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「買いだめ」の不思議




蓮舫消費者相が首都圏の買いだめを戒めるためにコンビニを視察したのは一昨日のことだったが、わたしが見るブログやツイッターなどでも、ほとんどのみなさんが例外なく「買いだめを止めましょう!」「買い占めは止めて!被災地に物資が届かなくなる!」と訴えておられる。
当然のことか、「○○町の○○スーパーはラーメン在庫が豊富。今すぐ走れ!」などという情報は見たことがない。
みなさん、ほんとうにいい人ばかりなのである。


それにもかかわらず首都圏だけでなく、関西地方のコンビニやスーパーの棚から生活物資が消えているとニュースやブログ記事になるのはなぜなのか。


1 ブログを書いたり、ツイッターでつぶやいている人はごく一部の良識ある人々で、その他の人は買いだめを行っている。

2 小売店で商品が消えているというのは買いだめが原因ではなく、流通の問題である。

3 「買いだめ」は「受験戦争」のようなものである。人々は「受験戦争はよくない」とリベラルに語る一方で、自分の子どもは戦争勝者にすべく高度かつ高価な対策を講じているのと同様、人々は「買いだめは止めましょう!」と右手でつぶやく一方で、左手には買い占めた袋を下げている。



うむ、わたしには分からない。
様子を見守りたい。

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