花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

大和郡山城

2020年03月11日 00時28分37秒 | 秋冬の風景
奈良の郡山城は、大和大納言羽柴秀長、豊臣秀吉の弟さんが短い間だったが拠点にした城だという由緒がある。



その後いろいろあって、現在いちばん目立つ建物は明治につくられた奈良県立図書館を移築した城跡会館で、
次には正門になる追手門が、昭和に再建されたいちばん城跡らしき建造物だ。

  

本丸と天守台は石垣のみだが、せめてきれいには整備されている。
上からは北に薬師寺の双塔と金堂、平城宮跡の大極殿と工事中の南門のなにやらが見える。



天守台の石垣の石のなかに逆さにぶっ込まれているお地蔵さん。
織田軍団の築城では珍しくない風景だが、若干、引くところではある。



後にこの城を整備した柳沢吉保が「公」の呼び名で神社に祀られている。水戸黄門の敵役の、徳川綱吉の側用人の彼だ。
未来がなくても、いま出世できればいい人向けのご利益があるのだろうか。
写真はポラロイド写真風の色設定。


天龍寺

2020年03月07日 22時31分39秒 | 秋冬の風景
コロナの影響で最近、嵐山がガラガラだという記事を見たので、たまたま休みを取れた平日の朝に行ってみたが、わりと人はいた。
とはいえ、昨今の中国人モリモリモードでは行列レベルの人並みになることを考えれば閑散といえなくもないのか。

  

天気予報に反して寒く、霰は降るし酷い目にあったが、写真の雰囲気はとても良いX100のネガフィルムモード。




これだけ、きれいなRAW現像でノイズなしのデジタル写真。

曼殊院門跡の紅葉

2019年12月04日 22時17分24秒 | 秋冬の風景
京都洛北の由緒正しき門跡寺院、曼殊院の紅葉。
このお寺は、ガイドブックなどではずっと「曼殊院門跡」と名前を表記させていたものが、最近になって、ただ「曼殊院」にするようになっているようだ。
ほかの青蓮院とか大覚寺とか山科毘沙門堂とか大原三千院とかの門跡がいちいち自称しないことに気付いたためだろうか。
といわれても、音の響きとして「まんしゅいんもんぜき」に馴染みができてしまっていたので、いまさら言われても違和感がある。

 お庭の縁側の庇は、込みで見るほうが写真の雰囲気はあると思う。が、安い広角レンズの描写は改めて見て思っていたより安い。桜までには新型を買おうか。



 開いていても通れない開かずの勅使門。

 紅葉青苔と常緑の杉。




岡山城

2019年11月30日 21時11分03秒 | 秋冬の風景
四国からの帰路、丸亀に寄り道する予定だったが、台風の都合で岡山まで戻ってから寄り道することにした。

岡山城名物のやけに穴が大きい鉄砲狭間。あぶない。

近くで見るとものすごいチープ感がある天守。

 裏側の石組みのほうが見応えがある。

 赤茶けた石垣は空襲で焼けた跡とのこと。

後楽園。

ある程度離れて、風景としてみると良い感じのお城。


三津浜

2019年11月29日 23時52分03秒 | 秋冬の風景
松山の宿からちょっと離れたあたりに散歩に訪れた古い港町。

 何かはわからないが古いクレーンは美しい。

 文化財の古い商家で鯛めしを食わせる店。
ご当地グルメの鯛めしは観光用のは凝ったこともするが、ここのは昔ながらのドカ飯。だが、それが良い。

 海っぺりに出て、平日昼下がりの伊予鉄道で引き返す。長閑。

道後温泉

2019年11月28日 00時13分51秒 | 秋冬の風景
温泉があると気まぐれで無計画な遠出も、ぐっと旅行っぽくなる。
すごい建物が有名な道後温泉はしかし、後ろ半分が改修中だった。

格好つけたようなF1.4のボケ写真。

失笑未満のコラボレーション。

月が出てきた。

 一六タルトに令和とは何かを問いかけられる。



今治城

2019年11月25日 23時32分32秒 | 秋冬の風景
愛媛県の北のほうのタオルの産地、今治のお城。小さいがこざっぱりしてキレイな結構。

大手門のなか。いい石垣

 築城した藤堂高虎公



 天守は、三の丸、二の丸、本丸がL字型に並んだ真ん中にあって、まさに物見櫓の風情

 本丸跡は神社になっている

 瀬戸内海を取り込んでいる。お堀は汽水域だという

 裏門から