Butzmetz LingerieZ Blog

Butzmetz社長による徒然音楽日記。

音楽ネタその541: Chuck Rainey

2010-06-29 00:35:23 | Weblog
R25というフリーペーパーの企画で、「バンドの花形は何?」というアンケートを取ってみたところ、なんとベーシストが1位を獲得したそうだ(http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/jikenbo_detail/?id=20100618-00002658-r25&vos=nr25mn0000001)。ふむ、おもしろい。

まあバンドをやっている人間から言わせてもらうと、どの楽器が一番、なんていう筋合いのものじゃなくて、全ての楽器がアンサンブルの中で意味があって存在しているわけだから、順位をつけること自体ナンセンスなのだ、なんていう無難な答えになりがちなのだが、それでもこの結果はおもしろいよね。どちらかといえば「縁の下の力持ち」的な役回りを担う楽器に支持が集まるってのは、一つには世情を表しているのかな、なんて推測してみる。

一つ、ベーシストということで、Chuck Raineyをご紹介しよう。何もこの人こそがナンバーワンだとか、そういうつもりもないし、彼以外にも素晴らしいベーシストは古今東西いくらでもいるのだが、いわゆるソウル・ミュージックやR&B、その他数多くの歌伴で名演を残している一人。映像はMarlena Showという歌姫の名盤中の名盤、"Who is this Bitch anyway"から"Street Waklin' Woman"(http://www.youtube.com/watch?v=cbP_MIg7igU). うーん、こういう演奏を聞くと、いいベーシストと演奏する気持ちよさを再認識できますな。

-Butzmetz社長(http://www.butzmetz.com/)-

【とりあえず】ライブ終了!【まだまだありまっせ!】

2010-06-28 01:18:13 | Weblog
とりあえず、私のメインアンサンブルであるButzmetz LingerieZですが、 吉祥寺シルバーエレファントでの約8カ月ぶりのライブが終了しました。見に来て下さった皆さん、ありがとうございました!

出来は、まああんなもんでしょう(笑)。お客さんの一人であるButzmetz元ドラマーE.D.氏からは「なんかおとなしくなったのでは?」というご指摘も受けましたが、いわば過渡期なのかもしれませんな。結成10周年、何か企画をしなければ。新しい展開が求められる段階に入っているのかも。ま、なんだかんだで良く続いているバンドではありますが(笑)。

さて、これだけではありません!来週も引続きライブです!

# 三点倒立企画「アンチ!オヤジバンド」@ 新大久保水族館
(http://naks.biz/suizokukan/)
7月3日(土)open13:00 start13:30
charge: 1000円+1ドリンク

mixiで20年ぶりくらいにお互い消息がつかめた大学時代の仲間からお誘いを受けました。アコースティック・ギター・ユニットMIKA & UHDAで出演します!私も1曲歌うかも?乞うご期待!!

-Butzmetz社長(http://www.butzmetz.com/)-

[REMINDER!!] Butzmetz LingerieZ Live!!

2010-06-26 16:44:38 | Weblog
~PROGRESSIVE LIVE 2010~@吉祥寺シルバーエレファント
http://silver-elephant.com/progre.html
6月27日(日) 開場18:30 開演19:00

出演
Butzmetz LingerieZ(トップバッターです!http://www.butzmetz.com/
gt.米山興 / b.塩入信之 / dr.石田和也
babysnakes(http://sound.jp/babysnakes/
vo .g . etc 西郡“AG”英司(ex Unknownバンド) / vo .g .藤井ダイシケ
vo .b 牧野こうき / key .小松けんたろう
Tenor sax .小野聡 / dr .土屋瑛一(East Wind Pot)
Analog Kidz(http://www.analogkidz.com/
b.廣谷"Myung"尚久 / dr.中村 計春 / key.Mr.K / g.由多加

約8カ月ぶり、私たちのホームグラウンド、吉祥寺シルエレに再登場!Analog Kidzさんとは約1年半ぶりくらいの競演でしょうか。今回はゲストなし、3人によるストロング・スタイルでお贈りします!乞うご期待!

