今回は、雨生山の山頂に行くのに金山から県境稜線を歩いて行くことにしました。
その稜線上にウメバチソウの咲く場所があるからです。
前回、10月20日に来た時には未だ蕾だったものが、もう花を開いているはずですので、それを見るために大回りして歩いているのです。
そうやって時間を稼いでいるうちに、空もだいぶ明るくなり、陽が差しそうな気配もしてきており、気持ちも高揚してきています。
この記事では金山に取付き、その山頂から雨生山山頂までの県境稜線歩きの部分をレポートします。
ミヤマシキミ ↓
金山の山体に入ると、日陰にミヤマシキミの赤い実を見つけました。
林道を横切る ↓
山腹の道を根気よく登っていくと、作業用の車が通れる林道を横切ります。
ここから金山山頂まで15分くらいの間、急な登り道が続きます。
キッコウハグマ ↓
道沿いにキッコウハグマがたくさん出て来ましたが、すべてが閉鎖花ばかりで、開花したものが一つも見当たりません。
金山山頂 ↓
金山山頂に着きましたが、ここからの景観は得られませんので、そのまま通り過ぎます。
ここから先は愛知県と静岡県の県境稜線歩きとなります。まずは下りから始まります。
シモバシラ ↓
金山からひとしきり下ったあたりから、緩慢にアップダウンも伴いますが、総じて平坦な道になります。両脇が笹の道になったりする、その中で、シモバシラの株を見ました。残念ながら花は終わっていました。
ツリガネニンジン ↓
蛇紋岩地の赤茶けた地面のむき出しになった場所に来ました。ここで咲くツリガネニンジンは色が濃かったですね。
赤ハゲ地 ↓
地面の赤茶けたところから、便宜上「赤ハゲ地」としておきますが、ケルンに積んである石もこんな色です。この場所にも、ミカワマツムシソウ、コガンピ、ムラサキセンブリなど独特の植生がありました。
サルトリイバラ ↓
赤い実をつけて「山帰来(さんきらい)」らしくなってきました。
金山方面 ↓
振り返ると今歩いて来た金山の山頂方面が見えています。山頂にある長方形の白い反射板の一部が見えています。
雨生山の反射板 ↓
しばらく歩いて一旦稜線から下り、山の斜面を稜線と並行して歩くことにします。
今度は雨生山の電波反射板のところまでやってきます。反射板のすぐ左に本宮山が見えていて、画面の左端には朝歩いた吉祥山も見えています。
雨生山 ↓
これから向かう雨生山の山頂方面も近くの視界にあります。
ワレモコウ ↓
ここではワレモコウの花の穂も小さく、ややみすぼらしい姿で現れました。
三ツ瀬明神山 ↓
斜面からまた、県境稜線目指して登り返していきます。振り返ると、三ツ瀬明神山が見えてきました。日が差し始めてきて、これでやっとリンドウも花開いてくれそうです。
鞍掛山→宇連山 ↓
鞍掛山から宇連山の稜線も見え始めてきました。天気の回復につれて気分が高まってきます。
吉祥山と本宮山 ↓
高度が上がり、最奥の本宮山から左手前に吉祥山そして近くに平野部を一望にできます。
胸のすく眺めですね。
展望丘 ↓
県境稜線上のこの眺めの良い場所を仮に「展望丘」と呼んでおきます。この「展望丘」にも蛇紋岩のケルンが積んであります。ケルンの先にはこれから向かう雨生山の山頂方面が見えています。
リュウノウギク ↓
「展望丘」で景色を楽しんでいる足元ではリュウノウギクが咲いています。
小休止のあと、雨生山山頂を目指して県境稜線を歩きます。
雨生山山頂 ↓
「展望丘」から雨生山山頂までは10分から15分くらいの道のりですが、眺めが良くて花もありますので、いろいろと道草を食いながら歩いてきました。雨生山の山頂も今では笹や木に覆われ始めています。
浜名湖 ↓
山頂の笹藪から南方面を覗き込むようにすると、浜名湖が見えています。
山頂を後にして、ここから笹をかき分けるようにして県境稜線を西進します。
叢生 ↓
稜線はやがて林の中に入り、その道沿いにこんな木が出て来ました。薪炭の材としての伐り出しの痕でしょうか。
