いちおう秋の花に分類されることの多いカリガネソウである。
既に細々と咲き始め、結局秋まで、散っては咲いてして花をつけている。
花も蕾も良い感じで、とても好きな草だが写真にするといつも同じような図にしかならない。
しべの曲線と下花びらのマダラ模様を見せるためにはこの角度しかないためでもあろう。
しかし改めての研究の余地はあるかもしれない。
既に細々と咲き始め、結局秋まで、散っては咲いてして花をつけている。
花も蕾も良い感じで、とても好きな草だが写真にするといつも同じような図にしかならない。
しべの曲線と下花びらのマダラ模様を見せるためにはこの角度しかないためでもあろう。
しかし改めての研究の余地はあるかもしれない。
ただ、そこにいるアオバズク。
たいがい探すまでもなく、特に何がありそうなわけでもない木の下にカメラ親父さんたちが群をなしているので、それがいることがわかる。
そんなであるからこいつも、カラスなどが嫌がらせをしに来ることもなく、日中の十数時間をぼんやりしている。
であるから、いつまで眺めていても飛ぶことはおろか、体を掻く程度のアクションすら期待できない。
こういうものは何度か見ていると色々注文を付けたくなるものだが、こうやって初めてフクロウを見てそれだけで嬉しかった初心を忘れるなかれと森の賢者よろしくせせら笑っているかのようだ。
たいがい探すまでもなく、特に何がありそうなわけでもない木の下にカメラ親父さんたちが群をなしているので、それがいることがわかる。
そんなであるからこいつも、カラスなどが嫌がらせをしに来ることもなく、日中の十数時間をぼんやりしている。
であるから、いつまで眺めていても飛ぶことはおろか、体を掻く程度のアクションすら期待できない。
こういうものは何度か見ていると色々注文を付けたくなるものだが、こうやって初めてフクロウを見てそれだけで嬉しかった初心を忘れるなかれと森の賢者よろしくせせら笑っているかのようだ。
夏らしい、ノウゼンカズラの花。
もっとたくさんの花がついているほうが、らしい風景であるが、それをキレイに見せるのは並大抵のことでもなかったりする。
この微妙に淡い朱色が良くも悪くも、ポイント。
一見して主張が強そうで、実は単体で画面を構成するには弱い。
一個だけにすると隠れがちなお上品さが際立って見えてきて、これならば良い感じ。
もっとたくさんの花がついているほうが、らしい風景であるが、それをキレイに見せるのは並大抵のことでもなかったりする。
この微妙に淡い朱色が良くも悪くも、ポイント。
一見して主張が強そうで、実は単体で画面を構成するには弱い。
一個だけにすると隠れがちなお上品さが際立って見えてきて、これならば良い感じ。
昨日の続き、といっても、同じ境内の同じ風景であるお稲荷さんの本宮祭。
赤い光は出力が低くても良く届くので、提灯の赤をカメラで写すと簡単に色飽和してしまう。目で見える陰影を出そうとすると背景が真っ黒になってしまう。
これはこれで面白い表現にも見えるしキレイだが、本意ではない。
あと、お祭り用の提灯(献灯【大】一口¥10000)の数に下世話な関心を隠しきれない。
これくらいは景気云々と別に考えたいものだが。
盆踊りもやっていたが、隅っこの駐車場でやっていて、露店が囲んでいたりもしなかったので、妙に他人事のような雰囲気だった。
こう、望遠で遠近感を潰してみると良い感じだが、盆踊りというのももはや消え行く風情であるものなのだろう。
赤い光は出力が低くても良く届くので、提灯の赤をカメラで写すと簡単に色飽和してしまう。目で見える陰影を出そうとすると背景が真っ黒になってしまう。
これはこれで面白い表現にも見えるしキレイだが、本意ではない。
あと、お祭り用の提灯(献灯【大】一口¥10000)の数に下世話な関心を隠しきれない。
これくらいは景気云々と別に考えたいものだが。
盆踊りもやっていたが、隅っこの駐車場でやっていて、露店が囲んでいたりもしなかったので、妙に他人事のような雰囲気だった。
こう、望遠で遠近感を潰してみると良い感じだが、盆踊りというのももはや消え行く風情であるものなのだろう。
伏見稲荷の夏祭。
昨日の宵宮祭の方を見に行こうと思っていたが雨にたたられた。
雨ばかりはお稲荷さんの管轄でないなら仕方ないが、なんともはやなんとも。
今日も本日の天気予報では夕方から本降りの雨になるとの予報であったが、それに関してはまるまる外れる結果となって、多少神様の面目を保ったところである。
祭の本番としては昨晩と今朝のことであるので、今晩のこれは特別何があるわけでもない、提灯のキレイなだけの夜景である。
お稲荷さんといえば千本鳥居。
お祭り用の提灯(献灯【小】一口¥3000)が並び、日暮れに良い情緒をかもしだしている。
ヒグラシがかまびすしいほどにカナカナと鳴いており、これで他に人が居なければもの凄い雰囲気だっただろう。