-Butzmetz社長(http://www.butzmetz.com/)-

音楽ネタその540: Pat Metheny -part xxxx

2010-06-21 00:25:29 | Weblog
今日はButzmetzのリハ。スタジオが取れなくて昼間の時間になったのだが、案の定、いつもの時間じゃなかったこともあってか、ドラムのIさんが大遅刻(笑)。ま、とりあえず最終の確認はできたので、来週のライブは何とかなりそうだ。そう、この日記を読んでるそこのあなた!来週の日曜日、6月27日吉祥寺シルバーエレファントでButzmetz LingerieZのライブがありまっせ!詳しくは私の一つ前の日記まで!

さて、それはともかく、最近Pat Methenyの最新プロジェクトである"Orchestrion"が話題を呼んでいるようだ。ちょろっとしか聞いていないのだが、何でも100年以上前に現存したオーケストラの自動演奏装置であるOrchestrionという「楽器」とパットとの競演という触れ込みだ。なんだかどえらいことをやってのける人じゃのぉ、と思ったが、同時に、かつてフランク・ザッパが、当時の最先端のシンセサイザーであったフェアライトを使って音楽を作り上げたことを思い出した。

その頃のザッパは、確かバンドという演奏形態に限界を感じており(=どんなにカンペキに譜面を用意して、それをカンペキに演奏するプレイヤーがいたとしても、そこには個々のプレイヤーの「解釈」が入り、その「解釈」が必ずしも作曲者の意図するところと合致しないことが多々あるから)、「完全に自分の思い通りの音空間を作る」ためにフェアライトを使用した、なんていうインタビュー記事を読んだ記憶がある。フェアライトは当時数千万円した代物。ちなみに、フェアライトと同じことが、今ではパソコンと数万円のシンセの組合せでできる。なお、ザッパはほどなくバンドというアンサンブルに戻ってくる。

パットの発想もザッパと同じなのかな?どうも違うように感じる。たまたま彼の好奇心がここにあったというだけで、この人はバンドというフォーマットに「見切り」をつけたわけではないように思うんだけど、どうなんだろね?

ちなみにパット・メセニーだが、私は若い頃かなり聞き込み、随分とフレーズもコピーしたのだが(全然身についてないけど^^)、今では距離を置いている。あまりに個性的すぎて、コピーなんぞすれば「あ、パットね」と言われがちだからだ。それに、名盤"Still Life (talking)"以降、少しマンネリ感を感じているのも事実。ま、私がどんなにほざいたところで、この人が偉大なミュージシャンであることに変わりはないんだけどね。

映像をば。Orchestrionの一端を紹介する映像と彼のインタビューから(http://www.youtube.com/watch?v=9VymAn8QJNQ)。まあ、こんなことを思いついて実際に実現してしまうのはすごいね。

-Butzmetz社長(http://www.butzmetz.com/)-

ライブのお知らせ!

2010-06-19 23:37:25 | Weblog
1. ~PROGRESSIVE LIVE 2010~@吉祥寺シルバーエレファント
http://silver-elephant.com/progre.html
6月27日(日) 開場18:30 開演19:00

出演
Butzmetz LingerieZ(トップバッターです!http://www.butzmetz.com/
gt.米山興 / b.塩入信之 / dr.石田和也
babysnakes(http://sound.jp/babysnakes/
vo .g . etc 西郡“AG”英司(ex Unknownバンド) / vo .g .藤井ダイシケ
vo .b 牧野こうき / key .小松けんたろう
Tenor sax .小野聡 / dr .土屋瑛一(East Wind Pot)
Analog Kidz(http://www.analogkidz.com/
b.廣谷"Myung"尚久 / dr.中村 計春 / key.Mr.K / g.由多加

約8カ月ぶり、私たちのホームグラウンド、吉祥寺シルエレに再登場!Analog Kidzさんとは約1年半ぶりくらいの競演でしょうか。今回はゲストなし、3人によるストロング・スタイルでお贈りします!乞うご期待!

2. 三点倒立企画「アンチ!オヤジバンド」@ 新大久保水族館
(http://naks.biz/suizokukan/)
7月3日(土)open13:00 start13:30

mixiで20年ぶりくらいにお互い消息がつかめた大学時代の仲間からお誘いを受けました。アコースティック・ギター・ユニットMIKA & UHDAで出演します!詳細後日!

