さて、本日は昨日購入・試運転したカメラの次元の違う素晴らしいファインダーなどについて激賞する予定であったが、そのα9xi、一晩寝て、起きたら、壊れていた。
古いとはいえ92年式なのだから、そんな骨董的なものでもないはずなのだが。
スムーズに返金して頂けたのはせめての救いだが、出鼻を挫かれるとはこの事だ。
あのファインダーを一瞬使わせて取り上げるなんて蛇の生殺しだ。
ひょっとしてデジタル専用レンズを装着してみたのが原因かとも思ったが、類例がネットに報告されてないのでわからない。
症状は、電源をつけるとシャッターが切られて、その後シャッターボタンを押しても反応しないetc.
以下は、その形見となったネガフィルムを99年式のスキャナでフィルムスキャンしてみたもの。
フィルムは実験用だったので1個100円だったコニカミノルタのiso400。
STF
デジタルのフルオートでは、まず露出が上手く行かない山吹の花だが良いように写っている。
スキャナがダメだが、お店プリントしてもらった分は赤すぎる以外非常に美しく仕上がってくれた。
自分としては、お店現像やスキャナの理屈は分かっていないので、実際のところがもうひとつ分かっていない。
28mm、たしかF11くらい
椿の花と、咲きかけの躑躅のトンネル。
お店プリントのはコントラストクッキリシャープな仕上がりだが、これくらいだったかなとこちらでネガから調整。なんて言うととてもカッコいい。
スキャナはダメだが、ハイライトもシャドウも、諧調が良く出ている。
両方とも端が赤茶けているのは、プリントの時にはカットされてる部分。
計算して撮ってるのに結構勝手に切ってるのな。
等とやっていると、微妙に飽きの気配が漂ってきた頃に目新しくなかなか楽しく、やはり探して買いなおして更に踏み込むべきか、それより他に何かやるべきことがあるんじゃないのか、と悩みの種を無駄に増やしてしまったこの週末であった。