ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

歩け、歩け、わたしは元気・・・・

2021-12-12 04:28:34 | 草花
「左、ひだり、ひだり、右っ!」
昔々、二週間ほど自衛隊に体験入隊したことがあります。(当時は新入社員を体験入隊させる会社が多くありました。)
その時に覚えた行進時の掛け声が上掲のもので、現在も使われているかどうかは判りません。
あの体験入隊で一番身についたのはこの掛け声で、今でも歩くときには心の中で号令掛けています。

最近はよく外を歩くようになっていて、いままで運動をサボっていたことが身に染みて実感できています。
まず脚力が格段に衰えていたことに気づかされましたが、しばらく続けてきたおかげで徐々に回復基調にあるようです。
天気の良い時のお散歩ではあの”トトロ”のお散歩宜しく気分爽快に(これも心の中で)、上掲の歌をハミングしながら田畑の道を歩いていきます。
そんな日常の中で足で稼いだ周囲の景色を挙げておきます。
ムクノキ ↓

ムクノキの実を見たくて心当たりの場所までやって来ました。昔の威容は影を潜めて、随分刈り込められてしまっていますが、ちょうど庭に出ていたその家の人に聞いたところ、あまりにも鬱蒼としていて苦になったので上を相当切り詰めたとのことでした。
樹齢はおそらく200年ほどはあるのではないかということですがはっきりとはしていません。
幹は太くて、どっしりしていて、こんな姿になっても王者の貫禄があると思えました。



枝にはヒヨドリ ↓

ヒヨドリが来ていて、実をついばんでいるようですから、それを観察してみます。
やはりまばらではありますが実が付いていました。



熟したムクノキの実 ↓

地面に落ちていた実を見つけて撮っておきます。犬が近づいてきたので鼻先に持っていきますが、奴さんは舐めることすらもしませんでした。



クチナシ ↓

道端の生け垣にこの木を使っていますが、実がたくさん付いています。



神社境内の複雑な眺め ↓

三種類の紅葉と木の影によって、複雑な景色が創りだされていました。



地面の黄金色 ↓

これはイチョウの落葉です。錯覚なんですが地面には葉の厚みが感じられます。



背後の黄葉 ↓

これは大木化したコナラでしたが、何とも言えない美しさでしたね。



サクラの紅葉 ↓

桜の赤い葉は大部分が落ちてしまい、ちょっと寂しい分量でしたが、上のものと併せて三つの色の要素がまじりあい、プラス木の幹の影と光線で絶妙な眺めが出来上がったのでした。



電線の行き止まり ↓

畑地のど真ん中でずっと続いてきた電柱が途絶えました。同時に電線もこれにて行き止まりです。
田畑以外に何もない場所にどうして電気を引いてきたのか? また、どうしてここで止めになったのか? 判りにくいことです。



筋雲 ↓

空にはこんなに長い雲が出来ていましたが、時間とともにこの雲も消え失せてしまいました。



十月桜 ↓

公園内で桜の花を見ましたが、春の桜と比べるとだいぶ受ける印象が違います。



ガマ ↓

農業用水路の末端付近では手入れがされていないのでしょうか、ガマが生えていて、穂まで作らせてしまっています。
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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ムクの木 (おみや)
2021-12-12 05:03:24
おはようございます。
ムクノキって知りませんが大きな木ですね。
長い雲、見たことないです。
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掛け声!! (縄文人)
2021-12-12 08:38:14
「左、ひだり、ひだり、右っ!」
はい・・・いいですね!!元気が出ます。
行進・・・歩幅60cm,歩程1分間に70歩(ちょいと忘れた。)
自衛隊のあの足をそろえて行進する様は美しく、きびきびしていますね!!
なるほど~体験入隊、若いときは何でも身に付きますから良き体験であったことでしょう。
イチョウの葉がたくさん落ちて・・・・。

   🔶 イチョウの葉昨日の朝より今朝の積 (縄)
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こんにちは (多摩NTの住人)
2021-12-12 16:06:29
これがお話になっていたムクノキですね。この樹が庭にあるということはかなり広い庭ですね。地面に落ちた実を食べるのは躊躇しますね。
コナラの紅葉は好みです。当地のコナラはナラ枯れの被害がかなり拡がっていてあちこちで大木が枯れています。
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おみや様へ (ぶちょうほう)
2021-12-12 17:09:06
おみや様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
このあたりでは大きな木と言えばクスノキとエノキが多いですね。
ムクノキは随分少ないと思いますが、これは大木ですね。
あの細長い雲を小生も珍しく眺めました。
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縄文人様へ (ぶちょうほう)
2021-12-12 17:18:41
縄文人様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
大人数が泉州信太山の陸自の駐屯地に入って10日か、二週間ほど過ごしました。
規則正しい生活を送ったお陰で快適に過ごしました。
行進は一定のリズムでやると、気持ちよく歩けますね。あの時は教育官の方が小気味よい号令をかけてくれ、大変気分が乗りました。
綺麗な黄葉を見せてくれたイチョウも今は葉をすっかり大地に落として、今度は地面を飾っていました。
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多摩NTの住人様へ (ぶちょうほう)
2021-12-12 17:27:05
多摩NTの住人様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
お話に出たあのムクノキです。かつては遠くからでも威容を眺められたあの木の姿が、とてもみすぼらしく変えられて気落ちしていましたが、気を取り直して行ってみて、その家の人と話も交わせました。
ムクの実はつき方が散漫でしたが、それでも残っていて、未だ青く見えるものもありました。
例によってヒヨドリとメジロが来ていました。

コナラの紅葉は渋い色にも染まりますね。
以前実生で、実をつけるところまで育てたことがありますが、その美しい紅葉に惚れこみました。
コナラ枯れは困ったものですね。
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無垢 (Craft.suzuki)
2021-12-12 23:27:37
こんにちは。懐かしいです、ムクノキ。子供の頃、秋になると近くの神社の境内にあるこの木の実が熟すのが待ち遠しくてなりませんでした。完熟して甘味の増した実も好物でしたが、熟す直前のまだ水分の多い実の味も捨てがたかったです。これを自宅で食べられたら!と思って種を蒔き、大人になって二階の屋根よりも高く育った頃に初めて実を付けたのを見つけた時は感激でした。
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Craft.suzuki様へ (ぶちょうほう)
2021-12-13 10:37:50
Craft.suzuki様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
あの実を食べると、やはり自分の家の庭でもムクノキを植えたくなりますね。
小生も実を二つ拾ってきて庭に蒔いて置きましたが、これが実るころにはこちらの寿命が尽きていることでしょうね。
あとの人には大きく育った樹がきっと邪魔になることでしょうね。
でも、そうやって種蒔いた木が育ち、実をつけるまで待ち、それが実現したときの感激もきっと大きいことでしょうね。
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