花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

白筋苞蛾

2006年07月31日 22時35分51秒 | 蝶・蛾
実はどこの草むらにもいる、小指の爪程の蛾。サムネイルでも原寸大より大きい。
シロスジツトガのスーパーマクロ写真。

この拡大表示の原寸大サイズでこんな生き物が歩いていたら走って逃げるが、そんな小さな生き物でもなかなか面白い造形をしているということが面白い。


以前の、バッタの幼虫やツバメシジミ、ムラサキシジミなどと同じ時期、pro1のスーパーマクロコンレンズ装着に凝っていたときの一葉。
面白い道具ではあるのだが使いにくいのと、用途が極めて限定的なのが難すぎた。

槿

2006年07月30日 22時23分32秒 | 春夏の花
ハイビスカスの子分のような花、ムクゲ。
次々と長い間咲きつづけるので、無窮花と当て字で書くこともあるが少し無理のある当て字。

ピンクで奥がワインレッドになっているのが一番よく見かける種類のムクゲだが、今回は真っ白のを無造作な日の丸構図で。
日差しが強い。

山雀 5

2006年07月27日 22時11分26秒 | 
空気をセミの鳴き声が埋め尽くす頃になると鳥の影はめっきり薄くなるが、いなくなっているわけではない。
居る所には、例えばエナガなどは冬場より絶好調に人間を無視して枝枝を渡り跳ねていたりする。
その中に混群として混じっていたヤマガラなどは、つい乗せられて人の足元までやって来て、慌てて逃げていくがそれでも、冬に単独でいるときの緊張感は無い。

人間の方がビックリした。

銀蜻蜒 3

2006年07月26日 23時06分00秒 | 
散々ぶつくさ言ってきたギンヤンマの飛行写真、良いレンズと良いポジションを確保できた結果、比較的あっさりと一枚、モノにできた。

飛ぶギンヤンマ写真というのはとにかく見栄えがするので良いものであるのだが、開けた場所で一定の縄張りを延々と周回するギンヤンマは、スピードこそ速いものの難易度S級とは言わず。
ただランダムに飛ぶアカネ、用が無ければ停まっているサナエ、周回が広い上に開けた場所でもないオニヤンマらに比べると、ただ飛んでいる写真を狙うならチャンスが多く、更に格好良いギンヤンマは恰好の的なのである。

だが簡単なことではないので、ひとりホクホクするには実に良い相手であるということであって。

2006年07月24日 23時43分09秒 | 
カメラを持ってブラブラすることが多くなると、妙なものが目に入ることも多くなる。
前回にはオシドリが立ち寄っていた宝が池公園で、今度はスッポンが浮かんでいるのに気付いた。

考えてみれば、これも初めて見る。でかい。
顔のアップ。
凶悪な顔、非常にマズそうだが、栄養素がみなぎって詰まっていそうな雰囲気。
わけのわからない生き物だ。

一文字挵蝶

2006年07月23日 21時18分07秒 | 蝶・蛾
蝶なのか蛾なのか、実際にも曖昧だが一応、蝶とされているセセリ類で一番普通なイチモンジセセリ蝶。
英語ではbutterflyではなくgrass skipperと区別されているらしい。
ころっとしたフォルムで目が大きく、写真にしてよく見るとなかなか造形的には魅力があるが、地味すぎるのであまり狙うことのない被写体である。

今回はろくに検証せずにイチモンジセセリとタイトルをつけたので、チャバネセセリか別のセセリかもしれないが、特に重要なポイントではなかろうとも思っている。

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追記。セセリの漢字"手偏に弄"がアップしたら文字化けしました。
環境によったら読める場合もあるかもしれないので、このままで。

向日葵

2006年07月22日 19時27分24秒 | 春夏の花
雨続きから転じて、土曜日は都合よく日が出てくれました。

派手で大振りな分、痛むのも派手なヒマワリ。
良いのを選んでうまく嘘をつくのが花写真というもの。

広角でヒマワリを見上げる写真にしたら面白かろうと思って、遊びでは最近出番の少ない11-18を装着してみたが、狙いは上手くいかず結局、普通に撮りました。

実は小さいヒマワリなのだが、その辺をそれなりに騙せてるんじゃないかという一葉。

日本赤蛙

2006年07月21日 21時25分10秒 | 
SONYのα100の発売日なので見てきた。
値段に不釣合いな高性能と、値段に不釣合いな安っぽい外装という評価は実に的を射ている表現であった。
今のαsDが急に爆発でもしない限り、買うほどのものでもない雰囲気ではあるが、ネットの噂のソニーの次のαというのが、スゲーとか絶対嘘というより「夢が広がりんぐwwwwwwwwうはwwwww」のレベルの話であるので困る。


で、先日からのお湿り具合とシナバーカラーにちなんで、ニホンアカガエル。
山道のアスファルトに、ゴム風の質感で佇んでいたので玩具のカエルかとも思ったが、一応の撮影後、靴先でつついたら逃げたので生き物であったことが分かった。

αsD購入後一週間くらいの写真。
キットの75-300レンズは解像感は悪いが、流れるようなボケ味は悪くない。今は死蔵中だが。

殿様蛙

2006年07月20日 21時00分42秒 | 
ベタな蛙。
シャツの腹で押しつぶす惨劇を想像するだに恐ろしい、確かな実感のある生き物。
根性で済む問題ではないので、今のところ注意深く避けているシチュエーションである。

世に、蛇に睨まれた蛙という言葉があるが、このサイズの蛙ともなると理由が無ければ放っておいても動くことは無い。

蝉の抜け殻

2006年07月19日 22時14分56秒 | 春夏の風景
今年の梅雨はえらく本格的で、今の長雨の前には蝉の声を聞いたような気もするが、先週末から夜にはクーラー要らずの日々。

写真は去年の7月中旬、蝉の抜け殻を逆光で撮ってみたもの。
日差しのあまり強いのも大変なものだが無いとなると物足りなく感じるものだ。