花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

並日陰蝶

2006年05月31日 21時15分04秒 | 蝶・蛾
日陰蝶つながりで、だいぶん前に撮ったナミヒカゲチョウ。

触りたくはないながら綺麗と言えなくもない種類。
これは特に、上品なベージュ配色がジャノメで台無しな一例。

日陰にも良いところはたくさんあるが、生き物たるもの、日の当たる所に出ないと基本的によろしくないなということが分かる。

里黄斑日陰蝶

2006年05月30日 20時49分17秒 | 蝶・蛾
綺麗なのか汚いのか判断に迷う類の蝶ではあるが、目で見る限りは特に綺麗とは感じられない。写真にしてよく見ると、これはこれで綺麗。
虫撮影にはやはり、一眼より可動液晶のpro1が便利。

サトキマダラヒカゲ。よく似た種類に、山キマダラヒカゲというのもあって命名者のセンスを疑う。

日陰蝶とは、大きめの地味な、ジャノメのある種類。優雅さとはほど遠い立羽蝶系列。
いろんなのがいるが、総じて蛾っぽいのは仕方のないところ。

軽鴨 2

2006年05月28日 21時01分10秒 | 
今年もカルガモの子を。

今回は道具的に去年の7倍ズーム機より更に4倍弱のズームが効くが、その分色々、きれいに撮るのが難しい。
暗いところでも、泳ぐ鳥は止まってくれないのが特に困る。

そんなこんなの写真だが、カルガモの子は写真でじっくり見ると模様的な人相が悪い。
遠目で動いているのを見ているほうが良い生き物だ。

例えばこんな。

一文字蝶

2006年05月26日 21時41分11秒 | 蝶・蛾
羽の白ラインがつなげると一筋になる、名前は安直にイチモンジチョウ。
道路の真ん中左寄りでのんびりしていた。

見つけて2,3枚写真を撮った後、よそに気をとられた隙にクルマに轢かれてぺちゃんこになっていた。

そんなものを見てしまった日には気分の悪いものです。

2006年05月23日 21時21分42秒 | 
この一文字で、読みはカイツブリ。
万葉集とかの時代だと、やはりこの1字でニオと読んだらしい。
良い響きだが、現物と照らすとニオでは詩的に過ぎる感じがしてカイツブリと呼ぶほうが似合う。

ひと潜りして出てきて、ブルッとしているところなので毛が立っている。
光沢具合が水鳥らしい。

青筋揚羽蝶と梅花空木

2006年05月22日 21時11分18秒 | 蝶・蛾
アオスジアゲハは本当にどこにでもいる蝶だが、実にキレイな蝶でもある。
写真にしてよく見ると、体の毛深さが実に毛虫的なのだが気にするようなことでもない。
バイカウツギの花の中での2匹。先日のナミアゲハのように2匹で旅立ちとは行かず、オスかメス同士のただの喧嘩かも知れず。
このグラデーションが奇跡的に良い。

いつまでも喧嘩する程度の花の量でもないので、一瞬の後には同じ木の別々の場所で食事の続き。
この一枚。
奥側の羽が既にかなりボロになっている。がんばれ。
このシチュエーションでは500レフのボケ味も意外にきれい。

小鷺

2006年05月21日 21時26分13秒 | 
ケリやアオサギと一緒には登場いただいているコサギ、
繁殖期のトキ色の顔でピンの一葉。
浮世絵風の寄り目も小粋。
隣の巣にいたのは妙に男前なモノトーンだが顔色が普通なのでメスかもしれない。

どのように見えても、やっていることはエネルギー消費を抑えたサギ流儀。

並揚羽蝶 2

2006年05月20日 21時12分27秒 | 蝶・蛾
まだこの時期は、何かと油断のないアゲハチョウ。すぐ逃げる。
うだるような暑さになってくるとずいぶん寄れることもあるが、
しかし現在の使用レンズの500レフでは4m以内はピントが合わないので問題ない。

ここに来て1.5mまで寄れる100-400APOレンズが欲しくてたまらないのだが、ソニーの動向が気になって今一歩踏み出せない。ヤフオクでも5万円弱の相場の品。

飛び立つ前の一葉。
右は左より黄色っぽいが、前翅の縞模様からキアゲハではなくナミアゲハの黄色っぽいものであることがわかる。

それにしても一枚目の、腹パンパンで飛ぶ蝶は、かなりみっともない。

筋黒白蝶

2006年05月19日 21時44分05秒 | 蝶・蛾
雪の下の花に戯れるスジグロシロチョウ。去年6月末の写真。
山の上なので、その時期で満開。
もう一枚。
暗くジメッとしたところでは、雰囲気が出すぎてかえって良くない両者。

ユキノシタは日の当たる所だと可愛らしくもあるが、葉の姿が悪いせいで陰気。
白蝶も特に華のない蝶だが、スジグロなんて名前を知ってしまうと余計。

どちらもキレイではあるのに。

雪の下

2006年05月18日 23時50分52秒 | 春夏の花
単独で咲いたユキノシタの花。
この先、下の方の花も咲いて小さいなりに豪勢になるが、その分、てっぺんの一輪だけの風情は珍しくゆかしい。

花言葉は「愛情」「好感」「切実な愛情」「軽口」「無駄」
愛情と無駄、切実と軽口、一見矛盾しているようだが実は深く見透かしてるようなことを今日、呑みながら話していたので面白いことだと思った。

星五位

2006年05月17日 21時23分05秒 | 
前回のゴイサギの真下あたりにいた、その幼鳥。
これもゴイサギであるが、幼鳥時代は別名でホシゴイとも呼ぶようだ。
幼鳥というより若鳥といった方が良いかも知れない、立派なサイズである。

模様的にもこちらの方が迫力があるが、存在感には欠けるので、欠けても鳥自体には関わりあるまいが、親のペンギンカラーになるのが待たれる。

五位鷺

2006年05月16日 21時29分45秒 | 
ペンギンにまぎれて動物園で餌をもらうことで有名なゴイサギ。
ありふれた大きな鳥ではあるのだが、行動範囲があまり合わないので私はめったに見ない。
基本的には夜行性らしいから仕方ないか。
従って、昼間には巣に居る。寝ていはしないが、何もしていないところの写真。

ブログもこれくらい続くと、これ自体が目的化してくるので、つい目先の新しいものを探してしまう。
ただ、木が茂って鳥はもうかなり撮りにくくなった。