-Butzmetz社長(http://www.butzmetz.com/)-

音楽ネタその539: Chaka Khan -part xx

2010-06-19 23:20:16 | Weblog
最近何かと忙しい。平日はやたら仕事が詰まっているし、来週辺りからセミナーの講師として全国に出張の旅が始まる。うーむ、いかんぞ。ま、仕事はともかくとして。

今日はMIKA & UHDAのリハーサル。別の日記で宣伝予定だが、7月頭に急遽ブッキングされたライブの準備なのだ。まあ、このユニットは私が関わっているアンサンブルの中では一番気楽なので(笑)、こんな感じで急に話を振られても何とかなる。これが、メインのアンサンブルであるButzmetz LingerieZとか、最近活動が活発な狸坂バンドになるとそうはいかない。Butzmetzはピークに持っていくのに時間がかかるし、狸坂はメンバーが多忙なので、そう都合が合わないのだよ。

さて、いつものようにリハを終えてから打合せと称して軽く飲む。ちょうどW杯の日本・オランダ戦が始まる時間にかかるように飲みが始まったのだが、その前に、今度のライブはともかくとして、今後どんな感じの曲をやろうかと話していて、Chaka Khanの話題になった。

確かインディアンの血をひいている、なんて話を聞いたことがある。それが関係しているのかどうかわからんけど、とにかくワイルド。声域が異常に広くて、情感たっぷりの低音ヴォイスから、とんでもない高い声まで自由自在。R&B、ソウル、ジャズ、なんでもござれの驚異的なテクニック。惜しむらくは「見た目」(爆)。女性としてあまりに迫力がありすぎる。

一曲映像をば。Rufasというファンクバンドから脱退してソロになってからのデビュー曲、"I'm every woman"(http://www.youtube.com/watch?v=HOAMl2f8uRs). まだこの頃はやせているが(笑)、ど迫力でかっこいいね。彼女の伴奏させてもらえるんならギャラいらない。こちらからカネ払ってもいいぞ。

-Butzmetz社長(http://www.butzmetz.com/)-

音楽ネタその538: Antonio Carlos Jobim -part xxx

2010-06-16 01:16:16 | Weblog
どうも世間はワールドカップで盛り上がっている。今日の職場で同僚と昼食をしに外出した折もその話題が大半を占めた。だが、「日本が勝ってよかった!!」という熱狂よりも、「あれ?勝っちゃったよ?どういうこと?でも嬉しいよね!?」的な、意外な声に満ち溢れていた、てな感じかな。

残念ながら、私はそんなにサッカーに興味がない。でもさすがに、昨晩はあくまで前半くらいまでだがテレビを見て、日本が点を取るところを確認し、力尽きて寝た(爆)。ま、それはともかく。

今年のW杯はどの国が栄冠を勝ち取るのだろうか。下馬評ではなんだかんだでブラジルとのことだ。というわけで、今宵の音楽ネタは無理やりブラジルに引っ掛けて、ボサノバの父、Antonio Carlos Jobim.

あまりにベタだが、彼の代表作の一つである"Wave"にいってみようか(http://www.youtube.com/watch?v=hOz1egOqzp4)。とても美しい曲だと思う。なんとハービー・ハンコックとロン・カーターの姿が見える。彼らはちょい控え目で、あくまでジョビンにスポットライトが当たってる感じだけれども(笑)。

-Butzmetz社長(http://www.butzmetz.com/)-

Butzmetz LingerieZ Live!!

