花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

姫熊葛

2012年08月31日 23時48分48秒 | 春夏の花
普通に目に触れる草に名前がついていないということはないもので、雑然とした草原の雑草にも名前をつけた人がいる。
この薄紫の小さい花をつけた草は、帰化植物のヒメクマツヅラ。

姫と名のつくものは大概、何かに似ていてそれより小さいもの。
何にでも名があるが、どうでもいいものにはそれなりの名しか付かないのも事実。

向日葵 10

2012年08月27日 23時23分15秒 | 春夏の花
間もなく夏も終わるタイミングで、ヒマワリ。
普通のヒマワリは7月下旬頃が盛りになるが、気持ち的にはそれだとちょっと早すぎるので、これくらい遅めのものも普通にあって良いと思う。

今年は8月に夏休みがとれなくて9月のどこかにずれ込むことになり、夏が不完全な感じだ。
暦に沿って動くことは一見つまらないようであるが、予定というものがたつことは重要なことだ。

銀蜻蜒 10

2012年08月26日 23時10分36秒 | 
飛んでるトンボの写真が撮れて嬉しいのは動きまわるものに手を伸ばす猫の心性とあまり違わない原始的な楽しみだが、道具だけは凝っている。
そういうわけでギンヤンマ。
もっと良い背景で撮りたいものだが、練習しておかないとそういう時に出くわしたときに下手になっているので、変わり映えしなくても撮っておくのである。
これもちょっと外しているのをシャープネスでごまかしている。
簡単なものではない。

大塩辛蜻蛉 4

2012年08月21日 22時55分18秒 | 
木の下闇の手前に照らされるシオカラトンボ。
これは後羽の付け根が黒い、オオシオカラトンボ。

トンボは羽の幾何学的なラインと光加減でキラキラと浮かぶ模様がパッと見て美しいポイントだが、
新品のピカピカ具合でない、古株の擦り切れたような羽もまた、光を乱反射して美しい。
ピントが顔でなく体から羽に行ってしまってるのは単純に失敗だが、これはこれで良い。
ただし、ちゃんと絞るのが正解。

羊歯

2012年08月20日 23時04分41秒 | 春夏の風景
池の岸辺で何やら清涼感あるような景色。
何かのシダの類かと思うが、幹がしっかりしているので違うかもしれない。
さすがに羊歯にはまるで知識がない。

それはともあれ、水の色の日陰の青灰色から明るいよどんだ緑へのグラデーションと、鮮やかな緑と黒茶色の、地味だが豊かな色具合が実に良い一葉。

大透翅蛾 16

2012年08月19日 23時46分40秒 | 蝶・蛾
いつもの、と注文すればいつものものが出てくるように、これからの季節に毎年いつものところにいてくれるオオスカシバ。
絵的に変化をつけるのも難しいものだが、撮るのにも手慣れた感はある。



これは、蛾本体だけ何かの日陰に入っているので周りの風景が相対的に明るくなってパステルカラーな写真。
こういうのも面白い。

宇治川花火大会 7

2012年08月13日 23時53分39秒 | 春夏の風景


宇治川の花火大会の、動画。
画像は問題なしだが、音声が難しい。
子供がピーピー言うのは華やいで良いのだが、終盤にどこぞのおっさんのうわずった声がバッチリ入ってしまってどうにもこうにも耳ざわりなのでBGMを入れて消した。
ところが似合ったような著作権フリーの音楽が見つからないので、現状は真ブラックにスカパラからの盗用。
何か次第で変えるべきなのだが、これがまた実に良い。
とはいえ黒いので、フリーの良い曲があればコメントで教えて下さい。

宇治川花火大会 6

2012年08月11日 00時52分32秒 | 春夏の風景
今年も上手くタイミングが合った宇治川の花火大会。



今回は、動画でやってみたいと去年思ったことを思い出したので、ある程度事前にわかっている見どころを動画にしたので静止画は良い絵をものすることがなかった。
動画は、やってみると出来たような失敗したような、どうもα55の動画がピクセル単位の高品質にできないのか単純に使えていないのか、期待値ほどのクオリティにならなかったが、せっかくなのでこの土日で編集して上げてみたいと思う。
問題は、隣にいた頭の悪そうなカップルの会話が耳ざわりに収録されてしまったので何かBGMで誤魔化したいのだが、その算段がつかないことだ。

動画は編集関係にいろいろ面倒で、本気で取り組むに至っていないジャンルであるが、なにやら次にそのうち出るα99は動画方面にずいぶん力を入れているらしく、個人的には方向性的に良くできればそうするのも悪くないと思わなくもないので、微妙な点は微妙ながら良いようにやりたいと思う。

蓮 10

2012年08月09日 00時44分41秒 | 春夏の花
わさっとした八重咲きのハス。



蓮の池か、蓮根畑であるのか、という風情は亀岡の平の沢池の、道を隔てた向かいの水溜め。



言葉にすると良くなさげだが、悪くない、むしろかなり良い蓮の重なりだ。
琵琶湖の蓮は意外に遠いが、ここのは手にとれるほど近いのが良い。むろん手にとってはいけない。

女郎花と燕

2012年08月06日 00時13分51秒 | 
お盆用の花であるオミナエシの花畑に来たツバメ。
女郎にツバメとはまた粋な組み合わせといったところだろうか。
写真は、ずいぶん遠いが、花の量の多さが見えるのでこれもまあ良かろう。



位置取り的に、近くでは尻しか見えない鳥の巡回コース。
これが正面顔で撮れれば最高だったが。

稗鳥 12

2012年08月02日 01時10分51秒 | 
真夏の暑さでダルダルのヒヨドリ。
この暑さには多くの生き物がダルダルの姿を晒すが、ここまであられもない姿も珍しい。

しかし顔の毛がまばらにバサバサになって多少涼しくはなろうが、体の毛は普通だ。
鳥でも、あまり腹を冷やしてはいけないとかあるのだろうか。