稜線上で見たウメバチソウを5枚固めて出します。
ウメバチソウ ↓
稜線上で熟年夫婦とすれ違いましたが、彼らはウメバチソウの大輪咲きのものを探していました。
小生も同じような気持ちでいましたが、今年の花はみな小ぶりでしたね。
その稜線上にウメバチソウの咲く場所があるからです。
前回、10月20日に来た時には未だ蕾だったものが、もう花を開いているはずですので、それを見るために大回りして歩いているのです。
そうやって時間を稼いでいるうちに、空もだいぶ明るくなり、陽が差しそうな気配もしてきており、気持ちも高揚してきています。
この記事では金山に取付き、その山頂から雨生山山頂までの県境稜線歩きの部分をレポートします。
ミヤマシキミ ↓
金山の山体に入ると、日陰にミヤマシキミの赤い実を見つけました。
林道を横切る ↓
山腹の道を根気よく登っていくと、作業用の車が通れる林道を横切ります。
ここから金山山頂まで15分くらいの間、急な登り道が続きます。
キッコウハグマ ↓
道沿いにキッコウハグマがたくさん出て来ましたが、すべてが閉鎖花ばかりで、開花したものが一つも見当たりません。
金山山頂 ↓
金山山頂に着きましたが、ここからの景観は得られませんので、そのまま通り過ぎます。
ここから先は愛知県と静岡県の県境稜線歩きとなります。まずは下りから始まります。
シモバシラ ↓
金山からひとしきり下ったあたりから、緩慢にアップダウンも伴いますが、総じて平坦な道になります。両脇が笹の道になったりする、その中で、シモバシラの株を見ました。残念ながら花は終わっていました。
ツリガネニンジン ↓
蛇紋岩地の赤茶けた地面のむき出しになった場所に来ました。ここで咲くツリガネニンジンは色が濃かったですね。
赤ハゲ地 ↓
地面の赤茶けたところから、便宜上「赤ハゲ地」としておきますが、ケルンに積んである石もこんな色です。この場所にも、ミカワマツムシソウ、コガンピ、ムラサキセンブリなど独特の植生がありました。
サルトリイバラ ↓
赤い実をつけて「山帰来(さんきらい)」らしくなってきました。
金山方面 ↓
振り返ると今歩いて来た金山の山頂方面が見えています。山頂にある長方形の白い反射板の一部が見えています。
雨生山の反射板 ↓
しばらく歩いて一旦稜線から下り、山の斜面を稜線と並行して歩くことにします。
今度は雨生山の電波反射板のところまでやってきます。反射板のすぐ左に本宮山が見えていて、画面の左端には朝歩いた吉祥山も見えています。
雨生山 ↓
これから向かう雨生山の山頂方面も近くの視界にあります。
ワレモコウ ↓
ここではワレモコウの花の穂も小さく、ややみすぼらしい姿で現れました。
三ツ瀬明神山 ↓
斜面からまた、県境稜線目指して登り返していきます。振り返ると、三ツ瀬明神山が見えてきました。日が差し始めてきて、これでやっとリンドウも花開いてくれそうです。
鞍掛山→宇連山 ↓
鞍掛山から宇連山の稜線も見え始めてきました。天気の回復につれて気分が高まってきます。
吉祥山と本宮山 ↓
高度が上がり、最奥の本宮山から左手前に吉祥山そして近くに平野部を一望にできます。
胸のすく眺めですね。
展望丘 ↓
県境稜線上のこの眺めの良い場所を仮に「展望丘」と呼んでおきます。この「展望丘」にも蛇紋岩のケルンが積んであります。ケルンの先にはこれから向かう雨生山の山頂方面が見えています。
リュウノウギク ↓
「展望丘」で景色を楽しんでいる足元ではリュウノウギクが咲いています。
小休止のあと、雨生山山頂を目指して県境稜線を歩きます。
雨生山山頂 ↓
「展望丘」から雨生山山頂までは10分から15分くらいの道のりですが、眺めが良くて花もありますので、いろいろと道草を食いながら歩いてきました。雨生山の山頂も今では笹や木に覆われ始めています。
浜名湖 ↓
山頂の笹藪から南方面を覗き込むようにすると、浜名湖が見えています。
