花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

白木蓮 17

2019年03月29日 00時48分51秒 | 春夏の花
今年はお目当ての大きなモクレンの木の花つきが悪く、がっかりであった。
特に大きい木以外は普通だったので、それを撮った。



背景に、まだ緑がない季節なので、単品で弱い場合に梅の花があるとありがたい。



おまけで、ハクモクレンではない方のモクレン。背景にはいい感じの松。
松には緑があるが、緑色がきれいに出るようなものでもない。あと、
松の落ち葉は下の木に引っかると落ちにくいので絵的に邪魔。


蓮 12

2018年07月29日 22時28分06秒 | 春夏の花
連日の旱天にようやく一区切りとなった、台風がかすめた雨の後の大覚寺のハス。
この2、3週の記録的な暑さは実際、記録的な酷さだったが、
こういうものは大丈夫だったようで、ここ2、3年より良いくらいだ。



同じところで何回も撮っても違いがあるものでもないが、今回は案外久しぶりだったので。

射干 9

2016年04月18日 00時00分11秒 | 春夏の花
シャガの花とスジグロシロチョウ。
花の裏側の、根本にむかっての色と光沢の瑞々しい感じが好ましい。



それだけでもナニなので、花のアップもひとつ。
この絵の良いのは、花びらのギザギザ部分の透明感と、右の花びらの光沢の粒と、黄色部分の光と影の色具合。
シャガはまだしばらく咲いているが、写真は3月のもの。
時間が経つと咲き終わった花の残骸もついてくるので、早いうちがきれい。

野路菫

2016年04月16日 00時38分15秒 | 春夏の花
春らしい花、草むらの中のスミレ。
これは普通のスミレと見分けがつきにくいが、少し花期が早いというノジスミレ。だと思う。多分。

何気ないもので何気なく更新をつなげる。
「面倒くさい」7割に「せっかくだから」3割くらいの気持ちで再開しているが、
1日の締めにちょうどいいくらいのささやかな達成感になっている。
日々のことはこの程度の何気なさでつなげていくものなのだろう。

辛夷 4

2015年04月06日 00時32分28秒 | 春夏の花
街の街路樹のコブシ。
広角と多少バイオレンスな響きが混ざるが、花は真っ白なきれいな花。
しかし、わちゃわちゃした感じはそれでないにしても、近いところではあるかもしれない。



昼の光から金色の夕方の光になると、雰囲気も変わる。
同じようには撮れないが、これもきれい。

紫陽花 16

2014年06月18日 01時24分18秒 | 春夏の花
梅雨入り前にまとまって雨が降って、入ってからは大した雨が降っていないがアジサイはいつもどおりに咲く。



何度も行っている藤森神社の紫陽花苑にて。
いつも通りだが、まぁ紫陽花といえばこんなもので、良い所だ。

ここでの舞楽は何度かアップしたが、最近は舞殿が必要以上に広いためか、客席を舞台の中に作って舞っていて、写真には都合が悪くなっている。見栄えも悪いと思うのだが、向こう様がそれでやるなら仕方ない。
客席前列は舞台にとても近いが、みんな携帯で写真撮るのに夢中でろくに目で見ていなくて、遠慮して後ろから見ているととても見苦しい。薄暗い屋根の下で何が撮れているんだと添削してやりたくもなるが、姿の見苦しさには自戒を込める必要がある。



それはそれとして、広さを活かした大太鼓の舞台は見応えがあった。
なんでも藤森太鼓保存会様の活動が十周年だとのことで、秋にも舞台を作って催しをやらはるらしい。
写真は、それほど気がなくて良いポジションを確保しなかったのだが良いタイミングのが撮れたので。
和太鼓は生で空気の振動を浴びてこそのもので、動画や音源とかでは仕方ないものだが、それがまた良いものだ。







花水木 3

2014年04月24日 00時39分39秒 | 春夏の花
ハナミズキ、花はまだ咲かないがガクの部分の、クルッとした形から開いていく段階がひと枝の中に美しく収まっている。
曇っていて日差しが弱いぶん、ハイキー気味に撮った色が鮮やかで幻想的。



ハナミズキはやはりこのクルッとした形がいちばん特徴的で、かつ姿が良い。
新緑と花の蕾の瑞瑞しさを鮮やかな赤で飾るバランス、タイミング感もベスト。

椿 21

2014年03月31日 01時40分14秒 | 春夏の花
どこからどこまでが一本かわからないヤブツバキの大木にわっさりとついた花。
写真では良さが伝わりにくいので、なるべく大きい画像で。



花や葉の色を写真に出すためには日陰で撮ると綺麗。
ただ雰囲気的に若干物足りない感じはある。そこは見る人個々の好みの問題。



別の品種のものの、枝垂れ桜を背景に。
今年も桜の季節になって、早いと思ったが例年並か少し遅いぐらいなのもいつもどおりだ。
椿は長いこと咲いているのが良い。