花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

木瓜

2010年03月30日 22時49分10秒 | 春夏の花
目を刺す赤さのボケの花。
大きい木にはならないのか、梅や桃に似たような時期に似たように咲くが、あたり一帯の主役を張る柄にはならない。
名前も、悪いか。



庭の造りからしてそうなのであるが、背景のもやもやの桜が写るだけで、その前座になってしまう姿におかしみを感じる。

桜 16

2010年03月28日 23時42分15秒 | 春夏の花
日陰と日向の枝垂桜。
狙いからいえば空が見えないほどに花が欲しかったところだ。
悪くはないが期待したほどでもない図。桜は難しい。



こちらは青空を強調してみた図。
この木の後ろまではどうにもならないものだが、その背景まで桜の花なら申し分なかった。
風景写真は甘くない。



これは、23日更新分の桜の図で、こちらを採用しようと思っていたのに間違えてアップしていたというもの。
さほど違わないが桜の種類は違う。
こっちが好みではあるが、どうだろう。

椿と桜

2010年03月27日 22時30分13秒 | 春夏の花
終わっていく椿と始まっていく桜。
ピント位置を間違えているのが残念な図だが、画面の色組みがなんとも心地よい。



同じものを、少し角度を変えて。
桜と椿は色々なところが対照的な花だが、美しいのは同じだ。
そういうところも、味わい深くて良い。

白木蓮 10

2010年03月24日 21時19分36秒 | 春夏の花
この辺では結局お彼岸前に終わってしまったハクモクレン。少し遅かった北の方でももう終わる頃合だろう。
写真は、ここ数年この時に通っている招善寺の長老木蓮。
花はちらほらしかつかないが、つくだけたいしたもので、えもいわれぬ風格がある。

 

こちらは他所の、多く花がついている木蓮。その光と陰。
こういうのはこういうので、これだけ。


桜 15

2010年03月23日 23時55分14秒 | 春夏の花
例年早い枝垂桜や山桜は既に満開で、ソメイヨシノなども今週末にはもう見頃であろう。
年をとると時間が早いといわれるのに抵抗する気でコマゴマした季節のあらわれを気にしつつ過ごしている昨今だが、ちょっと仕事が忙しくなるとあれあれ、という感じがとても不愉快だ。
まぁ、こんなことをやっているほどには暇人でもあるのだが。


こちらはヤマザクラ。その上には松。
もっと日が強く影が濃くあると葉っぱの赤がきれいに出るが、そこで光が濁ると赤にならない。
まぁまぁの図だが、あと少しの感もある。

辛夷

2010年03月22日 22時00分47秒 | 春夏の花
さて、モクレンやコブシの花はまもなく終了だ。
今年はずいぶん早いな、と思って去年までの写真を見てみると、時期的には毎度これくらいで、そういえば毎年早いなーと思っていたことを思い出す。
要するにこの季節は色々の移り変わりが速い、というだけのことで。

そういうわけで、このコブシの花は、撮ろうと思いつつ他の花にかまけているうちに終わってしまっていて撮れていなかった花だ。
この写真もすでにデロっとなっているようで、しかしコブシの花といえばこんなもんじゃないのかなーとも思うので、とりあえずこれで。

桜 14

2010年03月21日 21時03分59秒 | 春夏の花
鴨川沿いの桜並木に部分的に花が咲き出した。
なのに青空はひどい黄砂で濁っている。これを「しょうがない」というのはとても理不尽なことだと思う。
よりにもよった日本の国の代表がこの事態にろくにものも言わないなんてどういうことか。

なんだかんだで桜全体のシーズンは長いので、良い青空と桜のタイミングもあるだろうが。


そういえば、ご無沙汰気味にしているGANREFさんで、良い出来だったから唯一コンテストに応募していたのが、ひっそりと入選していた。
マーしかし、コンテスト的な写真など撮っていない私のこと、並んだ作品の中でえらく浮いている感じだ。

花鶏 8

2010年03月18日 23時51分27秒 | 
水たまりにアトリ。
ところどころの鮮やかな緑が、日陰の暗がりの中にも春を思わせる。
画面の下の方の水面に写った緑が、またなんともよろしい。



こちらは、茂みの中のメスのアトリ。
撮りやすい所には居てくれないタイプの鳥だが、これくらいで写ってくれればまずまずだ。

尉鶲 14

2010年03月17日 22時52分09秒 | 
杏の蕾がずいぶん膨らんだ枝にジョウビタキ。
今年は全体に花が早めかもしれない。



そう言って期待するほどにはまだ暖かくないが、冬鳥の季節はまもなく終わりだ。
この冬鳥シーズンはあまりがんばらなかった気がする。今になると、もうちょっとがんばっても良かったとは思う。
それも毎年のことか。

稗鳥 7

2010年03月14日 21時44分38秒 | 


早々と満開の寒緋桜と、いつでもどこにでもいるヒヨドリ。
しかし、いつでもどこでものヒヨドリも冬を抜けて久々の甘味に、人間の接近などそ知らぬ顔だ。
そういえば、ヒヨは梅の花には訪れはしても執着具合はさほどでもない。
種族的な好き嫌いがあるのだろうと思わさせる感じだが、蜜の味がそんなに違うのだろうか。

白木蓮 9

2010年03月13日 22時25分59秒 | 春夏の花
本格的な開花は3月末から4月頭のはずのハクモクレンだが、早いものから咲き始めている。
写真は一昨日のもので、昨日今日ちょっと忙しかったもので、今ならこの木のちょうど満開だろう。
この木の隣の白木蓮はだいたい蕾で、そのまた隣の白木蓮はまだまだの状態だったので、日当たり具合その他もろもろの様子なのだろう。
個人的な予定からの要望では、例年よりちょっと遅目だとありがたいところだが。