花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

紅葉2

2005年10月31日 23時06分04秒 | 秋冬の風景
秋冬の花なんて少ないから紅葉もまぜちゃえ、と思っていたが、やはりカテゴリーを分けることにした。理由は、当然のごとく、なんとなく、である。

さて、今回のは丸葉の木の紅葉。マルバノキという品種名の木である。
ご覧の通り、きれいに紅葉している。時期的には早いので周囲はまだ青々としている。

かえでの紅葉は予想の通り遅いらしく、観光系のほうではやきもきしているようだ。
去年のこの辺はハズレ年でイマイチ。手持ちの記録では1999年のが一番キレイだった。
なかなかこちらの都合には合わせてもらえないもので。

星蜂雀蛾

2005年10月30日 17時43分17秒 | 蝶・蛾
オオスカシバの時に、そのうち出すと予告していたホウジャク蛾です。
何ですな、ストロボ焚くと赤目になって恐いですね。そんな虫は初めてだが、赤目防止モードだと大丈夫なのか?

もう一つは羽を下げたところ。
焦げ茶と白のツートンにオレンジのワンポイントで、目で見ると結構かわいらしいのだけれども写真で細かく写ると、やはり蛾です。

この虫は素早く器用にホバリングして花の蜜を吸うので、鳥好きがハチドリと間違えて勝手にぬか喜びしたり、普通の人がでっかい蜂と間違えて勝手に恐れられたりと、非常に勝手に嫌われて不遇ですが、写真見てわかるとおり、花の花粉を運ばずにただ食いする素行の悪さの因果であるかもしれません。

猫2

2005年10月29日 23時23分19秒 | ねこの風景
夜12時前後に更新にかかると時系列が面倒なので困る。1時間戻して29日の更新にしました。

嵯峨・大覚寺の隅っこの石碑にて。
撮影は7月中旬。蝉時雨の中、木陰のひやりとした石のくぼみにぺたっと収まって気持ち良さそう。
緑の美しい写真。

碑文は「花を惜しむ心は一体何なのだろう いくつ齢を重ねたら心は静まり一人酒汲む静寂に住むことができるのか 今日も嵯峨御所から花信が舞い込んできた」

稗鳥

2005年10月28日 23時34分26秒 | 
雑草という言葉があるが、雑鳥という言葉があるとすれば、真っ先にランクインするであろうヒヨドリ。
害鳥でもなく益鳥ではなく、きれいでも珍しくもない。喧しいのと、図体の大きい部類に入るのと、どこにでもいるのでちょっと珍しい鳥も追っ払ってしまうので決して好かれない鳥ではあるが、まあ愛嬌が無いわけではない。
モーニング連載中の「とりぱん」で人気が出るか?

この写真は別のところでも出したものをもう少し広く切ってみたもの。まだ3分の2ほどのトリミングはしているが、200mm望遠で鳥はなかなかキツいのですよ。

犬蓼

2005年10月27日 23時01分42秒 | 秋冬の花
たで。蓼食う虫も好き好きの蓼。
見るからに何の役にもたたなそうな雑草であるが、ヒガンバナ撮りの箸休めで撮った写真。ヒガンバナはそういえばまだアップしてないが、ああいう季節を代表する花を時期ハズレに出すのは何かきっかけみたいなものが欲しいもので。

写真的には、このカメラで初めてこの丸い光を入れてみるのに挑戦した一葉。割といい感じ。

瑠璃立羽蝶

2005年10月26日 23時47分03秒 | 蝶・蛾
ルリたてはという名前からは何か凄くキレイそうなものを連想しそうになるが、タテハ蝶というヤツは、羽をたたむと枯葉そっくりで飛び方もせわしなく、いまひとつ優雅な生き物ではない。
しかし、日が当たると体部分も瑠璃色に光って、名前が伊達でないことを示してくれる。
もうひとつは上から
このひとはなぜか全く警戒心が無く、手元のカメラにまとわりついてはいい感じのところで止まって、を繰り返すモデル志望の良い子であった。
トンボとかでもそういうことはままある。虫の不思議。

祇園

2005年10月25日 23時53分41秒 | 夜景
祇園という町は、江戸時代に町衆が遊ぶために、六条島原に対抗して作られた所だというが、今や立派な魔界スポットである。
例の祇園祭は、現代的な町の中に突如現れる伝統的な風景として紹介されることが多いが、普段の祇園もこんなので、つまり「伝統的」は石のように冷えたものをイメージしがちだが、ここでは木のように色を変えたり茸のような変なものも生えてきつつ、かつ泰然としている「伝統的」が息づいており、それが加茂川の向こうに染み出してるのがアレだという方が近そう。

