花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

長崎揚羽蝶 4

2008年05月18日 22時30分08秒 | 蝶・蛾
蝶には珍しくメスの方が派手なナガサキアゲハ。
この個体は前羽があまり白くなくて普通のクロアゲハっぽいが、付け根の赤部分と後翅の白が明らかにナガサキアゲハのメス。


こちらは、暗くて被写体ボケ・ピンボケ・ボケボケだがこういう雰囲気は個人的に好きな写真。


飛んだ瞬間をピント・シャッタースピード共にバッチリできたが触角の上端が見切れてしまった残念な一葉。
背景も暗いからそれほど気にならないげなのがちょっと救い。


クロアゲハに襲撃されたシーン。
襲撃といって、何をされるのかは毎度疑問に思うシチュエーションではあるが、何かのお約束のようなものでもあるのだろう。


これらのツツジやウツギの花が終わってしまうと、アゲハ蝶の停まる花が少なくなって写真が撮りにくくなる。
春は季節の移り変わりが特に早く感じる。

青鷺 13

2008年05月18日 00時24分38秒 | 
新緑の中、子育ても佳境に入ったアオサギ親子。
青鷺12からの続き。

 
12は2月中旬に見たもので、上2つの求愛ポーズは3月中旬のもの。
あぶれ組はまだ続けている。
上空を突付くような動きをしたり、顔あたりを膨らませながら下に向かってクチバシでコツンと音を出す動作。
意味や法則性は知らない。

 
カップル成立組は、それなりのそれに向けた行動を。
数枚撮った中から行為寸前と直後の2枚を。
上の方の何か無駄に格好良いポーズが気に入らない20秒。

小鷺5の4月中旬ではアオサギの求愛モードは終わって、目とくちばしの妙に赤い求愛カラーも通常カラーに戻り、巣の上で卵を温めているか下の池で通常業務に戻っていた。



で、現在は子供もかなり親に近い状態になって、まぁこれは伸びをしているだけだが、もうじき飛べそうな雰囲気。

 
ただし、親と並べるとまだ全然貫禄が足りない。
上の右図で、親が子の頭に羽を掛けてやってるような感じがなんとも良い。



1枚目のすぐ後をHDサイズで。
子の顔にかかる木の枝を2本ほど合成で消したのだが、不自然でもなく見れましたならご愛嬌。
アオサギの子の頭がパンク状に逆立っているのが、なんとも子供っぽく見えて面白い。
口をあけているのは、鳴いてはいないので欠伸か何かのように見えた。
良い陽気であった。