Butzmetz LingerieZ Blog

Butzmetz社長による徒然音楽日記。

音楽ネタその476: Joe Pass -part xxxx

2009-08-31 23:29:12 | Weblog
今日の東京は台風の影響からか、ほぼ終日の雨。かなり肌寒く、半そでのポロシャツで外に出ると、思わず秋を感じたほどだった。そりゃそうだ、明日から9月だしねぇ。もっとも、この9月は残暑が厳しいという予報も出ているし、どうなることやら。

こういう日はいまいちテンションも上がらないし、ましてやBlue Mondayでもあるので(笑)、少しレイドバックした音楽を聴こう。何度かこの音楽ネタで取り上げている、ソロ・ジャズ・ギターの巨匠、Joe Pass.

今改めて聴くと、オーソドックスなビ・バップ・フレーズのオンパレードで、「手クセの連発」という感もあるのだが、やはり流れるようなラインとコードワークは絶品の名人芸ですな。映像は、スタンダード中のスタンダード、"Misty". クッサイけど(笑)、しびれるねぇ。

-Butzmetz社長-

【続報】ライブのお知らせ!!

2009-08-29 20:19:46 | Weblog
1. 10月3日(土)~青いひみつきち


http://www.aoihimitsukichi.com/


「狸坂バンド」 2部制 19:00 & 21:00 start
小堀裕一(Vo., 「青いひみつきち」オーナー), 水野 茂(perc), 米山 興(gt, harp), 西村和信(b), ?(key), 中牟田香織(ds)

2. 10月10日(土)~横浜ジャズ・プロムナード

http://www.jazzpro.jp/

昨年はButzmetz LingerieZでの出演でしたが、今年は残念ながら選考漏れ・・・どうやら横浜開港150周年でノミネートするバンドが多かったみたいですね。代わりにといっては何ですが、今年は「狸坂バンド」にてノミネート!両方のライブとも詳細は後日!!

音楽ネタその475: Zawinul Syndicate

2009-08-26 00:33:15 | Weblog
私の夏休みは先週で終わったのだが、やっぱなかなか調子が出ない。しばらくは暖気運転しながらだな。

さて、いきなりだが(笑)、YouTube surfして見つけた懐かしいユニット、Zawinul Syndicateにいってみよう。ウェザー・リポート解散後にジョー・ザヴィヌルが結成したユニットで、ウェザー・リポートよりも民族音楽の要素が強いし、ウェザー・リポートほどの強力なバンド感はないけれども、実験的でおもしろいユニットだった。

ここでの映像の出色は、なんといってもギターのScott Henderson. この人、80年代後半から90年代にかけて、私の周りでとても人気があった人だ。当時いろんな大学の学園祭に行って、ジャズ研に大抵このタイプのギタリストが一人はいたように思う。モード系のフレーズをサスティンの利いた音で聴かせるスタイルとでも言おうか。この人は、一時期チック・コリアのエレクトリック・バンドにも在籍しており、エレクトリック・バンドのコピーがどれだけ多かったことか。

ま、御託はこれくらいにして(笑)、セロニアス・モンクの"Monk's Mood". やっぱヘンダーソンのギターとザヴィヌルのシンセが異色ですな。

-Butzmetz社長-

音楽ネタその474: Allan Holdsworth -partxxxx

2009-08-21 22:39:01 | Weblog
夏休みも早終盤にさしかかった。やっぱ、たった1週間しかないとできることも限られるな。今日はちょろっとドライブに楽器いじり、ざくっと作曲、その他風呂場やトイレの掃除(笑)などに追われた。

さて今宵も適当なYouTube surf. 鬼神Allan Holdsworthが、Synthaxeという楽器を弾きこなしている映像を発見したので紹介しよう。アラン・ホールズワースについては言わずもがな、正にone & onlyを地で行く孤高のアーティストなのだが、このSynthaxeという楽器も異彩を放つ。確か80年代に製作されたギター型のMIDIコントローラで、出始めた矢先には結構話題になったものの、結局使いこなしたのはこの人だけだったように思う。

