中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

コロナに負けるな! キトキトの旅 (三日目)

2020-02-18 | 遊び

三日目の天気予報は、寒くて降水確率40%。

傘さして町歩きもなぁ、ということで、そんなにひどい天気でなければ富山地方鉄道に乗って立山の駅まで乗り鉄。
朝起きたらとりあえず曇りで雨も降っていないので、カミさんと二人で駅へ向かいました。


窓口で一日フリー切符を購入、高校生の頃までは乗り鉄であっちこっちへ夜行急行使って鉄道旅をしていたのを思い出します。 
月曜の午前中、立山からのケーブルカーは運休中。電車の中もガラガラですが、一番前の席に座ってとても楽しい。

富山からたった一時間ちょっとの電車旅ですが、山の麓に到着すると真っ白とまではいきませんが雪も積もっています。

来た電車で折り返そう、と30分ほどですが近所を散策。 空気もおいしいし、ビシッと寒いです。
ちょっとの時間でしたが、山の雰囲気だけ味わえて、今度はアルペンルートだね、と。

一日乗車券だし、海の方にも行ってみましょうと、途中で乗り換えて滑川へ。


魚津にしようか、滑川にしようかと悩んで、決めるきっかけは滑川駅前のスーパー。笑

駅を出たらすぐ横に見えたので、昼前のおやつにしようとその足で向かいます。
食品売り場で見つけたお土産用ではない「鱒寿司」や、ただのご飯に海苔がのっているとしか見えないような「押し寿司」、等を購入し、海の方へ向かいます。

我々二人以外は歩いている人も見ません。 
ホタルイカ通りと名付けられた道にも特に商店もなく、海岸へ到着。 
今日は風も強くて寒い日です。

海岸付近でベンチでもあったら座って食べようね、は結局強風と寒さのおかげで、ホタルイカミュージアムの休憩スペースになりました。 
周りの売店の方々に申し訳ないので、コーヒー飲んだりお土産買ったりしましたので、許してくださいね。 笑
スーパーの鱒寿司は予想以上に美味しく、次女の土産用に確定。
帰りに再びスーパーを訪問して売り場にあった二個を買い占めてきました。
通常のお土産屋の鱒寿司、1800-2000円位ですが、破格の680円!

スーパーの隣に地区センターのような施設があり、展望台付き! 温泉までついているんですね。 
強い風でしたが、また山々の景色を堪能しました。

富山に帰って娘夫婦と合流、ガラス美術館に行ったり、お腹がすいたからと(あれだけ食べたのに)おやつを要求するヨメさんに連れられてイチゴパフェ食べて、その直後に有名店の寿司屋。笑

自転車仲間が、富山へ行ったら行くべきだと教えてくれた寿司屋さんでしたが、やはり格段に美味いです。 
デパ地下部屋飲みもいいですが、ちゃんと寿司ももちろんありです。
酒の出ない寿司屋さんだったのはちょっと残念。 
酒飲みながら寿司つまむ、っているのが理想です。
 
いよいよ帰らなくてはいけません。 
もちろんホテルの傍から路線バスで空港へ。

次女に一番受けたお土産は、鯛の蒲鉾。

古い城下町なので、和菓子なんかもとても美味しく、酒を飲まない娘夫婦も大満足でした。

またこういう歩き回り食べまくり、飲み放題みたいな旅もしなくてはいけません。

遊んでくれた嫁さんや娘、そして何より娘の旦那さんに感謝感謝です。
普通の人なら、寿司や魚の名店が並ぶ街でデパ地下、部屋飲みなんて同意してもらえませんよね。

コロナに負けるな! キトキトの旅 (二日目)

2020-02-18 | 遊び

キトキトの旅2日目は、小雨模様で始まりました。
今日は、富山の海っぺり、岩瀬浜地区の散策です。
まだ会社に入って小僧だった頃に、労働組合の仕事をさせられていました。 組合のオルグ活動、とか執行役員研修とかで何度か、この地にある工場に来たことがあります。会社の門のすぐそばにあった健康保険組合の建物の二階に大広間があって、そこに泊まった記憶があります。

もちろん本日の移動も、富山ライトレール。
昨日の万葉線よりも、しっかり走ります。
駅からちょっと曲がると専用軌道があるので、安心してスピードが上がります。 その上、線路はほぼまっすぐ。

岩瀬浜には、江戸時代の北前船の問屋さんがあったり、蔵の街です。
あちこちの地方に行ってこういう江戸時代からの豪族、有力者の屋敷とかを見てきていますが、思うのは、昔の金持ちはもちろん自分が金持ちだったから余裕があるのでしょうが、地元のことを考えて、学校作ったり産業おこしたり、美術館作ったりと何かを残していますよね。 
そういうことができる人だったから成功して金持ちになったというのもあるでしょうが、その子孫がそれをまた引き継いでいたりするところが立派だなぁと感心します。(そういう子孫でなかった場合は今に残っていないだけ、なんでしょうが)

