花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

駒鳥 2

2019年04月22日 23時44分38秒 | 
欧米のバードウォッチャーでは、この鳥に出会えたらシャンパンを開けたいほどの価値がある、という鳥を
シャンパン・バードというらしい。洒落たことだ。
日本風にいえば大吟醸鳥とでもなるだろうか。上等な鶏肉のようだ。

そのシャンパンバードの一角をなす、コマドリ。



京都府立植物園は昨今、あちこちの藪を切り開いて道にして、
植物は見やすくなったが鳥や虫はすごく減った。
もう、ここはいいかな、と思ったところで、こういう良いものも迷い込んでくるのが心憎いところだ。



いくらか残った茂みの暗がりで、バッチリのシャッターチャンスをくれるような性格の鳥ではない。
今のカメラでなければキレイには撮れなかったところだ。



金蔵寺

2019年04月18日 02時12分39秒 | 春夏の風景
善峯寺と大原野の間の山奥のお寺、金蔵寺。
観光的な何があるわけでもないが、なかなか立派な仁王門と伽藍がある、結構なお寺。
だが、両隣と比べるとかなり山深く、自然に戻りつつある風情が強い。



ライトな登山の目標地点になるものか、案外、人がいないわけではない。
お寺の表示によると、「もともと維持費が十分でなかったところに去年の台風の被害が大きく、
修繕費にほとほと苦労しています」と寄付を募っておられた。
たしかに去年の台風は酷かった。何とかうまくいくならいいと思う。



ウソがいた、奥の見晴台から東の京都市街が見える。
画面左の京都タワーはわかりやすい。その奥に、本堂修理中の清水寺が見える。
タワーから右に、背の高いビルで京都駅、ワコール、イオンモールがあり、その右に東寺の五重塔もわかる。
山は手前に東山、その奥に山科から醍醐の山があり、さらに奥のひょっこり高いのは見た感じ近江富士のようにも見える。
画面外の左の方には霊山観音から知恩院なども見える。右の方にはもともと何もない。

2019年04月16日 00時46分59秒 | 
善峯寺の隣の山の、金蔵寺の見晴らし台で初めて見た鳥がいた。ウソ。
ウソは2ついたが、わかりやすいオスのウソではなく、シメかイカルか、ちょっとわかりにくいメスのウソばかり。
初めて見ることで、その場ではウソかどうかわからなかったが、調べてみるとやはりこれはウソだ。

もちろん、人の口笛の古語の「うそぶく」からの命名である鳥の「ウソ」であって、嘘とは関係がない。



ところで、α9に先日、新機能「3DトラッキングAF」が追加された。
評判は良いようだが、これくらい小さい相手だと効果の程は、正直まるでわからない。
ただ、主張が強かったAFポイントマーカーが大人しくなったのはありがたい。

善峯寺の桜

2019年04月15日 00時53分49秒 | 春夏の風景
ここの桜がこんなに良いとは知らなかった。来年はもうひとつ広角のレンズを持っていこう。

善峯寺はこのブログでは紫陽花の頃にとりあげていて、紅葉も見ているがブログには怠けている。
京都の西南の方の山寺だ。
清水寺(きよみずでら)、長谷寺(はせでら)と並んで、よしみねでら。
知名度では2者に及ばないが、良さでは決して劣らない。



経堂と宝塔と立派な枝垂。



最初の写真のところの下から。



最初の写真のところの上からと、さらに上から。
見晴らしが良いのも良いが、桜もソメイヨシノばかりでなくいろいろあるのが良い。



帰路に、麓から望遠で。
肝心の桜は谷間でちょうど見えないが、画面中央の木立の間からちょっと覗いているのがそれだ。