そのうち、作ったメーカーも倒産し、そもそもギター・シンセサイザーの性能が上がってきたこともあって、「まあギターのような形はしているけど、明らかにギターとは違う」このような楽器の需要がなくなったのかもね。

映像は"Looking Grass"というナンバー。やっぱギター・シンセって、結局普通に予想される伝統的なギターの音がしないし、音だけ聞いてるとあんま目立たないんだよね(笑)。そこが悲しい楽器でもある。どうしてもギター・シンセ=パット・メセニーの「あの音」、てな感じかな。

-Butzmetz社長-

音楽ネタその473: Quincy Jones-part2

2009-08-19 21:39:02 | Weblog
今日はドライブ三昧の一日だった。

まずは修理に出していたオベーションのエレガットを亀有方面まで車で取りに行き(ちなみになかなか腕のいいクラフトマンがいるお店なのだ)、それから勢いで、「今日は天気がいいぞ。よし、このままドライブだ!」と思いつき、それから愛車ロードスターの上を当然開けて(笑)、三浦半島の先の三崎まで行って来た。そこで遅めの昼飯として寿司を頬張る。大トロを初めとして、むちゃくちゃ旨かったぞ。

さて、それだけでは物足りず、東京方面に戻ると見せかけて、勢いでアクアラインを攻める。そこで「海ほたる」に初めて立ち寄り、びわの果汁入りソフトクリームをおやつに食う(爆)。何度かアクアラインは通ったことがあるのだが、海ほたるはいつも満車で、今日はラッキーだったのかも。しっかし、海のど真ん中によくこんなもん作ったねぃ。

更に更に、木更津まで攻めて、そこから館山方面、最終的に白浜まで(結構何もない田舎だったけどね)。途中休憩を除いたとしても、優に7時間くらい車に乗りっ放し。200kmくらいは走ったんじゃなかろか。

さて、ドライブに付き物なのが音楽。いつも車に何枚かCDを積んでいるのだが、今日のセレクションは以下の通り:

・Dr. John/Ico
・Quincy Jones/Sounds..and Stuff like that!
・Miles Davis/Star People
・Brian Setzer Orchestra/Greatest Hits
・Blues Brothers/Sound Track

いやぁ、古いのばっかだね(笑)。というわけで、この中から一発映像を(相変わらず前振りが長い・・・)。Quincyの"Stuff Like That!". 彼の75歳の誕生パーティ・ライブから。チャカ・カーン、パティ・オースチン、ハービー・ハンコックなどの姿が見える。まあ、誕生日ということでギャラは「お愛想」程度かもしらんけど、これだけのトップ・アーティストを呼ぶとなると、ヘタなオーケストラよりも費用がかかるんじゃなかろか?

-Butzmetz社長-

【速報】ライブのお知らせ!

2009-08-18 23:16:18 | Weblog
10月3日(土)~青いひみつきち

http://www.aoihimitsukichi.com/

「狸坂バンド」 2部制 19:00 & 21:00 start
小堀裕一(Vo., 「青いひみつきち」オーナー), 水野 茂(perc), 米山 興(gt, harp), 西村和信(b), ?(key), 中牟田香織(ds)

いつものButzmetz LingerieZとは違い、いかしたレストランで繰り広げられるドタバタバンド!詳細後日!!

