ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

10/30日 金山・雨生山で見る晩秋の花模様 4の2:秋も終わりというのに、まだ沢山の種類の花があるものです。

2016-11-08 07:19:34 | 草花
ここの花を見るための順路は「世界桜の園」の入り口から入るのが一般的だと思いますが、小生がそういうことを知るようになったのは、この山域に入るようになってから2,3年後のことだと思います。
それまでの間はそういうことがわからなくて、初めての時は山に入ってからいきなり道が不明瞭になって、藪漕ぎに苦労しました。

2度目以降は今回使っている駐車位置が主流になっています。
「世界桜の園」の入り口は人が沢山来て賑やかそうで、どうしても敬遠気味になります。
今回はそんな人で混みそうな場所にも、敢えて回り込んできました。

それはリンドウの花を早いところ見ておきたかったからなのです。

ハキダメギク ↓

山裾の道沿いにたくさんこの花が咲いていました。



貯水池 ↓

「世界桜の園」の入り口直前で、山肌を登り、貯水池のふちに来ました。


弁財天 ↓

”正規の”入口を使わなかったのはこの弁天様にお参りしたかったからです。




笹の尾根 ↓

弁天様の祠のすぐ上に尾根があり、そこは笹を分ける道でした。もうダニの心配はしなくてもよさそうです。



コウヤボウキ ↓

コウヤボウキもにぎやかに花をつけています。



シモツケ ↓

シモツケの花をまた前回とは違う違う場所で見つけてしまいました。



アキノキリンソウと背後にムラサキセンブリ ↓

黄色と紫色のツーショットです。



サワシロギク ↓

サワシロギクは花が進んで色がピンク色っぽくなっています。



東屋 ↓

このコース定番の東屋に着きました。先行者一人と、あとから夫婦連れが一組、その後に女性の二人連れ、その後に男性の単独行の方と行き会います。
ここで花探しをします。



アキノキリンソウ ↓

アキノキリンソウは元気の良いのが二本立っています。



ドウダンツツジの紅葉 ↓

ドウダンツツジも紅葉しつつあります。



オケラ ↓

この付近ではオケラをたくさん目にします。



オミナエシ ↓

オミナエシは花が済んでも未だ魅せてくれます。



ピンクのオケラ ↓

沢山オケラの花を見ている中で、ピンクの花も探し当てました。



シラヤマギク ↓

樹林に入る直前でシラヤマギクをまた見ました。



ツリガネニンジン ↓

こちらは花付きの良い株です。



アキノキリンソウの疎らな群生 ↓

道端にアキノキリンソウがまばらですが群生しているのを見ました。こういうのは珍しいかもしれません。



これは?カキランか? ↓

山裾のやや湿りがちなところで、枯れた茎を見ました。おそらくカキランではないかと思います。



センボンヤリ ↓

センボンヤリの綿穂も見ます。



山の樹林の中に入っていく ↓

金山の山裾に来ていますが、これから先は樹林の中に入り、やや薄暗くなった道を進みます。


ここで順番は前後しますが、センブリの花を5枚並べます。








ムラサキセンブリとツーショット ↓

今回はたくさんの場所でセンブリの花を見ることが出来ました。
センブリとムラサキセンブリ・・・・・小生的には亡き父親に思いがつながるセンブリの花により一層の愛着を感じますが、大概の方はムラサキセンブリを愛でるようですね。
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8 コメント

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お花一杯 (かなこ)
2016-11-08 10:43:58
ぶちょうほうさん今日は。
今年は秋口まで気温が高かったのでお花が沢山残っていますね。
北国では雪の下で枯れていることでしょうけど。

ピンクのオケラたムラサキセンブリがやはり目を惹くますね。

ツリガネニンジンも確かめに野外活動センターに入ったのですがあんなにあったものが全滅していました。
そこが1番悲しいです。
今回は刈り込んでなくって駄目になった?気もします。
植物の環境も難しいですね。

植物には人や町の想い出もついていて懐かしいですね。
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かなこ様へ (ぶちょうほう)
2016-11-08 12:00:23
かなこ様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
今年は夏の暑さが随分長引きましたね。
ところが急にこのところの冬の陽気、・・・植物はびっくり仰天でしょうね。
北海道ではもう雪ですか。