一瞬の人の途絶えの一葉。
再来年に御鎮座1300年を迎えるそうだ。
そういえば藤森神社と伏見稲荷とのいざこざの話があって、なんとなしにもう少し最近の話かと思っていたが、それがその1300年前のことだ。
つまらない話も1300年前から今にまで後を引いていると思えばなかなか大したものだ。
提灯のキレイな風景。
せっかくたくさん撮ってみたので、この項つづく。
昨日の宵宮祭の方を見に行こうと思っていたが雨にたたられた。
雨ばかりはお稲荷さんの管轄でないなら仕方ないが、なんともはやなんとも。
今日も本日の天気予報では夕方から本降りの雨になるとの予報であったが、それに関してはまるまる外れる結果となって、多少神様の面目を保ったところである。
祭の本番としては昨晩と今朝のことであるので、今晩のこれは特別何があるわけでもない、提灯のキレイなだけの夜景である。
お稲荷さんといえば千本鳥居。
お祭り用の提灯(献灯【小】一口¥3000)が並び、日暮れに良い情緒をかもしだしている。
ヒグラシがかまびすしいほどにカナカナと鳴いており、これで他に人が居なければもの凄い雰囲気だっただろう。
一瞬の人の途絶えの一葉。
再来年に御鎮座1300年を迎えるそうだ。
そういえば藤森神社と伏見稲荷とのいざこざの話があって、なんとなしにもう少し最近の話かと思っていたが、それがその1300年前のことだ。
つまらない話も1300年前から今にまで後を引いていると思えばなかなか大したものだ。
提灯のキレイな風景。
せっかくたくさん撮ってみたので、この項つづく。
今年も今年とての祇園祭の巡航、今回は平日で、小雨がパラつかないこともないくらいの微妙な悪天候下であったので見物客は比較的少なかった。
私の今年は仕事場に招待観覧席の券があったので、何度も見ているものではあるが折角なので行くことができた。
御池河原町交差点付近で、辻廻しを見るに極上の位置を確保できたが肝心の山鉾が、雨に濡れても大丈夫エディションで見栄えが悪く、残念極まりない。
そういうわけで、今回は辻廻しのアクションを撮ることに集中した。最初の写真は菊水鉾。
出発前に別件の用事が入って長刀鉾と月鉾は時間が合わなかった。
これは鶏鉾。
州浜紋が若干ファンシー系な放下鉾。
去年もだったが、今年もやけに軋む音が大きい。もう修理できないとやばいのではないか。
こちらは鉾よりも小型の岩戸山。
この頃には雨は降らなさそうな感じになっていたので、雨よけのビニールを外せるものは外しているものが多かった。
それにしても、ビニールは格好悪い。梅雨時のお祭りだけに、せめて何か別の素材を、そろそろ導入する必要があろう。
私の今年は仕事場に招待観覧席の券があったので、何度も見ているものではあるが折角なので行くことができた。
御池河原町交差点付近で、辻廻しを見るに極上の位置を確保できたが肝心の山鉾が、雨に濡れても大丈夫エディションで見栄えが悪く、残念極まりない。
そういうわけで、今回は辻廻しのアクションを撮ることに集中した。最初の写真は菊水鉾。
出発前に別件の用事が入って長刀鉾と月鉾は時間が合わなかった。
これは鶏鉾。
州浜紋が若干ファンシー系な放下鉾。
去年もだったが、今年もやけに軋む音が大きい。もう修理できないとやばいのではないか。
こちらは鉾よりも小型の岩戸山。
この頃には雨は降らなさそうな感じになっていたので、雨よけのビニールを外せるものは外しているものが多かった。
それにしても、ビニールは格好悪い。梅雨時のお祭りだけに、せめて何か別の素材を、そろそろ導入する必要があろう。
シジュウカラの若いの。
もはや親から餌を貰う段階は過ぎているようだが、群で暮らしているので「ひとり立ち」という言葉が当てはまるのかどうかは知らない。
若いのと若くないのとの違いは、クチバシの頬の黄色部分があり、首のぐるりの黒ラインがないのが若いのだ。
5月の写真に比べると、これでも相当大人に近づいている。
写真的には、ピントが外れていてイマイチ。
もはや親から餌を貰う段階は過ぎているようだが、群で暮らしているので「ひとり立ち」という言葉が当てはまるのかどうかは知らない。
若いのと若くないのとの違いは、クチバシの頬の黄色部分があり、首のぐるりの黒ラインがないのが若いのだ。
5月の写真に比べると、これでも相当大人に近づいている。
写真的には、ピントが外れていてイマイチ。
この間のカワラナデシコがやっぱり気に入らなかったのでリベンジ。
背景にはどぎつい朱色のヒメヒオウギスイセン。
自然物ではなく花壇のものであるが、趣味のよい組み合わせだ。
引き立て役の居ることがいかに重要なことかがよくわかる一葉。
背景にはどぎつい朱色のヒメヒオウギスイセン。
自然物ではなく花壇のものであるが、趣味のよい組み合わせだ。
引き立て役の居ることがいかに重要なことかがよくわかる一葉。