今宵はプログレッシブ・ロックの雄、King Crimsonについて少し書いてみよう。
その前にプログレッシブ・ロックとは何ぞや、というと、どうやらいろいろな定義があるようだが、1960年代から70年代にかけてイギリスで生まれた音楽で、ロックという形態を残してはいるものの、ジャズやクラシックなどの要素を取り入れた音楽という感じだろうか。とにかく、楽曲が長く(爆)、変拍子を多用するなど、複雑な構成の楽曲が多い。代表的なバンドといえば、Pink Floyd, Yes, Camel, U.K.といった比較的ポピュラリティを確保しているバンドもあれば、ドイツやイタリア、果てはカナダなどにも独自のプログレ・シーンがあったりする。
私のバンドであるButzmetz LingerieZは、最近のレビューなどを紐解くと「ジャズ・ロック」あるいは「プログレ」としてカテゴライズされることが多いのだが、私は正直いってプログレの影響をそんなには受けていない。もちろん、一通りは聞いているつもりなのだが、例えば大物であるPink FloydとかYesなんて全然好きではない。そんな中でも比較的好きなのが、このKing Crimsonなのだ。
ただ、このバンドは「再結成前」と「再結成後」で語られることが多く、私が好きなのはどちらかといえば「再結成後」の方だ。
もちろん、再結成前においても結構好きな曲はあるのだが(「21世紀の精神異常者」、「太陽と戦慄Part2」、「レッド」くらいだけど)、やはり再結成後の方がはるかにおもしろいアプローチをしている。再結成前が音の洪水のような楽曲であるのに対し、再結成後のそれはむしろ空間をうまく利用し、ポリリズミックなアプローチがクールだ。
中心人物はもちろんロバート・フリップというギタリストだが、必ず座って演奏し、ライブでもスポットライトを絶対に当てさせないという変わり者だ。
最近はバンドとしての目立った活動は聞こえてこない。ただバンドが正式に解散したというわけでもなさそうなので、また何かの折に復活してくれることを期待している。
(Butzmetz社長)
その前にプログレッシブ・ロックとは何ぞや、というと、どうやらいろいろな定義があるようだが、1960年代から70年代にかけてイギリスで生まれた音楽で、ロックという形態を残してはいるものの、ジャズやクラシックなどの要素を取り入れた音楽という感じだろうか。とにかく、楽曲が長く(爆)、変拍子を多用するなど、複雑な構成の楽曲が多い。代表的なバンドといえば、Pink Floyd, Yes, Camel, U.K.といった比較的ポピュラリティを確保しているバンドもあれば、ドイツやイタリア、果てはカナダなどにも独自のプログレ・シーンがあったりする。
私のバンドであるButzmetz LingerieZは、最近のレビューなどを紐解くと「ジャズ・ロック」あるいは「プログレ」としてカテゴライズされることが多いのだが、私は正直いってプログレの影響をそんなには受けていない。もちろん、一通りは聞いているつもりなのだが、例えば大物であるPink FloydとかYesなんて全然好きではない。そんな中でも比較的好きなのが、このKing Crimsonなのだ。
ただ、このバンドは「再結成前」と「再結成後」で語られることが多く、私が好きなのはどちらかといえば「再結成後」の方だ。
もちろん、再結成前においても結構好きな曲はあるのだが(「21世紀の精神異常者」、「太陽と戦慄Part2」、「レッド」くらいだけど)、やはり再結成後の方がはるかにおもしろいアプローチをしている。再結成前が音の洪水のような楽曲であるのに対し、再結成後のそれはむしろ空間をうまく利用し、ポリリズミックなアプローチがクールだ。
中心人物はもちろんロバート・フリップというギタリストだが、必ず座って演奏し、ライブでもスポットライトを絶対に当てさせないという変わり者だ。
最近はバンドとしての目立った活動は聞こえてこない。ただバンドが正式に解散したというわけでもなさそうなので、また何かの折に復活してくれることを期待している。
(Butzmetz社長)