ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

満月付近の月を五晩続けて眺めました。

2023-12-28 22:02:52 | 草花
ここのところ月見には都合の良い空が続いています。
お陰様でクリスマスイブの夜から5夜続けて月見をさせてもらえました。
月が日ごとに丸みを帯びてくる様子を眺めるのは気分的に高揚感があります。
今晩(12/28日)は十六夜の月ですが未だ丸く見えています。

24日(クリスマスイブ)月齢11.4 ↓

♪いづこにか戦争があり聖夜かな♪  坂詰國子


25日(十三夜月)月齢12.5 ↓

聖誕祭:♪死にたい母も生きたい母もクリスマス♪   中村草田男
十三夜:♪見納めが母の口癖十三夜♪   田邊えりな


26日(小望月)月齢13.5 ↓

♪小望月大ゆけむりの中にかな♪   大野 茅輪


27日(満月・十五夜・望月)月齢14.4 ↓

♪十五夜にこだましてゐる町の鍛冶♪   阿部みどり女


28日(十六夜の月)月齢15.5 ↓

♪十六夜の月近々と山の宿♪   中島智椅子
♪冬紅葉海の十六夜照りにけり♪   水原秋櫻子


(ネット上で印象的な句を拾ってきました。)
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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
満月 (おみや)
2023-12-29 05:19:01
おはようございます。
クリスマスイブの時満月だったそうですね。
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お早うございます (縄文人)
2023-12-29 08:55:02
◎ 角に円なるほど此れや満月や
         黒をバックに兎が踊る (縄)

    ◎ うさぎ年残すは後の二日のみ (縄)
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こんにちは (多摩NTの住人)
2023-12-29 14:24:00
このところ良い天気が続き月が綺麗に見えますね。大晦日は雨予報ですが初日の出は見られそうですね。
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おみや様へ (ぶちょうほう)
2023-12-29 23:31:55
おみや様 ご訪問いただきましてありがとうございます。
満月は27日の晩でしたが、よい月でした。
クリスマスイブの晩のものは未だ物足りないような姿でした。(微笑)
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縄文人様へ (ぶちょうほう)
2023-12-30 11:38:59
縄文人様 ご訪問いただきましてありがとうございます。
卯年もいよいよ押し迫ってきましたね。
元旦の日の出は見られそうなんですか?
それでは早起きをして高楼に上ってこなければなりませんね。
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多摩NTの住人様へ (ぶちょうほう)
2023-12-30 11:43:54
多摩NTの住人様 ご訪問いただきましてありがとうございます。
年末になって夜空が冴えてきて、月見には好都合でしたが、大みそかは雨の予報ですか。
新年の日の出には間に合って、雨が上がるということでしたら、初日の出を拝むことと、山望の二つの愉しみが出てきますね。
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満月の句 (ふらっと)
2023-12-30 18:41:43
みどり女さんの句が良いです。
「十五夜にこだましてゐる町の鍛冶」はキューポラスのあった川口あたりでしょうか?
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ふらっと様へ (ぶちょうほう)
2023-12-30 22:35:38
ふらっと様 ご訪問いただきましてありがとうございます。
wikiで知りえたことなのですが、みどり女さんは昭和55年に93歳で亡くなっていますが、ホトトギス派の女流俳句創世期の俳人だったようで、金子兜太さんは想念型の句作と指摘しています。
確かに東京での生活もありましたから、荒川を一つ隔てたお隣の川口に行ったこともあったことでしょうね。
あるいはそこでキューポラを眺めながら句作をしたこともあるかもしれません。
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