山頂を後にして、ここから笹をかき分けるようにして県境稜線を西進します。
叢生 ↓
稜線はやがて林の中に入り、その道沿いにこんな木が出て来ました。薪炭の材としての伐り出しの痕でしょうか。
稜線上で見たウメバチソウを5枚固めて出します。
ウメバチソウ ↓
稜線上で熟年夫婦とすれ違いましたが、彼らはウメバチソウの大輪咲きのものを探していました。
小生も同じような気持ちでいましたが、今年の花はみな小ぶりでしたね。
やっと空が晴れてくれました。これによってリンドウが開花してくるはずで、それが楽しみです。
こうなるとワクワクしてきますね。
ウメバチソウは今回は稜線上に乗ってからそこで探すことが主力となりました。
沢山の場所で見ることが出来て、これもありがたかったです。
そう言えばウメバチソウは先回蕾でしたね。
今回は綺麗に咲いていて嬉しいですね。
写真では解らないのですが小振りだったのですね。
段々減るのではと心配になります。
何時までも生残って欲しいものです。
シモバシラは未だ青々していますね。
我家茶色くなっています。
この場所は冬に霜柱が見えるでしょうか??。
下界の風景が絵のようで綺麗でした。
10日前にここに来た時にはすべて蕾だったものが、今回は花を開いて迎えてくれました。
今年は大輪の花を見ることはできませんでしたが、やや小ぶりながらも、この花特有の端正な姿で出て来ました。
シモバシラはもしも花が残っていたらと思ってこの場所に回ってきましたが、残念ながら残り花にはありつけませんでした。
3年ほど前の年末ですが、冷え込んだ時にこの場所に来ましたが氷の塔はできていませんでした。
今年の冬はどうなりますでしょうか。
寒ければ寒いで大変ですけれども、久しぶりで凍った姿も見ておきたいと思いました。
この展望丘からの眺めはいつ来ても素敵な一服の画となっていますね。
今年もウメバチソウは、咲いていましたね。
このごろは、やっと葉の状態でもわかるようになりましたが、いつ葉が出てくるのでしょうか?
春から夏には、何も見かけないように思うのですが。
シモバシラは、1月の冷え込んだ朝になれば、近くの大原調整池で見ることができます。
よろしければ来てください。
ウメバチソウの数は減ってはいませんでしたが、増えても来ないですので、これもあるとき突然姿を消しやすそうですね。
今年に関して言えば、花が大きくはならなかったようで、どれもみなこじんまりしているように思いました。
ウメバチソウのことをあまりよく知らないので、責任持ったことは言えないのですが、冬に地上部を枯らしてしまうようですから、やはり春に葉を出してくるのではないでしょうか。
今までウメバチソウの葉だけにのみ注意を払ってきたわけではありませんが、観察する目も大事なことなんでしょうね。
シモバシラは、大原調整池にその株があるので、見て来たことがありますが、肝心の氷柱には、未だそこで出会っていないのです。
あの地区でまだ一度もシモバシラを見ていないというわけでもないのですが、しばらく見ていないのも事実です。
タイミングが合えば、久しぶりに・・・・・とも思います。
ウメバチソウが今頃咲いているのが不思議ですが、こんな事があるから植生も豊富で、遅くまで花が楽しめるのでしょうね。
因みに、ウメバチソウの3連がありますが、展望丘の少し下付近で山ちゃんも見ています。
三河に住む小生はこのほかの地でも今頃にウメバチソウの花を見ます。
高山以外でしたら、晩秋の今頃がウメバチソウの花が咲く季節なのだと承知している次第です。
確かに高山帯では8月頃には花を見ますね。
小生的にはセンブリ、リンドウ、ウメバチソウ、ヤマラッキョウは他の場所でもワンセットと思って過ごしてきました。
ウメバチソウの3連発は展望丘の下で、あのT字路の場所でしたが、こりん様も同じ株を撮っていたと思いました。
皆さんの一番目に付く場所に咲いていましたね。