花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

尾長鴨 5

2007年02月28日 21時45分59秒 | 
気がつくと、渡りの鴨も随分減って季節の変わり目を感じるこの頃。
オナガガモの焦茶色の後頭部は、ある角度からの光で緑に光ることを初めて知りました。
そもそも人間の色彩判別能力は、哺乳類の中ではなかなかのものだが、真実のポテンシャルを見極めるまでの能力は満たしていない。カモの目にはどう映っているものだろうか。


話は変わるが、

飛行写真2枚。
毎度ながら、ボウリングのピンに羽の生えたようなフォルムであるが、特に2枚目の伸び伸びとした曲線は非常に気持ちの良い造形をしている。

雲雀 3

2007年02月27日 21時45分18秒 | 
地面にいるとまるで見えない、完璧な保護色のヒバリ。
先程まで遥か上空で騒ぎ立てていたものが、降りた瞬間に行方不明になる様は驚きだが、何とか見つけた。
今回はヒバリらしくトサカを立てているので、ヒバリ以外の何者でもない。

水仙とCrocus

2007年02月25日 21時52分42秒 | 春夏の花
先週の、植物園のスイセンとクロッカス。
通路沿いに植えてあって、クロッカスの見栄えは良いが、水仙が全部背を向けて咲いていたのはいかなことか。

両者とも花一輪の大きさは同じくらいで、地面からほとんど直接に咲いているのと背の高いのの対比が面白く、後ろ向きの水仙も程々にわざとらしさが抜けて良い感じの写真には、なっている。
園の演出でそうしているのだとしたら相当変わっていると思うが。

雲雀 2

2007年02月24日 21時24分52秒 | 
唐突に地面から、チピピピと間断なく鳴きながらはるか上空まで上昇していく、ヒバリ。
もともと小さいめの鳥とはいえ、点ほどにしか見えないほどまで上昇してもけたたましく鳴き続け、数分でヒラヒラと降りてくる。
この写真は、落ちてくるところの等倍トリミング。
もうちょっと賢いC-AFが欲しいとは常々思うのだが。


こちらは飛び上がるところ。


ところで、以前マミジロタヒバリではないかと思っていたのがあったが、どうやら普通のヒバリの、トサカを立ててないので顔、特に目の周りの印象が違って見えたものであったようだ。


玄海躑躅

2007年02月23日 21時12分30秒 | 春夏の花
植物園に「ゲンカイツツジ」と札をつけて、まだまだ寒いのにツツジっぽい花が咲いているので、限界躑躅だとばかり思っていたら、玄海躑躅であった。
これも普通の暦で言えば3月頃に咲く花であるので、そうであれば限界まで言うほどのものではない。やはり今年の春は速い。

去年一昨年は割りと花が遅かったが、その前はそれほどではなかった気がするので特筆して慨嘆するほどであるかは未だ微妙。
判断は保留としたい。

鴛鴦 9

2007年02月22日 21時34分54秒 | 
昔のヒーローのように、後ろ髪をなびかせ胸をそらし、足を広げて妙な飾りを立たせるオシドリ。
以下、そんなオシドリギャラリー。


方羽を広げ、片足を上げるメスとそれを見るオス。
オシドリメスの妙にパッチリした目とエジプト目の白いのが印象的。


うん、羽を干すのは大事だよね、とオス。普段隠している、広げた羽は全然綺麗じゃない。
お互い毛づくろいに余念がない。


別のオスが別の枝に登る前のパタパタ。非常にデブゴンチックなショット。


オス2つのパタパタ。逆光で色が出ず、そういう雰囲気はあるが、
やはり順光できれいな色が欲しかった一葉。

鴛鴦 8

2007年02月21日 22時44分05秒 | 
最初に見かけてから3ヶ月に2回は見に行っているいつものオシドリの場所。しかしいつも天気が悪いか、皆休憩中とかで、さささ最高みゃーと叫ぶ類のシチュエーションには恵まれずにいる。

オシドリは樹上に登って油断なく休憩すると言われていて、ここでも、上手い具合に半水没したこの松の木が群れの指定位置になっている。ただ、人が多く行き来する場所から数メートルしか離れていないため外敵が居なく、油断しまくっている。
そして、いいポジションをとりながら油断を重ねていると、同族からこうして意外な方向からツッコミを喰らってしまう羽目になる。
で、最高みゃーではないが、アッー!という感じの一葉が出来てしまった。