2010-06-13 19:32:03 | Weblog
~PROGRESSIVE LIVE 2010~@吉祥寺シルバーエレファント
http://silver-elephant.com/progre.html
6月27日(日) 開場18:30 開演19:00

出演
Butzmetz LingerieZ(トップバッターです!http://www.butzmetz.com/
gt.米山興 / b.塩入信之 / dr.石田和也
babysnakes(http://sound.jp/babysnakes/
vo .g . etc 西郡“AG”英司(ex Unknownバンド) / vo .g .藤井ダイシケ
vo .b 牧野こうき / key .小松けんたろう
Tenor sax .小野聡 / dr .土屋瑛一(East Wind Pot)
Analog Kidz(http://www.analogkidz.com/
b.廣谷"Myung"尚久 / dr.中村 計春 / key.Mr.K / g.由多加

約8カ月ぶり、私たちのホームグラウンド、吉祥寺シルエレに再登場!Analog Kidzさんとは約1年半ぶりくらいの競演でしょうか。今回はゲストなし、3人によるストロング・スタイルでお贈りします!乞うご期待!


音楽ネタその537:Wes Montgomery & Jimmy Smith

2010-06-13 01:45:13 | Weblog
ここ数日、なんだかんだで忙しい。仕事も何かと立て込んでいるのだが、プライベートも割と忙しい。それも、割と数日連続で午前様になるような有様だ。まあ、仕事で午前様というわけではなく、あくまでプライベートの方なのでまだいいのだが、なんか睡眠時間=命を削っているような感じがしなくもない。ま、楽しいからいいんだけどね(笑)。

さて、私のプライベートの時間のうちとても大切な要素を占める音楽において新しい動きがあった。mixiのバンドメンバー募集コミュニティで、「ん?これは?」とひらめいてコンタクトしてみたオルガンのShuさんと、古くからの知り合いで、いつかバンドをやってみたいと思っていたドラムのKUMAさんとセッションと相成った。結論:バンド結成決定(笑)。以前から、機会があればやってみたいと思っていたフォーマットの一つだ。無論、今後どのような形で展開していくのかは、詰めなければならないことが多いけれども、今から楽しみだったりする。

そもそもエレキギターとオルガンの相性は悪くなく、それほどメインストリームのアンサンブルではないものの、昔から名演が多い。というわけで、元祖オルガントリオ、Wes MontgomeryとJimmy Smithという巨匠の競演。残念ながら動く2人ではないけれども、"Road Song"というラテンフレーバーの感じられる楽曲(http://www.youtube.com/watch?v=iqhN6rvfJt4&feature=related)。

おっさんはこれからもかぶせていくでぇ!

-Butzmetz社長(http://www.butzmetz.com/)-

音楽ネタその536: Queen -part xxx

2010-06-06 23:32:40 | Weblog
とりあえず6月5日の狸坂バンドライブ@青いひみつきち・元麻布が終了しました。見に来て下さった皆様、ありがとうございました!

といいたいところでしたが、天気も悪くなかったのにバンドの方がお客さんの数より多いという悲惨な事態(泣)。ある意味バンドというフォーマットがたどる宿命でもあって、イベントを立ち上げてお客さんを呼び続けるというのは非常に難しいのだよ。単にライブ=お披露目を続けるだけではなく、その度に新しい側面を見せなければ、客にはすぐに「飽きられる」。恐らくそれがバンドの煮詰まりにもつながるし、挙句の果てには解散なんていう事態にも。そんな中にあって、わざわざ1部&2部の構成でずっと聞いてくれたお客様には感謝感謝。ま、このバンドはグダグダながらも、人間関係は良好だし、なんだかんだいって私が関係しているバンドの中でも一番精力的にライブをやっているのだが(笑)。

さて、そのライブの終了後、諸々あって話題になったのが次の展開。その中で取り上げられたのがQueen. こいつをラテンバージョンで何とかならんか、なんていう話に少しなった。

いや、難しいんじゃないの??かなりスタイルが完成されているバンドだしねぇ。とは言いながら、こいつをいじくるとなるとおもしろいかも、なんて考えている自分がいる。

映像はQueenの代表曲であまりにも有名な"Bohemian Rhapsody"(http://www.youtube.com/watch?v=2VXc2eZtPN0). フレディ・マーキュリーに音楽の神様が舞い降りていた頃の楽曲ではなかろうか。彼がまだ存命中の頃も完全にはライブで再現できなかったほどの「めんどくさい」曲。ま、こいつを料理することにはならないかもしれないけど、挑戦しがいあるよね。

-Butzmetz社長(http://www.butzmetz.com/)-