意外に海をテーマにした音楽は少ないように思う(もちろん、ハービーの「処女航海」とかあるけど、以前取り上げてるので今回は見送り)。Beach Boysにいってみることや、ラテン・ミュージックにフォーカスすることも考えたが、夏をイメージしやすいという安易な理由で、Barry Manilowの"Copacabana"にいっとこう。かなりベタだが(笑)、良い曲だと思う。

ま、夏の音楽を思いつかないのは、それだけ私が夏の似合わない男なのかもしれないが(爆)。

ちなみにこのバリー・マニロウ、名門ジュリアード音楽院を卒業している音楽エリートでもある。これまでに7500万枚以上も売り上げたすさまじいポップスターだ。なぜかこの人を見ると、プロレスラー・「狂乱の貴公子」ことリック・フレアーを思い出すのだが・・・(笑)。

(Butzmetz社長)

音楽ネタその313:The Police (part xx)

2008-07-21 01:28:14 | Weblog
この音楽ネタには何度も登場いただいているThe Policeだが、今宵は彼らのヒット曲の中でも少しマイナーな1曲、"Don't stand so close to me"にいってみよう。ちなみに邦題は「高校教師」だが、歌詞を見れば多少納得。

ベース&ヴォーカルのスティングは教員資格を持っているらしいが、恐らくこの歌詞は実体験に基づくものではないだろう(あったら怖いぞ。いや、うらやましいか?)。スティングは非常に頭の良い男だと思うが、この歌詞の世界は多少異常な妄想に溢れており、私はこの曲を聞くといつも谷崎潤一郎の「飼育」を思い出す。言葉だけを見ればかなりエロティックな世界が展開されているが、あまり淫靡な印象になっていないのは、あっけらかんとした曲調のおかげだと思う。隠れた名曲。

一応歌詞も掲載しておこう。

Young teacher, the subject
Of schoolgirl fantasy
She wants him so badly
Knows what she wants to be
Inside her theres longing
This girls an open page
Book marking - shes so close now
This girl is half his age

Dont stand, dont stand so
Dont stand so close to me

Her friends are so jealous
You know how bad girls get
Sometimes its not so easy
To be the teachers pet
Temptation, frustration
So bad it makes him cry
Wet bus stop, shes waiting
His car is warm and dry

Dont stand, dont stand so
Dont stand so close to me

Loose talk in the classroom
To hurt they try and try
Strong words in the staffroom
The accusations fly
Its no use, he sees her
He starts to shake and cough
Just like the old man in
That book by nabakov

Dont stand, dont stand so
Dont stand so close to me

Dont stand, dont stand so
Dont stand so close to me

(Butzmetz社長)

音楽ネタその312:笠置シズ子

2008-07-19 18:25:13 | Weblog
所用のドライブの最中、ラジオから笠置シズ子の「東京ブギウギ」が流れていた。なんと懐かしい。私が日本人のアーティストのことを取り上げるのも珍しいが、今日は笠置シズ子にいってみよう。

以前の日記に、私が若い頃キャバレーのハウスバンドに潜り込んで営業していた頃のことを書いたことがあったが、この東京ブギウギや「買い物ブギ」 はそのバンドの定番だった(笑)。大体、キャバレーに来る客は比較的年齢層の高いオジサマが多く、キャバレーに入っているハウスバンドへのリクエストも、 結局は客の青春時代の世相を代表する楽曲が多くなる。笠置シヅ子の歌手としての全盛期は戦後間もない頃なので(笑)、客層も推して知るべし。

それはともかく、私は結構好きだった。こういうスタイルの音楽はビッグバンドスタイルにぴったりなのだ。時代を感じさせるかもしれないが、楽曲自体はとてもモダンだと思う。

映像はもちろん、「東京ブギウギ」。ゴキゲンだね(笑)。

(Butzmetz社長)

音楽ネタその311:David Sanborn

2008-07-15 23:26:46 | Weblog
今宵のネタは現代を代表する(なんていったら異論あんのかな?)アルト・サックス・プレイヤーであるDavid Sanbornにいってみようか。

私が大学生の頃流行まくっていたな。当時のサックス吹きは大抵、大なり小なり影響されていたのではなかろか。強力なフラジオが魅力だ(多少くさいところも多いが)。

この人は幼少時に小児麻痺を煩い、そのリハビリでサックスを始めたとのことだ。また80年代には特にマーカス・ミラーのプロデュースを受けており、ファンキーで洗練されたサウンドが特徴的でもあった。

ちと調べてみたが、この人も還暦を超えている。いやぁ、早いねぇ・・・(笑)。なお、楽曲は彼のソロアルバムから"Slam". かなりベタなナンバー(笑)。

(Butzmetz社長)

音楽ネタその310:John Mayer & John Scofield

2008-07-10 23:50:55 | Weblog
最近忙しい。別に今までヒマだったわけではないのだが(笑)、M&Aのプロジェクトがいよいよ本格稼動し、私の役回りのところにいろいろと降りかかってくる。それだけならまだしも、なぜかトラブル関係の仕事も重なりまくっており、ちと辟易気味だ。こういうときは、レイドバックした雰囲気の音楽にいこう。

映像はJohn Mayerと御大John Scofieldの競演で、曲はRay Charlesの"I don't need no doctor". ジョンスコが何の仕掛けもない、普通のソロを弾いているところが新鮮(笑)。このジョン・メイヤーという人は、若いのになかなか渋い歌とギターを奏でるいいミュージシャンだと思う。

(Butzmetz社長)

音楽ネタその309: Lee Ritenour (part2)

2008-07-06 23:22:52 | Weblog
今宵のネタはクロスオーバー・フュージョンを代表するギタリスト、Lee Ritenourにいってみようか。

素晴らしいテクニックで、バランス感覚も秀逸。映像は難曲"Captain Fingers". メタボを通り越した(笑)バカテク・ベーシスト、アンソニー・ジャクソンがすごい。比較的最近の演奏で、少し落ち着いた感じのCaptain Fingersだ(笑)。

(Butzmetz社長)