花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

尾長揚羽蝶

2008年05月25日 22時01分23秒 | 蝶・蛾
そこの花から蜜を吸いおわって次の枝に飛び立つオナガアゲハ。
クロアゲハより羽が細く、赤模様が割合的に多いのが特徴。
羽ばたいていると後翅の白い縁取りが目立って見える。


変わりばえしないがもう一枚。
細長いシルエットがスマートに見える。大きさ的には他のアゲハと大差ない。

普通っぽいけど、ちょっと違う的な地味な面白みのある蝶。

蝮草

2008年05月25日 00時20分26秒 | 春夏の花
天南星の仲間では、名前が即物的で美しくないマムシグサ。
一応この、ほとんど黒な紫と緑の縦縞の奇妙なものが花である。
背景には、山だから今ちょうど満開のシャガが咲いていて、普通に綺麗な花と普通でない花の妙な対比になっていた。
名前も姿もおどろしいが、サトイモの科の特別なんでもない草である。


花まで普通に緑なのもある。
ムラサキマムシグサ/カントウマムシグサと種類を別けることもあるらしい。

天南星は良く見ると可愛らしげでもあり、普通ではない分、偏愛の対象にもなりうる。
今月はじめに植物園で撮ったウラシマソウやユキモチソウ、ムロウテンナンショウは在庫にしていたが引っ張り出してきても良いかもしれない。


HDサイズで2本。
見れば見るほど面白い姿だ。