ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

10/30日 金山・雨生山で見る晩秋の花模様 4の1:10日ぶりに来た雨生山ですが曇り空が気がかり

2016-11-07 07:26:41 | 草花
(吉祥山からの続き)
吉祥山を下りて、車で雨生山の山麓に着きました。
前回ここに来たのは10月20日のことで、その時は朝の時間がやや早い所為もあって、花が開き切りませんでした。
今回は時間調整をして、花が開くのに都合の良い時間に入って来たのですが、空が曇り空で、リンドウなどはとても花を開けそうにないような、日の差してこない生憎の空になっていて、心配しながら、歩き出します。(その後正午頃より晴れ間が出て、花を見ることが出来ました。)

今回はたくさんの花に出逢い、写真を撮りましたが、ブログの記事を作るに際して、取捨選択が面倒になり(お蔵入りさせるのが忍びなくて)、写真をぞろぞろ並べて、シリーズにして4記事作りますが、どうか気長に、気楽にお付き合いください。

行程図 ↓

駐車地点から時計回りで周回しました。



鳥瞰図 ↓ カシバードで描画

吉祥山の上空から、ドローンを使ったような感覚で、金山・雨生山方面を描画しました。(カシバード)
駐車地点から時計回りで歩きました。



断面図 ↓

(カシバードで描画) 左から右に歩きました。



駐車地点 ↓

ここから蛇紋岩の裸地に入っていきます。



小さな流れを跨ぐ ↓

これを跨いだところから晩秋の草花が現れて来ます。



カマツカ ↓

たくさん実の付いたカマツカが出て来ました。



裸地を歩く ↓

蛇紋岩の地質のところでは大木が育たなくて、ヒネこけたような木しかありません。



シラヤマギク ↓

この山では点在しています。



吉祥山 ↓

朝方にひと歩きして来た吉祥山を望見します。



ヤナギノギク ↓

やせこけた茎の草が出て来ました。なかなか風情のある種類ですね。



一旦山を下る ↓

ちょっと気になっていた場所を訪ねて見たくて、裸山から一旦下ることにします。林間の急勾配を下って田んぼのあるところまで行きます。



サワヒヨドリ ↓

田んぼの縁にサワヒヨドリが咲いています。



タムラソウ ↓

同じ場所にタムラソウも咲いています。最近この場所が注目され始めた所為か、足元の地面が相当踏まれて、荒れ始めているのが気がかりです。



山裾歩き ↓

田んぼと山裾の間に道がついていて、そこを歩いて、「世界桜の園」入口付近まで近づきます。



四季桜 ↓

道端に民有地があり、その入り口で花が咲いていました。



ここに来るまでに蛇紋岩の裸地で見た、ミカワマツムシソウと、ムラサキセンブリの花を順番が入り組んでしまいましたが、固めて出しておきます。



まず、ミカワマツムシソウを5連発 ↓












つぎにムラサキセンブリを5連発 ↓








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8 コメント

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こんにちは (多摩NTの住人)
2016-11-07 08:18:12
マツムシソウやムラサキセンブリは当地では見られない花です。紫色が綺麗ですね。リンドウは公園などで保護されているもののほかは、なかなか見られない花になってしまいました。
お花一杯 (かなこ)
2016-11-07 10:33:37
ぶちょうほうさん今日は。

湿地帯のタムラソウヨサワヒヨドエイバナは人気なのですね。
盗掘されていなくってほっとしました。

野外センターにもタムラソウらしきものが咲いていましたが池の端の入っていけない場所でした。

ミカワマツムシソウの色々な姿のお花がありますね。
その変化が面白いです。
この遺伝子を持ったお花は園芸種でも丈夫そうですね。
園芸種のマツムシソウはお花は立派ですが直ぐに消えてしまいます。