-Butzmetz社長-

音楽ネタその472: Howlin' Wolf

2009-08-18 23:01:42 | Weblog
夏休み中だが、割とじっとしている。昨日は思いつきで水戸の方までドライブしてみたが、今日は大人しく家にこもり、バンド用の作曲や、コピー曲の譜面起こしなどに費やした。ま、これはこれでよかろう。

さて今宵の音楽ネタも偶然のYouTube surfによるもの。デルタ・ブルースの巨匠、Howlin' Wolfにいってみようか。

エリック・クラプトンやジェフ・ベック、あるいはストーンズなど、特にイギリスのミュージシャンに多大な影響を与えたブルースマン。実に多くの曲がイギリスのロッカー達にカバーされている。強烈なダミ声が存在感のあるミュージシャンだ。トリビアだが、デビューは遅咲きで、なんと40歳を超えてからのメジャーデビュー。

映像を一発。"How many more years"というブルース・ナンバー。もう最高。

-Butzmetz社長-

音楽ネタその471:W. Shorter, J. Hall & M. Petrucciani

2009-08-17 01:21:39 | Weblog
月曜日から1週間、遅ればせの夏休みを取るのだが、特に決まった予定もない。あくまでうすぼんやりであるが、東北か北陸方面にでもドライブにいってみよかいな、と思っているくらい。さて、どうやって過ごすかな?

ま、それはともかく、適当なYouTube surfで、巨匠中の巨匠達の共演を発見。ベースやドラムがいない環境でこのスウィング感。もう皆さん、素晴らしすぎて「参りました、師匠!」てな感じなのだが、なかでも出色がJim Hall. コンピングに回ったときのスウィング感溢れるコード・カッティングと浮遊感あるヴォイシング。それ以上にソロが素晴らしく、決して弾きまくりではないのに、いかにもジム・ホールならではの4度積みの不思議なフレージング。脱帽。とても80歳近いオジイチャンとは思えんぞ。

なお、ピアノのミシェル・ペトルチアーニは既に故人となって10年も経つ。てことは、これ、10年以上前のライブなんだよな。

-Butzmetz社長-

音楽ネタその470(訃報): Les Paul

2009-08-15 13:09:13 | Weblog
昨日は私の音楽好きな友達の間でもこの話題で持ちきりだった。ミュージシャンやギタリストとしてよりは、むしろ自らの名前がそのままブランドになってしまったエレクトリック・ギターの名器、Gibson Les Paulの開発者であるLes Paul氏が死んだそうだ。

享年94歳とのことなので、まあ天寿を全うしたといえるのではなかろうか。ギタリストとしては、カントリー&ウェスタンの伝統を引き継ぐジャズ・ギタリストといった感じかな。でも、彼が開発したレス・ポールというギターは、むしろハード・ロック・ギタリストに愛用され、その評価を高めていった。

私はこれまでレス・ポールというギターにあんま縁がないんだよね。どうも私には音がトレブリーという印象があって敬遠しているのだが、やっぱハード・ロック・サウンドには欠かせないギターだね。こいつをマーシャルに突っ込んでヴォリュームをぐいっと上げて、キュイーン!とチョーキング、てのが定番ですな(笑)。

まずはご本人の映像をば。動くレス・ポールではないが、彼の元奥方、Mary Fordとのデュオによるヒット曲、"How High The Moon". 軽快なカントリー・タッチのギターが秀逸。

もう一つは、レス・ポールの使い手として私の中で真っ先に思いつく人、Jimmy Pageにいってみようか。1972年のLed Zeppelinのライブから、"Immigrant Song".

R.I.P, Les Paul.

エレキギター開発者、レス・ポール氏が94歳で死去

-Butzmetz社長-

音楽ネタその469: Wayne Krantz

2009-08-13 00:27:15 | Weblog
今宵の音楽ネタは、ほんと偶然の産物というか、適当にYouTube surfして見つけたもの。Wayne Krantzというジャズ・ギタリスト。偶然見つけたくらいなので、全然知らない(笑)。

というか、この人すごい。どうすごいのか?まあ、とにかく聴いてみて欲しい。なんか初めてSteve Colemanの音楽を聴いたときのような衝撃だ。こんなアプローチするギタリスト、あんま見たことないぞ。このポリリズミックな感じ、すごく新しい。

世の中広いよね。ほんと、one & onlyじゃないとつまらんわな、音楽は。

-Butzmetz社長-