昔の町家は通りに面した幅が狭くて、通りの奥の方へ細長い作りになっていますよね、割とそういう昔の家に住んでみたくて、町歩きしながら、ここの町もいいなぁと。

嫁さんは寒がりだし、都会の人なので、同意は得られませんが、数か月でもいいからやってみたいなぁ、です。
小学生低学年の頃に、宇和島の祖父母の家に行くと、こういう町家で、なおかつ戦災で焼けた跡を祖父と父親が自力で立て直したという何とも不思議な作りの、中庭があったりする駄菓子屋でした。 店の部分と、台所の部分は土間でした。そういう記憶が影響しているのでしょうかね。

萬壽泉の酒蔵があって、30分間2000円で試飲可能、というのでまた本日も朝からダメおやじ。 
20分くらいであれもこれもと4合ほど飲ませてもらい、気に入った酒を購入。 これ以上飲むと3人に着いていけなくなりそうでSTOP。 
残り数秒までしっかり飲む人もいますよと。 
30分タイマー渡された理由はそういう事だったのですね。

海沿いに(というか川沿いに)展望台があって、富山港が見えると、高いところ大好きなのでしっかり上りました。
冬の富山は天気がいいと町から雪化粧した立山連峰が見えて素晴らしいと期待していたのですが、初日は青空が出ても山が見えずガッカリしていました。
二日目は小雨模様だったのに山がくっきり見えて感動です。
2000m級の山がこんなに町の近くにあってそれを見ながら生活するというのは、自然に対する考え方が変わりそうです。
家からとにかく町しか見えない都会にいて、最近空気が綺麗になってきたので富士山が見えるだけでも嬉しいのに、毎日こんなすごい山々を見ながらというのに感動です。
山間の町というのは経験していましたが、こういう景色の町というのが日本にあるというのに改めて驚きです。

写真にとっても何かこの気持ちは人に伝えられませんね。
福建省に住んでいた時に周りが1000m級の山で、町のほぼどこにいてもビルの間から山が見えている、というのが嬉しかったですがここまでのスケール感はなかったです。
しばらく4人でただ眺めていました。


午後、富山の町に帰って、スーパー巡りをしようと。 本当は大阪屋スーパー、というのに行って見たかったのですが、近くになく、大和というデパート地下へ。

そこでゆでたベニズワイガニの生食用パックを見つけたことから、事件は起こりました。
昨日カニを食べそこなっていて痛く後悔していたヨメさんは、これ買って帰ってホテルで食べたい! という事であれば、一緒に売っている刺身も購入して帰って部屋飲みしようという事になり、大量の刺身をまた購入。夕方のおやつのつもりが、また買って帰った地酒と共に楽しくお腹に入りました。

部屋飲みのいいところは、そのまま横になれるところ。
ひと眠りしてから富山ブラックラーメンを求めて、小雨模様の町へまた出かけました。
やはり一度は食べておかないとね、でしたが、普段から薄味な私には塩辛かったです。
今回来なかった次女のお土産にしようかというのも無し。 
ちょっと残念でした。



コロナに負けるな! 魚と酒と鉄道の旅(初日)

2020-02-18 | 遊び

キトキトの魚と美味い日本酒を味わいに、富山に行ってきました。
出張まみれの生活でいただいた豊富なマイルを活用させていただいて(笑)嫁さんと長女夫婦の4人旅。

うちの夫婦は、安宿OK、公共交通機関大好き、旅先では有名高級店ではなく、地元スーパー愛用という極めて特殊な種族なので、娘の旦那さんがこんな旅に適応できるか? という懸念があったが、昨年の台湾旅行で「耐性」「適応力」があることが判明したので、今回も楽しいおいしい旅になりました。

朝の一便で富山キトキト空港到着。
空港バスで市内へ移動してホテルに荷物を預ける。 まあ荷物といっても2泊3日の着替え、それも基本着た切り雀なのでリュックだけ。
初日は、新湊へ行って魚三昧。 もちろん鉄道移動。 
富山は地方都市ですが、鉄道王国。

新幹線が通った後の、第三セクター「あいの風とやま鉄道」だけでなく、富山地方鉄道、路面電車 富山ライトレール(LRT)が頑張って走り続けてくれているので、遊びに行くにはとっても便利。
富山LRTは、ずっと駅の南北で分かれていた路線を、もうすぐ駅の中通過して繋いで運行するという画期的な改革が行われるので、それも見たかった。
新湊も、高岡から万葉線というLRTに乗ってトコトコ行くと到着可能。 
富山からバスでも行けるが、万葉線で行きます。

