コロナによるロックダウンにも負けず、イタリアから到着したCHESINI Cento。
日本にフレームが到着してから、Cspeedの小山さんが徹夜作業をしてくれたおかげで7月下旬に納車いただいてから既に300㎞程走りました。
Columbus Centoで組まれたスチールフレームは、長い距離を楽に走れて、反応のいい自転車をお願いします、という希望を聞いてCHESINIさんが設計してくれました。
車と同じAlfa-Romeoの赤と艶消しの銀で塗ってもらいましたが、すごくきれいです。
2012年のサイクルモードに展示されていたのを写真で見て、奇麗だなぁ、と思っていた車体に本当に偶然にCspeedで出会い、それから3年を経過して我が家に来た青いCHESINI X-Uno。
なんとも言葉にできない色気のある乗り心地、ほかの自転車はあれこれいじり倒してパーツの変更をしてしまう私ですが、この自転車だけは全くのオリジナルのままです。
基本的にオーダーで自転車をつくるCHESINIですが、この青い自転車は、私のためにオーダーされていたかのようにピッタリです。
オーダーで作ってもらった赤いCENTOとサイズもほとんど同じ。
同じようなスチールフレームのPanasonicもありますが、(サイズもまたほとんど同じです)3台とも全然違う乗り心地です。
青いCHESINI X-Unoは、しなやかながら踏んだり、回したりすると、嬉しそうに加速します。
見た目は床の間自転車的なメッキキラキラですが、とっても乗りやすくて速い。
赤いCENTOは、全体的にチューブが太いです。 ダウンチューブなんか45mm径で、カーボン車のようです。
トップチューブも30mm径で青いX-unoよりも3mmほど太い。
相当硬いのかと思いましたが、乗ってみるとそうでもありません。
もちろん乗り比べると青よりもかなり硬いです。 カーボン車のCannondale Super-six EVO HMよりも硬いかもしれません。
でもガチガチではなくて、しなやかです。 路面の悪い道路走ってもガタガタしません。 路面の凸凹をトレースしながら全体で衝撃をいなしているような感じ。 ハンドルを取られるようなこともありません。
納車してもらった時には、35mmハイトのカーボンホイール履いていましたが、昨日からレーシングゼロに変えてみました。
ペダルに対する反応がもっと上がって、気持ちよさも上がりました。
ホイールが軽くなったのが主な理由だと思いますが、レーゼロの硬さは全然感じません。
むしろ若干柔らかいホイール履いているような感触。 フレームの方が硬いんでしょうね。
当分この組み合わせで走ってみようと思います。
レーゼロでこんな感じだとゾンダ履いたら、柔らかすぎるかもしれないと思うほどです。
Panasonicにレーゼロ履くと、硬いホイールだなと、感じます。 ゾンダだとちょうどいい感じ。
一日中乗っていられそうな快適さがあります。
青いX-Unoにゾンダ履くと、少し柔らかい感じ。 普段履いているGPIEMMEのアルミハイハイトホイールがちょうどいい感じ。
レーゼロ履くとちょっと硬くて重心が上がったような気がします。
車もそうですが、ホイールやタイヤ変えると全然違うものになるから楽しいですね。
そのうち55mmハイトのカーボンホイールも履かせてみましょう。
ちょっと重量はありますがスピード乗せると巡行するのは楽ちんです。
赤いCENTOの弱点は、もともとディスクブレーキやスルーアクスル前提でチューブが作られているようで、リムブレーキ+クイックリリースで作ると後輪の着脱でクイック抜かないといけないところ。 まぁかわいい弱点ですね。
オーダーでフレーム作ってもらったのはもちろん初めてですが、こんなピッタリだと思わなかったです。
シルバーのピカピカチェーンリングがいいなぁと、CHESINIさんにCampagnoloの廃盤アテナを探してもらいました。コンパクトクランクがなくてオーバー還暦のくせにノーマルクランクなので長い坂道は厳しいと思いますが、とりあえず近所の坂道は何とかなっています。
日光や信州の山にも連れていきたいと思っていますので、体力と相談しながら対策も必要かもしれないですね。
体力が続く限り自転車に乗って彼方此方行こうと思います。
スピード出して遊べるのはいつまで続くかわかりませんが、のんびり走るのであればまだしばらく遊べるはず。
できるだけ毎日大好きな自転車たちと遊べるように体力維持に励みましょう。