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優雅な犬




コリン・ファース、主演男優賞を受賞。

某掲示板等では、彼は写真だとあまり冴えないが、動き出したら素晴らしくエレガントだ、という書き込みあって、激しく同意したものである。


アカデミー賞前夜、遅ればせながら、"The Kings Speech" を鑑賞した。
全体的にスタイリッシュな美談仕立ておとぎ話風なので、物足りないと言えば物足りないのかもしれないが、あの手のストーリーで観客をタイクツさせることなく、最後までぐいぐいひっぱって行く力量は素晴らしいと思った。

内容の解説的な面では、絶版のため最近やっと読むことができた橋本治の「蓮と刀」そのものやんか!と思った。「フロイトは”おじさん”だった」という章で、おとうさんがこわい!と橋本は連発する(橋本がおとうさんをこわがっているわけではない)の。まさにそれ。


...



ところで先日の Mr. Firth という与太記事を読んだ友人が、

「moetさんは旦那さんのことを犬みたいな人って言っているでしょう。moetさんが好きなタイプの男性の条件って、血統書付きのゴールデンレトリバーとかそういう犬のことみたいです」

ほうほう。

自分が書いたことを思い出してみよう。



育ちが良い
おおらか

知的
基本的に真面目

貧乏臭いところが皆無で、華がある
世間に対して恨みつらみがない

洋服をいつもきっちり着ている
ものごとにこだわらない

気難しくない(常に機嫌がいい)
礼儀正しい


=優雅な男
=優雅な犬。例えばレトリバーさんとか。



いやあ、ほんまやねえ!!

人間も動物も、余裕のある個体、というのは魅力的なのである。


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