ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

10/04日 東三河の里山歩き その3:一旦山を下り、山裾の秋の草花を見ていく

2015-10-10 07:18:09 | 草花
蛇紋岩地で花探しをして、目的のものを見つけましたので、一旦山を下りて、「世界桜の園」の入口まで回りこみ、そこから又山を登り返そうとしています。
標高の低い山ですので、登り下りを繰り返しても、それほどの負担にはなりません。
そのほかに、この山域では草や笹の深い藪はあるものの、危険箇所はありませんから、割合気軽に山に遊んでもらえます。

山から下り、山裾の農道に出たら、途端に、草花の種類が多くなります。
今回は、そういう環境で咲く花たちを、レポートして行きます。

サワヒヨドリ ↓

未だ、蛇紋岩地に居ます。下りかけると、草陰にサワヒヨドリの花が良い姿で佇んでいました。



種の採取 ↓

ミカワマツムシソウに変わった仕掛けがしてありました。これは九州大学の調査用の措置で、種を採取する準備のようですね。



(山を下って)
タムラソウの群落 ↓

田圃のところまで下りてきました。そこではタムラソウの目を見張るような群生が有りました。
これだけの塊は始めてみるもので、たしかに数がまとまれば、「丹群草」(タムラソウ)になると思いました。



タムラソウ ↓

近づいて写します。



アキノキリンソウ ↓

紫色を見た後は、黄色の花で、目の感受性ををリセットします。



コオロギ ↓

この秋、初めて、コオロギを見ました。



コミカンソウ ↓

コミカンソウには葉裏に小さなミカンが鈴なりになっています。



アキノノゲシ ↓

歩き初めで見たアキノノゲシは、萎んでいましたが、ここのものはきちんと開いています。



ヨモギ ↓

この花たちはどうも、花粉アレルギーを引き起こしそうな気がしましたが、どうでしょうか。



ナンテンハギ ↓

こんな花も出て来ました。久しぶりで見るものです。



ヤブマメ ↓

これはヤブマメですね。つる草です。



ナンバンギセル ↓

こんなものまで出てきます。農道恐るべしです。



アイナエ ↓

初めて見るアイナエは花が小さすぎて、このレンズでは無理でした。また、今回は花が萎んでいるようです。



ゲンノショウコ ↓

登山口近くでこの花を見ました。



桜の園登山口 ↓

ここから又、山に入りなおします。天気が良いので、相当汗を掻いています。
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2 コメント

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お花一杯 (かなこ)
2015-10-10 10:50:54
ぶちょうほうさん今日は。
珍しいお花が一杯ですね。
ミカワマツムシソウの種の採取 こうして種の保存をされるのでしょうか?
絶滅しない内の対策でしょうね。

タムラソウの群生は綺麗でした。
久しく見ていないです。

ナンバンギセルまであったのですね。

アイナエは初めて見るおはなです。
小さいお花のようですね。

こんなに咲いていると嬉しくなりますね。
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かなこ様へ (ぶちょうほう)
2015-10-10 11:21:57
かなこ様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
この時季は花が枯渇するように感じていましたが、里に下りてくると、道端に沢山の種類の花が出てきました。

ミカワマツムシソウの採種なんでしょうね。こういう採りかたは初めて見ました。
きっと理に適っていることなのでしょうけれども。

タムラソウは命名由来どおりの姿を見ることが出来て、そのことに納得しました。

今回はナンバンギセルをこれから後に何度も見ることになりました。
尤も、それを探して歩いたので、それにマッチした場所を歩いた結果なのですけれど。

アイナエは小生も初めて見るものでしたが、これまでに何度も見過ごしてきていた可能性があります。
随分小さい花でした。

これから又山を登り返して行きます。
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