ところで、以前のQVGA/WVGA用壁紙のオシドリは今までのアップ分ではなく、似たような大量の在庫から次善の分を使っていた。
それも大きくしてみました。

2007年02月20日 22時03分52秒 | 春夏の花
桜に似た感じで、それより少し早く薄紅色の花が咲くアンズ。
同じ木を一昨年には3月下旬に満開になっているのを見たので、まだ咲き始めとはいえ今年は随分早い。


因みに、コレが一昨年の同じ木の3月20日の写真。
桜とは木の肌の具合が違うので、そこを見る限り間違えない。

マンガミュージアムのガンダム展

2007年02月19日 21時14分52秒 | 秋冬の風景
結論だけ言うとどこにもピントが合ってないようなボリュームも不足した展覧会であったが、件の国際マンガミュージアムにもまだ行っていなかったので、両方を兼ねて行ってみた次第である。

写真は、入り口付近の「これだけは記念撮影OK」の小さいガンダムと大きいザク。
他所のついでで持っていたものとはいえ、ここで一眼レフ取り出す俺キモス等と邪念が出たためピントが少々後ろに行っている。

ケータイでも一枚。
外からもケータイで。
建物の雰囲気は実に良い場所ではあったが。

緋鳥鴨 4

2007年02月19日 01時10分33秒 | 
ケータイの話ばかりでもナニなので、普段ノリで。
ヒドリガモの飛びもの。
普通のカモが飛んでも面白みがあるわけでもないが、それでもよく見ると立派な羽にはなかなかの力感がある。

ポーズが揃った。
ひとつがメスなのでスリーセブンでフィーバーにはならない。
もっともヒドリガモがセブンではおこがましく、せいぜいスイカか何かだ。

W52T

2007年02月17日 20時45分27秒 | Weblog
ケータイを新しいのに買い換えた。
一番新しい、3インチWVGA画面でワンセグとかの出来る奴である。
色はカッパー色。黒・銀に食傷気味な為だが、赤銅色というと説得力に欠ける妙な色だ。

ワンセグは正直微妙であり、他の機能ももう少し使ってみない事にはわからない。
しかしなかなか触り甲斐のありそうな感じはしている。
音楽機能に関して、何かと金を取ろうとするインターフェイスが困りもの。
著作権は大事だが、寄生虫権と通信料は何とかならんものか。

尉鶲 6

2007年02月16日 01時48分20秒 | 
花も終わった冬バラの枝に停まるジョウビタキのメス。
酷いトゲトゲだが、これくらいのサイズならなんとか普通に停まれるようだ。

背景のわざとらしいほどのボケと、乾いたようにさえ見えるピント部分はSTFのもので、この距離で撮れる野鳥らしい野鳥といえばジョウビタキほか数種類くらいだが、狙い甲斐のあるレンズである。

飛ぶところ。
流石にこういうのは辛い。

尾長鴨 4

2007年02月14日 01時08分14秒 | 
メスの鴨は種類がわかりにくいが、この写真の奥の方はオナガガモのメス。
で、手前の白っぽいのが、よくわからない。
が、オナガガモ、の、アルビノ、で調べてみると、これっぽいのがひっかかる。
アルビノ、白色変異体である。

真っ白とはいかないが何ともいえない微妙な白色である。
警戒心で言えば奥の普通の方が強いくらいであったので、度胸が鍛えられている感じであった。
アルビノといえば、カメラを持っていない時に全身真っ白のセキレイを見たことがあり、夢幻的に美しかったが記録できなかったのが残念。
とはいえ、超激レアものというほどではないようだ。


ところで、これらは例のSTFで撮った写真であるが、このレンズは強烈な光に対してはものすごい偽色や縦線を素直に出してくれるので、ケースによっては多少面食らう事もあったりする。

川鵜 4

2007年02月13日 00時51分01秒 | 
無駄にかっこいいポーズを決めるウ。
この季節、頭の白っぽいのはオスのウであり普通に黒いのはメスのウ。
ポーズを決めているのは微妙に灰色なので、これから白くなるウであろう。

中州続きで、ユリカモメとウ。
個別に見ると、外見的迫力に欠けるウはさほど大きくは見えないが、カモやカモメと並べると結構大きい生き物であることが分かる。
ところで、鮎捕りに使うウはこの川ウではなく海ウであるので、島津巣颪荒鵜どもなどという格好の良いものでもない。
穀潰しチックである。