蟷螂と蜜蜂とセイタカアワダチソウ

2005年10月24日 23時31分12秒 | 
雑草界のブラックバスとして嫌がられるセイタカアワダチソウも、この季節にはなかなか豪勢な花を咲かせる。その生命力が嫌がられるモトであるわけではあるが、虫にとっては絶好の餌場である。
ミツバチには蜜の、カマキリにはミツバチの、たらふくの入れ食いのドラマ。

などと言うと格好良さげだが、正直このミツバチは迂闊すぎる。

今年初見の紅葉

2005年10月23日 21時26分20秒 | 秋冬の風景
別にどこかキレイだというものでもないが、京都の街中でもそろそろ楓も色づき始めてますやんと言うことでの一葉。
しかし、まだ一本の樹の一部分のみ。
今年は夏も暑かったし、ここ数日はかなり冷え込んできたので紅葉は悪くないかもしれない。花の開花は全体的に一週間強遅かったので、紅葉も遅めかもしれない。
格好をつけようともしてみたが、わからないものは知らない。

コスモスと蝶写真のキヤノン・コニミノ画質比較

2005年10月21日 00時27分38秒 | Weblog
機能のエントリで、コニミノ画質とキヤノン画質などと言ってみたが、気のせいが何割でなんとなくが何割で合わせて10割なのかは自分でもよく分かっていない。
が、わかりやすげな例になる写真があったので上げてみる。
コスモスと姫赤立羽
コスモスと褄黒豹紋
写真の縦横比率でどっちがキヤノンでコニミノかは丸わかりだが、あえて伏せる。それでも、見たらいいたいことはわかっていただけると思う。
ヒメアカタテハとツマグロヒョウモンはよく似ているので、似たようなものとして並べても良かろう。

褄黒豹紋蝶

2005年10月20日 00時25分28秒 | 蝶・蛾
ツマグロヒョウモンのカップル。蝶の交尾は尻尾をつき合わせてするので、こう、寄り添う形はあまり見ないと思うがどうだろうか。
それよりもこの写真では、下の花の圧倒的な黄色の発色が実に良い。本当に、このコニミノ一眼色には惚れ惚れとするのだ。昨日の鴨のキヤノン解像感も心から素晴らしく、どちらが良いという問題ではないが、やはりボケ味は一眼の本領であるなぁと。

もう一枚は後ろから。
背景が完全な黒で、ぼろぼろの蝶の羽が複雑な図形を描いての面白い一葉。
どこがどうなっているのかさっぱりわからないが、やはり色が良いなあーと思う。

鴨親子・2

2005年10月19日 00時54分49秒 | 
5月下旬の深泥池。前回のエントリと同じ場所・日の別のカルガモ親子。
虻蚊蝿蜘その他小虫が苦にならなければいい場所だが、私でもちょっとキツい。
水面の映りが不思議な感じ。
1。

7月中旬の全く同じ場所。水草が黄色い花をつけています。
2。これはサムネイルのと同じ画像。
ひと回り小さい鴨が、親鴨らしきのの前を泳いで周りをつっつきまわしています。が、親あわせて3羽しかいません。残り半分はどこかへ巣立っていったのでしょうか。なんて言うのも白々しいのである。厳しい現実。


もう一枚は別の場所で。
3。
こちらは広めの川で。つがいにしては小さい方がずいぶん小さいので、親子だろうと思う。2匹。
広々として気持ちよさげでもあるが、写真の色具合的にも寂寥感のある一葉。

鴨親子・1

2005年10月18日 00時16分38秒 | 
そろそろ、越冬組の鴨も帰ってくる季節になりつつあります。
おさらいの意味で、こいつはずっと日本住のカルガモですが、そんな鴨写真ということで。
カルガモといえば子育て。
鴨だ、お前は鴨になるのだ、と、鴨の池で育てられる鴨たち。障害物を越えてゆく連射。

2.

3.

ほほえましいですね。
でも、この鴨が全部大人になっては、地球は鴨でパンクしてしまいます。明日は成長編を。

このブログについて・2

2005年10月17日 00時20分21秒 | Weblog
風景・虫・鳥などの写真集ブログです。
画像は1280x851または1280x960解像度で、200KB程度を基本にしています。何故か、など詳細はこちらで。
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