花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

青啄木鳥 2

2006年12月30日 18時14分11秒 | 
一年ぶり・2度目に見たアオゲラ。
ずいぶん動き回る奴で、それなりに撮れたのはこの一枚きりだが頭の立派な赤が写ったので、まぁ満足の一葉。
顔が真っ暗になってしまったのは残念。

暗い場所では、デジカメの背面液晶表示の明るさが実際の写真の明るさより明るく見えて、後でガッカリしながら補正する羽目になることがよくある。
冬の鳥撮りは光との戦いでもある。

丸葉の木

2006年12月26日 21時49分04秒 | 秋冬の花
紅葉が散りきった頃に咲く、マルバノキの花。
花?
という感じの、ビニールのゴミをモチーフにしたエイリアン状の物体がちんまりと付いている。
あまり、みっともの有る花とは言いがたいが、独特のカタチには記録写真的に残す価値が充分にある。

鵞鳥

2006年12月25日 23時59分49秒 | 
七面鳥であればベストな今日であったが、無いので、公園の池のガチョウ。
アタック用に進化した額に続くこぶ状なクチバシ物質と、歯のようなクチバシのギザギザが只者でないことをアピールしている。

目は優しげであるが、油断してはならない。

白鶺鴒 4

2006年12月24日 21時14分00秒 | 
ハクセキレイのジャンプ。
ジャンプした分ピントが外れているのと、もともと動きが早過ぎてブレてしまうので綺麗にはいかない。が、毎度ハッとさせられるほど白い羽がそれっぽく写っているので自分的には悪くない一葉。
水面の波紋と写った姿も、重ねてそれっぽくて良い。

山茶花 2

2006年12月22日 23時31分15秒 | 秋冬の花
ライトアップされた木に咲いているサザンカ。
ずいぶん、乱暴なことをする。
基本的にライトは外向きなので、花は余計暗く、よく見えなくなっている。

花を写すには3脚ナシではギリギリの暗さ。
LEDだからあまり発熱しないのは結構だが、むしろ見た目寒々しい感じがして傍目には企画意図ほどに綺麗にいかなかったのではないかと思える。
花が終わりかけているせいでもあろう。

ローム 2

2006年12月21日 21時59分49秒 | 秋冬の風景
ミノルタがアレでソニーになって次の話題がなかなか出ないので、あるいは旭PENTAXのKか645Dが良いかと思い始めた矢先、ペンタがHOYAとの吸収合併のニュース。
己の貧乏神加減には切腹も視野に入れねばならなくなってきた昨今。

昨日やってみた丸ボケが、2回とはやる必要が無いとは言えなかなかに良いものであったので、ミラーレンズのリングボケをやってみたくなったので、してみた。
出来たので、最早満足である。

京セラ

2006年12月20日 21時41分19秒 | 秋冬の風景
伏見の京セラビルの前の植木で、今風のライトアップ。
100mmf2.8開放の、ベタな丸ぼかし。
LEDソケットにピントがバッチリ合っているよりも、多少2線でボケてる物の方が雰囲気が出て良かった。

これは、スローシャッターの途中でピントリングを触ってファンタジックなものにしようとしたら、手持ち撮影なので当然ブレて、更に異次元的な絵になったもの。
おもしろい。

尾長鴨 2

2006年12月19日 21時37分19秒 | 
コサギとオナガガモとユリカモメ。
それぞれにマイペースを崩す気がない3者。
鴨川を横切る飛び石から上(かみ)の段差を見ると、良い具合に鴨目線で写真を撮れる。

普段は上か下にしか見ない水鳥には、あまり見ないショット。

鳰 3

2006年12月18日 23時13分20秒 | 
冬毛のカイツブリ。
春毛は、黒地に光沢のある赤茶色と口元の白が目立つが、冬はシックに。

カイツブリは水面に浮かんでいる時間より潜っている時間の方が長いくらいでしかも、潜ったところからかなり離れて浮かび上がるので水鳥には例外的に写真の撮りにくい奴である。
この写真は、いま浮かび上がった1号と潜りかけている2号が上手く重なった場面。

実は水中で繋がっている長い鳥とかだったら面白い、とか思わせる一葉。

油菜と大鷺

2006年12月16日 21時36分35秒 | 秋冬の花
知らない人もいないだろう春の花である菜の花であるが、日当たりの良いところで少しだけ狂い咲きしていた。
していたからどうだというほどの事もないのだが、それを言ってしまったらお終いであろう。

全く健康的な風情でない、ヒョロっとした茎にチョロっと花がくっついている姿は、植物もうすうすと間違いには気付いている雰囲気を醸している。
冬色のダイサギが季節の証人。

柄長 7

2006年12月14日 00時03分31秒 | 
昨日の写真の1分30秒前に撮ったエナガ。
たまたま、エナガの群れとメジロの群れの移動する交差点にあった良い紅葉の下に居れたのでラッキーであった。

エナガは夏場にも見ることができたが、暑いと羽毛がバサバサになっているので、値打ちが半減する。
寒くなってポワっとしているのが良い。

ところで、こういう木陰で木の枝の錯綜するポイントではオートフォーカスがほとんど効かなくなるので、マニュアルフォーカスの出番になる。
その意味では私も随分と腕が上がったものだ。