花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

大瑠璃

2006年04月30日 19時24分25秒 | 
オオルリキタ━━━━('∀`)━━━━!!な感じ。
少々度を過ぎる喜びも仕方なかろう。
深いメタリックな青のボディから、総毛立つほど美しい声で鳴く完璧超野鳥である。

残念ながら今日の初遭遇では3秒ほどしか姿を拝ませてもらえなかった上、ファインダーではシルエットにしか見えない逆光であったので、撮った後でオオルリであったことがわかったわけだが、
それでも2枚ほどはそれなりに撮れたので上々だと言えよう。

遠くからキレイ過ぎる声で鳴きながらやってきて、またすぐにキレイすぎる声で鳴きながら遥か遠くに飛んでいった。

藤 2

2006年04月29日 22時08分35秒 | 春夏の花
昨日の去年の藤に引き続いて、一昨年の藤を。
こちらはかなり濃い赤紫の藤の花。種類が違うのだろうか。

ちなみに、去年のはゴミ処理場の向かいの山で、こちらは浄水場の脇の藤棚である。
だからどうしたというものでもないが、共通点であるような無いような。

写真は、無駄にNDフィルタ機能でスローシャッターにしたもので、妙な雰囲気ではあるが、藤の花はアップで見るとあまり綺麗ではないので少々ぼけるか遠目で見るのが良い。
また下のほうが微妙な切れ方をしているのは、この少し下には人々の頭があるためだ。実は左下にはわずかにそれが入っている。
今考えたら、ある程度入っても良かったように思うが、人間とは想像以上にこういう場合目障りなので、やってみて並べてみないことには分からない。

2006年04月28日 21時33分43秒 | 春夏の花
昨日は鉢植えの藤が咲いているのを見て軽く絶望したが、職場の近所の城南宮の藤はまだまだ全然で、そりゃあ鉢植えは栄養状態もメンテナンスも万全で、まだまだそこそこ余裕です。

写真は去年の藤。藤棚に広がるようなお綺麗なものではなく、ワイルドに山肌を占領する山藤。
盛大に空被りした上の方も、放射状に垂れる青紫が神秘的な味わいである。

全体的にうねるようなカタチが心地よい一葉。

水流

2006年04月27日 22時30分51秒 | 春夏の風景
気がつけばもうじきゴールデンウィーク。
去年のこの時期は諸々の事情でずいぶんゆっくりできていたものだが、今年はややこしくてかなわない。

そんな去年の、桜の残骸を流して、行く春を惜しむ一葉。
今日は道々、民家の鉢植えの藤が咲いているのを見た。
ちょっと待ってくれといいたくなる最近である。

2006年04月26日 21時02分13秒 | 春夏の風景
ものすごい青空のものすごい光を通す新緑の桂。
丸い葉っぱが重なり合う七宝っぽい味わいが好きだ。

それにしても、pro1の出すキャノン青空の透明感は本当に良い。ミノルタの不透明感も良い味であるが、これは婉曲な表現を超える良さである。

碇草

2006年04月25日 21時12分08秒 | 春夏の花
これまた禍々しい系のフォルムな花であるが、船の碇に似ているらしいので碇草と名づけられた花であるらしい。

碇といえば先ずポパイマークが浮かぶと、さっぱり似ていなくて困る訳だが平家物語の碇潜(いかりかづき)のはこんな風であった。

写真的には、ホワイトバランスであまり白を白にしすぎると雰囲気も何もなくなるという反省点のある一葉。

鶫 3

2006年04月24日 21時30分54秒 | 
昨日までのアカハラと一緒にいたツグミ。

種類的にはアカハラやシロハラと同じなのだが、圧倒的に緊張感がない。
数も多く暢気で、被写体としての魅力は少ない。
今や何の保護色でもなくなっているので、もうじきシベリアへ帰るらしい。

赤腹 2

2006年04月23日 20時53分42秒 | 
昨日のアカハラの、今度は全体に暗い場所での一様。
写りが微妙な気がしたので、鳥の部分にだけアンシャープマスクをかけてみたら妙な感じがしないでもないがまぁ、それはそれとした。
色合いは地味で背景も地味だが、それもそういうものだ。

地べたを歩く系の鳥は、全体に分かりにくい上に警戒心も強いので難度が高い。

赤腹

2006年04月22日 20時47分33秒 | 
陽だまりの中の極端な木陰の中でたたずんでいるアカハラ。
シロハラやツグミとの混群というには小規模なグループで地面を掘り返していた。

見たときはマミチャジナイかと期待したが、普通にアカハラであってマチャミジャナイのであった。
この距離と明るさではなかなか、目で見て分かるものではないな。

2006年04月21日 21時57分05秒 | 春夏の花
イロモノ的なものが増えてくるのも春という季節。
わけのわからんものも煩い小虫も、とにかく物の総量が増えてくる。

紅葉の花も今頃のもの。
それ自体は何ら綺麗なものではないが、左奥のモヤモヤが綺麗。
グロめといえばそうかもしれない。

小鷺と青鷺

2006年04月20日 21時06分46秒 | 
例のソニーの一眼が“α"名称をブランドに使うことが発表された。
さっそく公式サイトを見に行ったが、それなりの期待は許されそうな感じ。
松下が一眼でもルミックスを通したので嫌な予感がしていたのは杞憂で済んだ。

コニミノ撤退の報の時から微妙に心境の変化があるのは、ビデオカメラの世界では次々に野心的なフラッグシップを作るのはソニーだという話を聞いて、そういえばそうだと思ったからであった。

ただ、ソニーの初回ロットを買うほどの無駄な勇者である気はないので、鷺のようにマイペースに続報とかいろいろを待ちたい。

密士失比赤耳亀

2006年04月18日 20時33分02秒 | 
このタイトルは自分でもどうかと思うが、ミシシッピーアカミミガメである。
こういう池にも、住んでいる亀といえばアカミミガメであることは実に嘆かわしいが、駆除したらいいのにと思う心とは別に、亀に罪はない。

ミシシッピーと聞けば殺人事件に乗り合わせた探偵が落とし穴に落ちていくのを連想する瀕死隊の一員である私などはアレであるが、この写真とは何の関係も無い。

猫蝿取蜘

2006年04月16日 21時33分28秒 | 
極、局地的にファンの多いハエトリグモ。これはたぶんネコハエトリ。
芍薬の花虫ごもり、今を春べと芍薬の花。と古歌にも歌われてはいない芍薬の花の中からこんにちは。
根本的にはグロだが、大きい方の目の隈取が可愛いものにも見えてきたら、それがマニアの階段。

心の準備ができたら等倍の拡大写真を。