万葉線も富山LRTも、車両は新潟トランシスという会社がドイツの会社からLicenseで生産する新鋭車。 
昔の床が木でできているような車両も味があっていいが、やはり新しくて使いやすい車両に更新していかなくては利用者が離れていく。 
バスよりも維持費はかかるかもしれないが、駅に行けば乗れる、ある頻度で来ることがわかっていれば通学の学生や通勤の足として活用されるし、高齢者にとっても使いやすい交通機関だと思っている。
バスって、地元の人はともかく旅行者には、バス停がわかりにくい、どこを通るのか路線がわかりにくい、と意外と使いにくいものです。

万葉線は、高岡の駅の下、バスターミナルの横から出発。 
バスのようにチョコチョコ停まりながら新湊へ向かって進みます。 車で走ればもっと速いですが、運転しているとよそ見ばっかりしているわけにもいきません。
新湊の「キトキト市場」へ駅から徒歩5分くらいでしょうか、観光バスがいっぱい来ているし自家用車の人も多いです。 
万葉線で来ていたのは我々くらいかな。

カニもいいですが、ブリの若いやつ ふくらぎ、鯛、イカ、スズキなどを刺身で購入。 
市場にある地酒屋さんから萬壽泉なんかも調達して、昼前から宴会開始。
富山の酒は、立山、萬壽泉とすっきりした味で、もともと好きです。

酒飲まない長女夫婦はご飯食べてますが、我々はダメ人間コース全開で楽しい。

カニは次のタイミングに取っておこうと、海王丸見学へ酔い覚ましに向かいます。
船好きなのは、家族に伝染していてみんなで満喫。 
説明員のオジさんも嫁さんと娘の質問の嵐に大喜び。 
こちらもとても楽しかったです。


新湊の古い運河の街も楽しい。 
日本のベニス、は言い過ぎかもしれませんが、街並みを守り、静かないい街です。
 
雨という天気予報でしたが青い空に運河や船が映えて楽しい散歩。


暗くなるまで新湊をウロウロして、また万葉線、あいの風とやま鉄道で富山へ戻ります。

大仏様もいらっしゃいました。 


夜は富山駅ビルの回転寿司で好きなものをこれまたおなか一杯。 
私はまた日本酒~。
有名どころの寿司屋ももちろんいいですが、魚の美味い場所の回転寿司なんかもいいですよ。 
自転車で新潟行ったり佐渡行った時も街の回転寿司愛用。 
高級ではありませんが、みんなが食べておいしい地場の味。

とっても旨い!という魚や料理をちょっとだけ食べる、のではなくて、美味いものを好きなだけ食べたい!です。 
ちゃんとした寿司屋で同じ物何回も頼めないでしょ。


食べ終わったら、嫁さんが駅の傍に、公園があってライトアップが綺麗だよというので、またみんなで散歩。 
世界一綺麗だと言われるスタバがあったり、池を含めて確かにきれいな場所ですね。
そんな寒くもなかったので、2時間くらいは散歩したでしょうか。

まあよく歩き回りました。 
一日中電車乗って、歩き回って、魚食べて、酒飲んで、3万歩。
普段あまり運動していない嫁さんや、長女夫婦ですが、意外に元気に着いてくるもんです。
うまい魚という餌があれば、運動もできるという事ですかね。 笑

ビジネスホテル、但し天然温泉大浴場つき、に戻って、温泉入っておやすみなさい。

いいんです、部屋の窓から隣のビルしか見えなくたって。

どうせ寝るだけですからね。



多様性ってなんだ?

2020-02-18 | 仕事
ダイバーシティとやらを促進させるというのをこの数年私がいる会社でもやっている。

割と多国籍に、いろんな国の人が机並べて働いている会社であることは事実だが、多様性を許容している会社ではない。

黒い猫でも白い猫でもネズミを取ってくるのは良い猫、という会社でもない。

味方が誰なのか、どこに罠が仕掛けてあるのか、を気にしないで歩いていると普通に罠に落ちるし、暗い路地に引きずり込まれてイヂメられることもよくある。
正面から喧嘩売ってくる奴はほとんどおらず、どっかから小走りに走ってきて、後ろから殴られたり、足かけられたりするのが日常茶飯事。

そんなところにいるので、コロナウイルスの影響をまとめて教えて、などという言葉にホイホイのって資料作ると、もちろん後でひどい目に合う。
要領のいいひとは、そういう罠に近い場所にはいなくて、気が付くとあっちの方で手を振っている。
TVや新聞に書かれている事だけを評論家のように述べるのが、処し方としては正解なんでしょうね。 だって自分の考えている事じゃないからね。

ネズミも取ってこないし、嘘も平気でつく変なおじさんでいいや。