花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

野鶲 8

2013年10月28日 00時09分45秒 | 
案山子がわりに据えられた帽子の上から田んぼにダイブするノビタキ。
稲は早稲の二番穂か、黄金色に実ってはいるが、貧弱で雑然としていて雑草の雰囲気を帯びている。



晴れていても風には冷たさが混じり、そろそろ冬の空気の匂いもする。

蟷螂 7

2013年10月16日 23時49分47秒 | 
のっそりと、オオカマキリ。
地面を這っていても眼光だけは鋭い。

それとは関係ないが、発表されたα7Rが久々にグッとくるプロダクトだ。
画質オバケで、動くものにはおそらく全然向いてないカメラであろう感じ。
来年にはAマウントのプロ用も出すそうだがそれはそれ、これはこれ。
梅田で見られるのは来週か、再来週か。要チェックだ。

金木犀 5

2013年10月13日 23時03分32秒 | 秋冬の花
きつい芳香に好みの分かれるところもあるキンモクセイ、私はわりと好きだ。
サイズに相対的には肉厚だが絶対的には薄い花びらが陽を透かした微妙なグラデーションが美しい一葉。
葉の順光と逆光で質感が違って見えるところも良い感じ。



背景にたくさんの花を写しこんだもの。
いま考えると絞り込んだほうが良かったが、久しぶりに絞らないボケが美しいSTFレンズを使ったので、この時は絞ることを考えなかった。
しかし、モヤモヤした印象のこの花はモヤモヤと写っているのが似合っているかもしれない。

並揚羽蝶 19

2013年10月06日 23時14分34秒 | 蝶・蛾
鶏頭の花にアゲハ、それにやってきたナミアゲハ2頭。
花に停まっているのがメス、来た2頭がオスだろうと思うが、実際どうかは知らない。



夏型のナミアゲハはオスの場合羽の後ろのほうに黒いラインであるところに、メスでは模様があるということでこの写真では手前の花に停まっているのがメス、奥のがオスだということになる。

そうならそうなのでもあろうが、別にどうでもいいことでもある。
いまさらどうということもない感想でもある。