ムラサキセンブリの濃い薄いがあって素敵でした。
どちらも笹の中に咲いているのが気になりますね。
多摩ニュータウンの住人様へ (ぶちょうほう)
2016-11-07 12:07:20
多摩ニュータウンの住人様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
マツムシソウはともかくとして、ムラサキセンブリはめったにはない花かもしれませんね。
今回はリンドウの花が目当てで、10日ぶりに同じ場所にやってきました。
リンドウは最終局面になってやっと晴れ間が出てきたので、何とか見て帰ることが出来ましたが、こういう端正な花は人に取られやすいでしょうね。
かなこ様へ (ぶちょうほう)
2016-11-07 12:19:58
かなこ様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
三河地区ではタムラソウを見ることが少ないのです。
ですからここのタムラソウ群生が有名になってしまい、人がたくさん訪れるようになった、その結果踏み荒らしされるようになりましたね。
このまま放置すればあっという間に絶滅してしまいますから、何らかの措置を取らないといけません。
しかし、民有地の田んぼの一角ですので、どうなりますことやらです。

野外センターにあるものは、人の近づけないところでしたらまだ大丈夫そうですね。

ミカワマツムシソウの写真もたくさん撮り、捨てるのが惜しくてアップしてしまいました。
ある時、水路沿いを歩いていて、これの群生状態を見つけてしまいました。どうしてそんな場所で群生しているのか未だに謎ですが、人が踏み荒らしさえしなければ、きちんと生育していけるようです。

ムラサキセンブリもいろいろあったかもしれません。
ここにはたくさん咲きますので、花びらが4裂、5裂、6裂、7裂、8裂のものを探す方も見えます。
小生はあまり熱心ではなくて、それでも4,5,6裂の3種類はアップできました。
雨生山 (こりん)
2016-11-07 18:50:31
こんにちは
いつもの雨生山周回ですね。
タムラソウの場所は結構ブログにも出てきて有名になったようです。
みんなで大事にしなくてはいけませんね
ムラサキセンブリは、全国的にみても少ないのですか。
京都の山ちゃんが毎年足を運ぶくらいだから貴重なのがわかります。
こりん様へ (ぶちょうほう)
2016-11-07 20:08:16
こりん様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
ムラサキセンブリは愛知県ではここと旗頭山?でしか見ていません。
全国的な分布は関東以西だそうで、分布は広いのですが、どこにでもあるわけではなくて、準絶滅危惧種に指定されているようです。
以前常寒山を歩いた後で、車道歩きをしていた時に、ここなら生えているかな>とひらめいた場所がありましたが、その後行っていないので、アテにはなりません。

タムラソウのあの場所はネット上で有名になってしまいましたか。
折角のところがみるみる荒れていくのを見るのは忍びないことですね。

今回はトンネルの真上の山から愛知県側に真っ直ぐ、斜面を下ってきましたが、さしたる収穫はありませんでした。
雨生山 (山ちゃん)
2016-11-14 08:58:32
ぶちょうほうさん、こんにちは!
遅ればせながら拝見させて頂いております。
駐車された所は林道から降りて来た所ですよね。先日お邪魔した折りは、ここへ降りてから蛇紋岩の裸地を同じように登り返すつもりでしたが、民家の間を抜けて迂回するように四季桜が咲いている民家の前を通り、世界桜の園へ戻って来ましたから、最後に登場している山裾歩きの道と同じですよね。田圃の土手にも多くの花が咲いていたと記憶していますが、タムラソウが咲く所が近くにあったのですね。
山ちゃん様へ (ぶちょうほう)
2016-11-14 09:54:57
山ちゃん様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
この駐車場所は仰言る通りの場所です。
小生はここから裸地の山を登って世界桜の園の一角に出るような歩き方をするのが常ですが、最近この場所をNHKで紹介したそうですが、それによってたくさん人が来るようになってしまったようです。
小生の裸地を歩くこの道どりはいつか必ず規制されてしまうでしょうね。

山裾の道を迂回して歩くのもなかなか良い花景色があったのではないでしょうか。
小さな木でしたが四季桜が咲いていましたね。

昨年はタムラソウの咲く田んぼ脇まで下りてきましたが、それは少しだけ奥まった場所であり、普通の山裾歩きでは、通らない場所なのです。

山ちゃん様は例の場所でナンバンギセルを見られましたが、小生はちょこっと足を延ばすことなしに、入口まで行くことはせず、手前で、池のところまで登ってしまいました。

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