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ヴィクトリア&アルバート博物館のカルロ・クリヴェッリ
右下のサインは「ヴェネツィアのカルロ・クリヴェッリ作」
クリスチャン・ディオール展のついでと言ってはなんだが、ヴィクトリア&アルバート博物館に収蔵のカルロ・クリヴェッリ3点を見て来た。
ルネサンス・セクションの最も奥の部屋にあり、晴天のせいか、人は誰もいなかった。
このところ、イタリア・ルネサンスの画家、カルロ・クリヴェッリの作品に魅入られているのだ。
先日、最初に見たとき「魔夜峰央?」と感じた話を書いたが、魔夜峰央はビアズリーに影響を受けているんですってね...
クリヴェッリはビザンチン芸術を引き継ぎつつ、パドヴァ派に分類されるという。
なるほど、
崇拝の単なる「媒介」として発展したビザンチンのイコンに見られる、様式化された人物像(偶像崇拝を避けるためにあえて写実性やアーティストの個性は求められなかった)
ビザンチン芸術独特の豪華絢爛さ
パドヴァ派が発展させた彫刻的性格の強い「線」的な画風(フィレンツェからパドヴァ来訪したドナテッロらの影響)
などは、シロウトにも見て取れる。
国際ゴシックとの関係はどうなのだろう。
とにかく聖母や女性聖人をこのように耽美的に妖艶に描いたのが気になるのである。
アムステルダムの国立美術館にマリア・マグダレーナを見に行くのが、令和になったら早速やりたいことのひとつ。
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