Butzmetz LingerieZ Blog

Butzmetz社長による徒然音楽日記。

音楽ネタその1009: The Rolling Stones - part xxxxx

2022-12-20 15:00:31 | Weblog
またも久しぶりの日記。今日は再び、個人的に購読している日経編集委員のお一人である中村直人さんのメルマガに触発されたトピック。ちなみにこの方、マーケティングという観点から様々な示唆に富む記事を配信しておられるので、ご興味ある方は是非。
 
今回のトピックは、なんとジャニーズ事務所で、カリスマ的創業者であったジャニー喜多川氏亡き後に社長を継いだ滝沢秀明さんの社長辞任と、(こちらはよく知らんのだけど)King & Princeなるグループのホープ数名の事務所脱退について。まあ、正直ジャニーズタレント自体に私は何の興味もないのだが、ここから連想されるトピックは「若手の見切りの早さ」。要は、会社などに就職しても、自身の活躍の場が見出せないとか、意見を採用してもらえないとか、あるいは日本にとどまらず海外に活動の場を広げられる可能性がないとわかった瞬間に辞めていく。
 
ある程度の「下積み」とか「どぶ板仕事」を経て地位と権力を得るという行動様式があてはまるのは、恐らく、私の世代くらいまでがギリギリで、若い人たちは人生設計も正に「タイパ」。旧態依然として意思決定のスピードが遅い組織は若い人たちから見限られ、新陳代謝が進まないという悪循環に陥る。多くの日本企業が悩む問題ではなかろうか、というのが中村さんの示唆するところ。
 
うん、結構うなずけるところはあるんだけどね、だからといって、自身の属する組織が若手をビシバシ大抜擢し、多少の失敗には目をつぶり、広範な裁量を持たせる、みたいな懐の深さを持てるのか、といえばかなり疑問だし、あるいはそのような方向に進むように促すのはとても難しいように思う。それに、そもそもが少子高齢化で、若い人の数が少ないわけだから、正に奪い合いの様相だ。先に述べた、新陳代謝がないゾンビ企業・組織には早々とご退場・消え去っていただくのが一つの解のようにも思うが、これがまたなかなかどうして、「消え去る」にも時間がかかる(笑)。
 
答えのない問いかけの一つではあるけど、せめて自分は、自身の可能性に賭けている若人の邪魔をせず、彼らがヒントやアドバイスを求めてきたら寄り添うようにしてあげたいもんだ。
 
というわけで無理やりの音楽ネタ。The Rolling Stonesの"Time is on my side.(https://www.youtube.com/watch?v=sEj8lUx0gwY)"
 
Happy holidays to you all.

-Butzmetz社長-

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