オケラのピンクのものは三河では珍しいのですが、御地方では普通に見られるかもしれませんね。
ムラサキセンブリはやはり珍しがられますか。
これの分布は割合に広くあるようですが、薄く広く・・・と言うことなのでしょうか。

ツリバネニンジンもたしかにどんどん身の周りから遠ざかって行っていますね。
三河でも平地で見られたのに今では探しても見つけられなくなりました。

草刈りはせずに放置すれば、強い草にやられるし、刈り込みすぎると勢いをそぐし…難しいですね。

小生の場合は父親と母親の両方にそれぞれ思い出の花があるのです。
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有名に (こりん)
2016-11-08 13:58:19
こんにちは
この頃、某国営放送で雨生山のムラサキセンブリとセンブリが放送されました。
土日は、随分の方が来ているようです。
有名になって踏み荒らし、盗掘など心配ですね。
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こりん様へ (ぶちょうほう)
2016-11-08 15:43:52
こりん様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
そうでしたか雨生山の花模様がTVに放送されるようになったのでしたか。
小生はこのブログに雨生山のことを記事に出した初めのころには、山の名前を出してしまって、良いのかどうか悩みました。
現に小生のネット上のお友達で、今でもこの山の名前を出すことなしに「里山」としか表記しないお方がいるくらいです。
確かに有名になると良いことも悪いこともありますね。
そろそろこの山域での植生保護が真剣に検討される時期になって来たのでしょうね。
そうなると、小生のように、道でないところにも突っ込んでいく、という行為も戒めなければならなくなりますね。

初めてここに来た当初は盗掘について地元民が相当厳しく見張っていたことがあったという話も聞きました。
ある時にはリュックの中まで調べられたと聞きました。
しかし、小生はそういう検問現場には一度も遭遇することなしにこれまで来ました。
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秋の花 ()
2016-11-08 20:55:57
これから冬に向かっていく花達は、皆、楚々として可憐ですね。
華やかさには欠けますが、それだからこそ秋の花といった風情が有りますね。
まだまだ頑張っているんですね。
センブリは名前はよく知っていますが見た事はない気がします。
有っても気が付かなかったのかも知れませんが。
何処の山域にも有る花なんでしょうか。
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燦様へ (ぶちょうほう)
2016-11-08 22:18:04
燦様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
年の終わりが近くなって咲いてくる花は今シリーズあたりのものが本命になるようですね。
寒くなるときに咲く花は、季節に合った可憐さがありますし、仰言るようにとても風情があると感じます。
でも、霜が降りるるようになるとほとんどのものが枯れ果てますね。

センブリはおそらく日本中どこにでも広く分布していたのではないでしょうか。
化学的に薬を作り出す現代ではいざ知らず、ついこの間までは民間薬の胃薬として相当頼りにされていたようです。
その名残は”当薬”という今も残る別名に現れているように感じます。
そのために身近なところのものは取りつくされたかもしれませんンが、御地でも今頃里山の山裾を歩けば見つけられるでしょうね。
恐らくイノシシが掘り返すような山裾の道沿いで見ることが出来るかもしれません。
日当たりを好むようですが、余り乾くところは苦手かもしれません。
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センブリ (山ちゃん)
2016-11-14 09:16:32
ぶちょうほうさん、こんにちは!
貯水池の方からも東屋へ登る道があるんですね。ここは至る所に踏み跡があって咲いてる花も違いますから、大変興味深いです。
センブリが比丘尼の方にも沢山咲いているんですね。ムラサキセンブリだけかと思っていました。
駐車地点は、こちらの方が便利かも知れませんね。
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山ちゃん様へ (ぶちょうほう)
2016-11-14 10:07:40
山ちゃん様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
貯水池から東屋までの尾根道ですが、この記事では最初のアキノキリンソウが出るあたりで、一般道と合流します。
この尾根道を採ると、エンシュウハグマを見ることが出来なくなりますが、人通りが少ないのでこの道を選びました。

駐車地点については、山ちゃん様がいみじくも仰言るように”踏み跡がいたるところにある”ために却って、場所選びに迷いを生じてしまいます。

シランというランの花は園芸種っぽいですが、この山には南斜面で(静岡県側ですが、)シランの自生地もあります。
たしかカキラン、シラン、ノハナショウブを纏めて見ることが出来たと思います。
コオニユリ、ユウスゲはそれよりも少し後だったと思います。

小生はセンブリの方により強い愛着を感じていますので、広くセンブリを探して歩いていました。
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