花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

蝶蜻蛉 4

2010年07月29日 21時15分47秒 | 
花の上で燦燦とした陽を浴びるチョウトンボ。
黒地に青光りが毎度美しい。
羽の立体構造の光が素晴らしいので、大きいサイズでアップしようとしたが、残念なことだが、
つい最近gooブログは大きい画像を児童でリサイズするように仕様変更されていたので、残念ながらできなかった。



部分拡大がこちら。
こういう切抜きは本質的に悪いし、好みでないので、仕様が戻ってくれればありがたいが、
何とか、こうせずに見せたいものを見せられるように考えねばなるまい。

螽斯 3

2010年07月28日 21時28分58秒 | 
隅っこにキリギリス。
なにか踏ん張っている様子。よくよく見ると、



産卵中であった。
そんなコンクリートの隙間に土だかゴミだかが詰まったような所に産まなくても、
そこらじゅう土の地面が広がっているのに。
と思わせるものだが、それだけにこういうところが安全なのやも知れず。

安土蜘蛛

2010年07月26日 22時24分49秒 | 
今日はキレイな虫を大きくアップしようと思ったら妙なハネられ方をしたので、代わりに気味悪い虫をアップする。
半透明に白く、顔に隈取風の模様付の角があるカニグモで、アズチグモという。

なぜ安土なのか、wikipediaには不明と書いてある。
安土で白いといえば、漫画へうげものが思いうかぶが。
あれの小堀遠州は(も)、とてもよいキャラだ。
このクモは、ちょっとアレっぽい。

遠方の夕立

2010年07月25日 21時08分50秒 | 春夏の風景
伏見の某所から南の空に雷が光った。
宇治か、城陽か、山向こうに落ちているので精華町あたりか。奈良ほど遠くはあるまい。
夕立の雨の降っている様子も見えるが、こちらは雨の気配もない。
雷写真にはちょっと遠く望遠で撮るべきだが、空の様子も捨てがたく広角にして、絵の迫力は弱くなった。

半夏生

2010年07月22日 20時49分04秒 | 春夏の花
暑い日が続くので、今回は梅雨明け前の暗くてじめっとした写真を。

写真は、ハンゲショウ。
花のもとの葉が、先だけ残して白くなるのが特徴的な、花自体はどうでも良いような造りだが、まぁそういう草だ。

冷房のかかった部屋で写真を見ていると、とても落ち着く。
実際に生えている所は、無論、極めて蒸し暑い。

小鬼蜻蜒 6

2010年07月21日 23時03分49秒 | 
まだ花のない蓮の池を背にコオニヤンマ。
トンボ部分は日陰だが、日の当たっている部分とのコントラスト差が不思議感を強めている。



こちらはまた別に、黄色い花とコオニ。
尻尾の先の具合で、先のはオス、こちらはメスであることがわかる。

どちらにしても、強い色彩との組み合わせで映える、良いトンボである。

青葉梟 5

2010年07月20日 22時56分00秒 | 
大覚寺大沢の池の辺りのアオバズク。
毎度のことで、ただそこにいるだけ以外の絵を期待できない相手だが、これも盛夏はじめの風物詩だ。

あれこれ言っても、こういう生き物が身近なところにいるということを知っていることには愉快な不思議さがある。
絵的にはとりあえず、今回は左足を握って浮かせているのがちょっと違う。

胡麻斑蝶 2

2010年07月19日 21時26分54秒 | 蝶・蛾
オオスズメバチがガジガジと樹皮を齧り、染み出す樹液のおこぼれにあずかりにやってきたカナブンとゴマダラチョウ。

聞いた話では、樹皮を噛み破って木から樹液を強奪する手段はカブトムシもクワガタにも無くスズメバチだけのもので、人には恐ろしいばかりのスズメバチも、生態系を豊かにする役目が大きいのだとか。




ゴマダラチョウは日本の国蝶・オオムラサキの近い親戚筋で、なるほどモノクロだが華やかな印象の蝶だ。
今までにも写真には収められないながら何度か見ていて、その度、瞬間的に何かすごい蝶を期待しては、ああ、ゴマダラチョウか、と。

京都北部や滋賀の深山にはオオムラサキなどもいるというが。

四十雀 13

2010年07月17日 23時23分23秒 | 
梅雨が明けたらしい。長雨は大変だが、夏の酷暑も大変で、こういうのは仕方ない。
写真は先週のもので、シジュウカラの雛。
雛といっても、大人の特徴の首まわりの黒ラインが出来かけていて、もはやほぼ大人だ。
くちばしの黄色いのが、まだ文字通りの若い印であるが、しばらく眺めていても、親の方が昔日どおりでない。



兄弟数羽で行動しているのは非常にほほえましいが、それも一枚に収まる距離にはならなく、時の流れの早いものと遅いものを感じる。

増水した鴨川

2010年07月15日 21時08分15秒 | 春夏の風景
祇園祭直撃の長雨で増水した鴨川。
携帯写真なので画質はアレだが、記念に。


いつもはこのような風景。
中州だけでなく川原の散歩道までも水没している。


川床からは豪勢な風景が楽しめそうだが、雨では仕方ない。


いつもは中洲の鴨も、川原に下りる階段の中ほどに避難。

なかなか見られない風景だが、この不景気に観光・お祭を潰されては、多くの人が泣かされていることだろう。