大井川鉄道に乗りに行こう、というのと、自転車にも乗りたいという二つの欲求を重ね合わせて、新幹線輪行。
行きは金谷から大井川鉄道に乗って、千頭からは井川鉄道でこれまた終点の井川まで一気に行ってしまう。
帰りは、自転車で帰ってくる。
GWなので、のんびりしていると人ごみに巻き込まれて即死するので、早起き決定。
6時新横浜発のひかりで出発です。
近鉄特急が待っていましたが、相当くたびれた様子。
自転車を持ち込むには手荷物料金260円が必要でした。
車窓の景色も最高。あとでゆっくり自転車から見るぞとうれしくなります。
GWで満席。
家を出てから6時間後、ようやく井川へ到着です。
天気も最高、日差しは厚いですが、空気は少しひんやり。 山の上ですからね。
山桜もまだ咲いている新緑の中、気持ちいいです。
このあたりの山の中はほとんど下り。電車で上るという反則技を十分生かした最高の道。
このまま下り坂だけだったら、と無駄な期待はあとで大きく裏目に出ます。
渓谷に架かる橋の上でも自転車だから停車は自由。
わかりますよね、この高低差、実際、何回上がって下がって、というのを繰り返したかわかりません。
恐るべし大井川。
寄り道しながらゆっくり行きます。(正確にいうと上り坂が多くて結果的にゆっくり)
湖の上に駅があるという景色は、ぜひとも見なくてはと、これまた坂を上ります。
1時間に一本はない電車ですので、こういうところでしばしの休憩。
鉄橋はほぼ無条件に好きですが、赤い鉄橋に新緑なんて最高の組み合わせ。
大井川鉄道終点の千頭には大勢の観光客が。
リアルなきかんしゃトーマス。カメラが機関車の顔に顔反応するのが笑えます。
大勢の観光客は、このSLで一気に減少。
このもう少し先に鉄橋があって、そこで撮ればよかったとこの5分後に後悔。
とはいえ初めて来たところなので仕方がないでしょうね。
山岳区間が終わると素晴らしい川沿いの景色が広がります。天気も最高。
新茶の季節なのでお茶畑も光っています。
道沿いでもお茶の香りがするし、新茶祭りであちこちで試飲もOK。
これだけ広い河原を持つ大井川、道は山を上がったり下がったり、こんな滝もあちこちにありました。
どこが撮影ポイント、というのもなく、たまたま線路のわきを走っているときに、電車が来ると写真が撮れる、という状況。
写真を撮るというのがメインなら車か、バイクが便利なんでしょうね。
井川から出発地点の金谷まで75km程を、夕方までかけて遊んできました。
夕方になるとSLも電車もみんな基地に帰ってきてしまう鉄道、って実用上はどうかと思いますが、車社会になってしまっていて地域の人々の足ではなくなってしまっているのですよね。
でもあれだけのSLや旧車を集めて実際に走らせている大井川鉄道。 頑張ってくださいね。
またそのうち遊びに行きましょう。