花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

梅 17

2010年02月28日 23時35分44秒 | 春夏の花
昨日の城南宮の梅。
梅も、ここまで咲かせると豪勢なものだが、梅林という言葉に期待されるものとは趣にズレがある。
暖かすぎた昨日から昨晩の雨と今日の妙な寒さで、もうだいぶ散ってしまっただろうか。




緋鳥鴨 7

2010年02月26日 21時15分49秒 | 
暖かくなって、冬の渡り鴨もぼちぼちと北へ帰りつつある。
写真は、お寺の池で餌付けされているお馴染みのシーン。
見どころは、後頭部のつむじと分けめ。
そういうのがあるのは、いまさらながらにはじめて気がついた。
気がついたら何かがあるわけでもないが、これは悪くない分けめだ。

椋鳥 7

2010年02月24日 22時38分51秒 | 
丹をあたらしく塗りなおしてピカピカの大覚寺の多宝塔に、一昨年のと同じようにムクドリ。
こういうのは仕方ないものか。


少し引いて。
ピカピカなものは汚れて欲しくなく思うが、仏教的にもそこは執着しないべきであるし、このムクドリの前世もひょっとしてひょっとするところでもあるか。

川鵜 10

2010年02月22日 22時11分21秒 | 
昼の月と若いカワウ。
色の悪いにも程がある杉と鮮やかな青空、ぬめるような質感の鵜とほの暗い印象の月。
ちょっと不思議な感じの絵になった。

月を画面に入れたくて出来るだけ絞りこんでみたら、背筋がピリッとするほど汚くセンサーの汚れが写りこんでしまっていて、必死で誤魔化した一葉。
やはり、大きいセンサーの汚れは気をつけねばならない。
デジカメの話をすれば、ソニーの新しいαの話が出てきたようだが、詳しい話は明日以降になるのか、もっと先か。
鵜の目鷹の目でネタ拾いにいそしめるのは、ちょっとテンションがあがって楽しい気分になる。

水鶏 2

2010年02月21日 22時40分31秒 | 
小春日和の陽気に誘われて、かなり間近に出てきてくれた広沢池のクイナ。
この距離、この角度で見たのは初めてなので、ずいぶんこれまでと印象が違って感じられる。



出てきたのは十数秒あったか無いかくらいで、やはり気ぜわしい相手だ。
この角度はこれまでどおりの印象。
尻尾のピンとしたのと背中のウズラ模様、腿の虎模様、大きい足が目印。
格好良いとか美しいとかの言葉は似合わないが、キメラ的な妙な存在感がある。

水仙 4

2010年02月17日 22時06分44秒 | 秋冬の花
川原の土手に咲かせてあるスイセン。
このワザとらしいボケ味!は28mmF1.8レンズ。

なにやらペンタックスの中判デジカメが遂に本決まりで出るようなが、これより大きくボケるというのはどんな感じなのだろうか。
マミヤやハッセルの業務用中判デジカメはニッチすぎて普通的な画質では普通の35mm判デジカメのほうがむしろ上等で、あれはハッタリアイテムであるものだが。
90年代からの日進月歩のデジカメ進化がもう一段落ついたか、というところでのアレには興味津々だ。
それにつけても金の欲しさよ。

椿 12

2010年02月15日 21時46分04秒 | 秋冬の花
ツバキの花も、侘助や寒椿ばかりでなく、私の好きな薮椿も咲き始めていた。
これから4月末ごろまでは咲いているので、この花は余裕を持って眺められるので良い。



先のは御香宮、こちらは勧修寺。
まだ固い蕾が多く、再来週あたりからが上に咲いた花と下に散った花とで真っ赤な風景を見せてくれるタイミングになるだろう。

青鷺 17

2010年02月14日 22時45分25秒 | 
この季節の恒例ネタである勧修寺のアオサギ。
肝心の鷺アパートの木の樹勢が弱りきっていて、その影響はわかるようなわからないようなだが、一昨年まではたくさんいたのに去年は全然いなかった。
今年は2組ほど戻ってきており、さて、桜、杜若の頃にヒナの姿も見せていただければ目出度いことだ。



普段は茫洋とたたずむばかりのアオサギ、こういう場面は絵的にもメリハリがあって良いものだ。

瑠璃鶲 18

2010年02月11日 22時27分45秒 | 
もうルリビタキは狙わなくてもいいだろうとは思うが、目の前に出てきてくれると、つい最優先で狙わざるを得ないのもルリビタキである。
どこぞの阿呆なカメラお爺からエサ貰っているんだろうと白けたことを考えてしまうような妙な距離感でも、良いものは良いので、あえて悪く勘ぐることもあるまい。




こちらは若オス。上のよりもう少し警戒心の強い動きがこの際、嬉しく感じる。
色はメスに似ているが、肩の青っぽいので、全体が青くなる前のオスであることがわかる。
白眉の形は個体差の出るところであるようだ。
この子はちょっと珍しいほど立派な白眉具合。

梅 16

2010年02月08日 22時08分41秒 | 秋冬の花
雪と梅。
花を咲かせている木はまだ少ないが、雪が良い賑やかしになってくれている。

こういう状況であるから、ものを考えて撮れた写真ではない。
背景はもっと暗くできれば良かったが、そうすると大きくボケた雪が目立ちにくくなって嬉しくない。
まあ、こんなもんだろうか。