昨日の夜のButzmetz LingerieZ Live@高円寺ペンギンハウスでのこと。ライブやってて何が大変って、集客なんだよね。一昔前だと「お店についている固定客」てのがある程度期待できたんだけど、これが成立するのは恐らく地方のライブハウス。東京じゃかなり期待薄。まあもちろん、一定のファンをつかんでいるアーティストも相応にいるんだろうけど、だったとしても、そのファンが毎回ライブに足を運んでくれるとは限らない。かくして、ある意味姑息っちゃ姑息なんだけど、対バンのお客さんをなんとかしてつかむのが手っ取り早いのだ。てか、ちゃんと自分で売り込みかけろや、ってことなんだろけどさ(笑)。
翻って昨夜の高円寺。Butzmetzは最後の出演だったんだけど、対バン3つが元々お友達だったのか、メンバーのお友達だけじゃなく奥さんを含む家族の人たちがたくさん来ていて盛り上がりまくっていた。ウチらが始まる頃には打ち上げにでも行っちゃうかな、なんて少し思っていたんだけど、どうしてどうしてほぼ全員が残ってウチらのパフォーマンスを見てくれて、これまた「むちゃくちゃ盛り上がりまくり」。「うぉー!」「いぇーい!!」「かっけー!!」うーん気持ちよかったぞ(笑)。やっぱバンドっていい。
ライブが終わって片づけをしている最中、対バンの人たちと話す機会があって、「いやぁージェフ・ベックみたいでしたねー!かっこよかったっす!!」なんて、お褒めの言葉も。なんとおこがましい。お世辞だったにしても素直に嬉しいね、孤高の天才に例えていただけて。
というわけで今宵の音楽ネタは、つい先ごろの6月24日に73歳の誕生日を迎えたJeff Beck. 言わずもがな、表情豊かなフレージングにスリリングな展開、何から何まで最高。とても73歳には見えないチョイ悪オヤジな感じもクールだね。映像は名盤"Wired"の1曲目"Led Boots"(https://www.youtube.com/watch?v=e6T6AQ5yXqc). 最近一緒に活動している天才ギャル(笑)・ベーシストのTal Wilkenfeld, 超絶テクニシャン・ドラマーのVinnie Colauitaの姿も見える。ゴキゲン。
-Butzmetz社長-