ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

10/15日 猿投(さなげ)山周回 その4:車道歩きから球状花崗岩(国の天然記念物)まで

2015-10-26 07:11:57 | 草花
長く感じた車道歩きでしたが、実はこの道を、同じ向きで歩いたことが以前に一度ありました。
その時は、西側の車道の入り口から入って、山の中腹の道を歩き通して、東側の猿投神社まで抜けたものでしたが、およそ8km弱の道のりで、途中で真っ暗になったものでした。
その時に比べれば、半分の道のりでしかなくて、しかもまだ午前中のことで、時間はたっぷりとあります。

おまけに車道沿いには、以外にたくさんの草花が出てきています。好奇心を精一杯働かせて、ゆっくり歩いていくことにします。

ヤクシソウ ↓

こういう場所には出てこないと思っていたのに、出てきてしまいました。
車道を作る以前にあった植生なのでしょうね。



イタドリ ↓

花が終わって、うちわ型の種ができていました。



コアジサイ ↓

これももちろん種の姿でした。



蜂地獄 ↓

蟻地獄ではなくて、蜂の仕掛けで、主にスズメバチ捕獲でしょうね。
川岸が開けているようでしたので、川のところに行ったら、この仕掛けがありました。



ウツギ ↓

その仕掛けのそばで、スズメバチを刺激しないように、気を付けながら撮りました。



ハダカホオズキ ↓

いろんな植物にもたれかかりながら、大きく育っていました。



アオキ ↓

ハダカホウズキや、ほかのものと、持ちつ持たれつ・・・・一緒にありました。



オトコエシ ↓

川岸で、花の行き着いた姿を見せていました。



ナギナタコウジュ ↓

これも川岸で見ました。



セイタカアワダチソウ ↓

ススキのない場所では、まだ、群生を保っていられるようです。



ヒメジソ ↓

川岸の、水に一番近いところで、この小さな花を見ました。



メナモミ ↓

これも、ヒメジソの近くで見ました。このあと、川岸を離れて、車道歩きに戻ります。



竹藪 ↓

車道沿いで大変まばらですが、竹藪を見ました。もう手入れはされなくなって久しい感じがします。



球状花崗岩への道 ↓

車道上に、国の天然記念物である、球状花崗岩の案内看板が出てきました。
そこに立ち寄りながら、山頂を目指すことにします。



天然記念物の菊石 ↓

球状花崗岩を別名「菊石」とも言います。これは、花崗岩の岩盤内に、同じく、花崗岩の結晶が黒っぽく菊の花弁状に配置されることによります。
金網で隔離されているので、この写真からでは、そのことを確認しづらいですね。
昭和6年に、国の天然記念物の指定をされています。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (多摩NTの住人)
2015-10-26 07:31:41
次から次に花や果実が現われて、楽しい山行ですね。自然とペースがゆっくりになるでしょうね。
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多摩NTの住人様へ (ぶちょうほう)
2015-10-26 07:51:54
多摩NTの住人様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
車の通れる道路を歩いていますが、こういうところの方が山の中を歩くよりもよほど植物相が豊かですね。
毎年歩いている道なのですが、ほぼ一年ぶりくらいになりますので、新鮮な気持ちで歩くことができます。
こういう道はのんびり歩くに限りますね。
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猿投山周辺 (かなこ)
2015-10-26 10:48:33
ぶちょうほうさん今日は。
スズメバチの捕獲ポトル入り口に蓋が着いていて棒まで差してありますね。
これでは逃げそうな気がしますが・・・・成果だ出ると良いですね。
我が家の新しい容器には現在スズメバチは入っていません。

シソ科のナギナカコウジュ素敵ですね。
こちらに来てから見ていません。

菊石懐かしいですね。
ひところ持て囃されていましたが今は余り聞かなくなりました。
天然記念物になって取れなくなったかもしrませんね。

山の周辺は歩きやすく お膝にも負担が掛からなくっていいですね。
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かなこ様へ (ぶちょうほう)
2015-10-26 11:08:59
かなこ様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
確かにこのスズメバチ捕獲作戦は欠点だらけのような気がしますね。
いったい何を目的としているのかさえも分からなくなってしまいます。
この仕掛けは人里から大分離れたところにやってあり、どうしてこんな場所にあるのか、と不思議に思いました。
きっと、これでは大した成績は上げられないことでしょう。

ナギナタコウジュは今がその時期のようで、ほかの山でも見かけました。
でも見かけることが少なくなりましたね。

菊石はもっと小さなものが巷で盆栽・盆石趣味の方の間で出回っていましたね。梅花石というのもありましたか。
石の趣味もいいものでしょうね。

ここのものは天然記念物になっていて、採取どころか近寄ることさえできませんでした。

車道歩きのうちは、膝にやさしい道が続きました。
傷んだ膝ですが、大事に付き合えば、まだまだ使えそうです。
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