花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

大裏銀筋豹紋蝶とLantana

2006年09月30日 23時36分55秒 | 蝶・蛾
この間からスカシバやアゲハを写させてもらっている黄色いランタナの花、実に蝶写りの良い具合の花で、今回の初見のオオウラギンスジヒョウモン。
大概の豹紋蝶はオレンジで目立つが、ベージュ系の豹紋蝶である。ちょっと大きめなのが特徴。

写真は、花から花へ移動するのに蝶らしく飛ばずに、歩いて渡ろうとしている所。
口を伸ばしているが、蕾から蜜は吸えないと思うがどうだろうか。

花が綺麗なので蝶が地味でも画面は華やいでいる。

浅葱斑蝶 3

2006年09月29日 21時49分02秒 | 蝶・蛾
どこかでマーキングされてきたアサギマダラ。
長距離移動するその生態を調べるためのマーキングである、ようだ。

ただ、写真にした環境が悪く、文字が判別できない。
で、早速アサギネットの掲示板でも尋ねてみたが、やはりどうにも分からないようだ。
とにかく後ろ羽のマークが、漢字でマーク書き損ねて線で潰しているような論外な事をされていて、マーキングに多くの人が参加すると質の低いのが多く混ざる弊害である。

蝶に負担の無いように、シンプルに確実に。
ただ自然写真を撮ることにも同じい注意を喚起される。

青鷺の若鳥

2006年09月28日 22時09分46秒 | 
大体一人前のようだが、羽の色がまだ熟していないアオサギ。
頭の飾り羽もピッとしたもので、代わりではあるまいが、抜けかけの羽毛のようなものがちょこっと頭のてっぺんに付いている。

コサギと一緒に地面をつついていたが、そういえば田んぼはコサギやチュウサギだかアマサギだかのテリトリーでアオサギはあまり見ないと思っていたが、子供だからだろうか、只の思い過ごしか。

曙草

2006年09月27日 22時44分27秒 | 秋冬の花
日の当たらないところの弱弱しい印象の花であったが、名前は威勢良くアケボノソウ。
ある意味、正しくなくはない印象と名前かもしれないが。

名前の由来は朝日ではなく明けの明星に見立てたものであるそうだ。
暗く湿ったところでは、小さいながらも目を引く独特の雰囲気があり、
ネーミングセンスは悪かったが良い感じの花。

黄立羽蝶 3

2006年09月26日 21時23分19秒 | 蝶・蛾
決して、黄という感じはしないが、だからといって仕方がないキタテハ。
上手い具合に日が当たると驚くほど鮮やかなオレンジ色に光る。

ここでオレンジ色という表現は非常に残念な気がするが、橙色といっても面白みに欠けるし、日本の伝統色で言えば何色に当たるのか、ちょっとこれは宿題にさせて頂きたい。


羽を閉じると、全く枯葉風になるが、では何の木か草の枯葉に似ているかという話は聞いたことが無い。
きたてはオリジナルでもあろうか。

彼岸花 3

2006年09月25日 00時10分12秒 | 秋冬の花
ひとり彼岸花祭り開催中。
この赤は全て彼岸花。やりすぎ感のある嵯峨野の田園。
ちょっとまだ蕾が多くて、これでも3分咲き程度。
来週また同じ構図に挑戦する予定。
ただ、これくらいの方がつつしみがあって良いかも知れない。

それにしても、良いものは良い。

百舌 3

2006年09月24日 21時02分25秒 | 
見事なあごひげが貫禄のモズ。

クチバシの鋭さと長く伸びた尻尾の精悍さが特徴。
モズは、百舌と言うように色んな鳴き真似をすることでも有名だが、地の鳴き声は汚く、ここでもギョーとギューの中間くらいの音を回りながら四方に向けて盛んに発していた。

雲ひとつ無い空と、午後3時にしては傾いた光線がちょっと秋の雰囲気の一葉。

鵯花と緑豹紋蝶

2006年09月23日 20時54分59秒 | 蝶・蛾
ヒヨドリバナとミドリヒョウモン。
緑豹紋蝶などというとどんな緑なのか気になるものだが、
特別、緑色ではない。後翅の裏側が緑っぽいというがこの個体はそうでもなかった。
が、この写真では体が上手い具合に緑に写った。ツマグロ豹紋等だと、こう緑にはならない。

もう一枚、別のをアップで撮ってみた。
裏側は見せてくれなかったが、表側も角度によっては若干緑っぽい光沢がある。
しかし基本色がオレンジなので、あまり綺麗な色にはならない。

川原鶸 5

2006年09月20日 21時01分17秒 | 
これまでピンで写していたカワラヒワだが、団体様で一枚。
引続き実りかけの田んぼで、正確にはその上の電線で。

羽を広げると黄色が実に鮮やかだが、量的にありがたみが無く残念。

写真にして拡大表示するまでスズメだと思っていた。
画面外の横にもずっと群れが続いている。