花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

明日香村界隈

2014年10月13日 00時11分08秒 | 秋冬の風景
お彼岸の日に飛鳥あたりを回った時の彼岸花以外の写真。

最初の写真は板葺宮跡。
石組と芝生で整備されていて、いかにも古代ロマンとか言わせたげな構造物。
まぁ、平城宮跡よりはマシかな。



「聖徳太子御誕生所」の碑が立つ、橘寺。
碑の横のお地蔵さんは、どうなんだ、お地蔵さんでいいのか。

このお寺は、中の如意輪観音さんが実に良かった。



蕎麦畑と柿の畑の上の小高い丘に鳥居が見えているのが、天武天皇・持統天皇のご陵墓。
ビッグネームのわりにはものすごいローカルな風情で微笑ましい。



石舞台古墳。思っていたより大きなものだったが、これに入場料取るのかー?
というのはともかく、ちょっと周辺を整備し過ぎで野趣がない。
普通の角度でも撮ったが、普通なのでアップするのはこれ。



岡寺は上り坂がきついが、上る甲斐のあるいいお寺。
ここも如意輪観音さんが良い。

飛鳥駅から高松塚古墳、キトラ古墳、鬼の俎、亀石、橘寺、川原寺、石舞台古墳、岡寺と回ってくると、
この辺から先は体力勝負。



飛鳥寺。かつては大寺院だったというが、
近辺の他の寺に倍して鄙びたたたずまい。
この位置から振り向くと蘇我入鹿の首塚がある。



しばらく移動して、藤原京跡から天の香具山を臨む図。
柱風のオブジェが立っている他はまさしく空き地だが、広々としていて良い。
山がちな明日香より都らしい説得力がある風景。



さらに移動して、橿原神宮。



文明に戻ってきた感が強い。
神武天皇が即位した場所と伝えられているのがここだ。国の気合の入り方が違う。


ぐるり一周、ここまで。

彼岸花 20

2014年10月05日 23時41分37秒 | 秋冬の花
このお彼岸には明日香に彼岸花を撮りに行っていたのだが、
そのうちブログにアップしようと思っていたものが何だかんだで今になった。
全体的には花の一番の盛りには少し早かったが、まぁ充分なところだった。

  

観光ルートをほぼ一周りしたが、良い感じになっていたのはキトラ古墳の手前辺り、橘寺の界隈。

 

使用レンズは、あえて周辺減光のきついレトロ感ある写りの24-105と、完璧な135STF。
主に24-105の味を堪能する趣旨で。

この花のある風景は毎度、異様だが異様なりに馴染んでいる不思議さがポイント高い。