silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

アイスバーンのコブ斜面の滑り方(抱え込みリュアード)

2006年03月13日 22時37分17秒 | スキーテクニック編
画質が悪いです。実はザクティを忘れて携帯電話(au:W31CA)のムービーモードで撮ったものです。そう考えると夕方なのに、まだましですね。

氷山とまではいきませんが、相当固い、びわ湖バレイの三角斜面のコブです。
スピードは中速。
1コマ目:アイスバーンのコブ裏側を、スキーの面を使いながら僅かに減速したあと、積極的にコブの膨らみに向けてエッジング。
2コマ目:瞬間的にエッジングして足場を作った後、抱え込みのリュアード(Ruade=テールジャンプ)をしているところ。
伸身のリュアードとは違い、極めて短い時間です。スキートップは強烈に押さえつけられ、しなっています。
3コマ目:空中の時間は僅かで、すぐにエッジングを開始。アイスバーン等の場合は、このように空走時間をなくすことが大切です。

不動の上体、強い膝の締めつけ、充分な板への前圧が必要です。

■私信モード■

長官へ:コメントのレスに書きました、ただ一ヶ所のポイントがこの1コマ目になると思われます。
高速になった場合や、エッジングスペースがない場合はこの場所を狙ってみて下さい。
コメント (3)
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基本的なコブの滑り方のテクニック

2006年03月13日 14時50分56秒 | スキーテクニック編
最近当ブログでは、テールジャンプによるコブの滑り方ばかりをクローズアップしていました。そしてそれは全く正しく、練習法としても実用としても有用です。
但し、今コブ斜面で使われている滑り方として、やさしいものは写真のようなルプロアマンでしょう。
テールジャンプが出来るスキーヤーなら、いともたやすい技術であると思います。

しかしテールジャンプが出来なくてもコブは滑ることが出来ます。
テールジャンプの難しいところは、飛び上がる前の足場の斜面から、飛び込むべきコブの裏側の斜度の方が強いところにあります。
その強い斜度以上にスキー板(と重心)が、前下に行かなければ出来ないわけです。なので整地のテールジャンプ以上に、下に向かう意識が必要となります。

写真のような滑り方は、ごく一般的で、コブ裏の急斜面以上に重心を持って行く必要がありません。
1コマ目:コブの裏側の急斜面をブラッカージュ(押しズラシまわす山回り)で減速中。
2コマ目:溝の下に到着。上半身と膝から下の「ビッサージュ(ねじれ)」が顕著に分かります。
3コマ目:コブのふくらみを吸収しながら方向転換。この場合、ストックを支えにしても構いません。
4コマ目:当該コブの急斜面側を、今度は反対側のブラッカージュです。

◎ルプロアマンの解説◎

上半身の向きが一定であることにより、左右にねじられた膝から下は、常にフォールライン方向に向こうとする力を抑制されている。
それを解放することにより、容易にスキーは方向を変える。
ポイントとしては、上体の向きが下に向けて一定であること。コブのふくらみで立ち上がって解放するのではなくて、抱え込むこと。
3コマ目を見ても分かりますが、重心が、特に切り替え時に後傾では不可能です。
前、下に自ら落ちて行くような意識をもつこと(これが難しい)。
もっともこれはどのスキーのビラージュ(ターン)についても言えることです。しかしこの技術は非常に低速でも可能なので、まずは恐怖心のない斜度、コブでやってみることです。
これが出来れば、よくある人工モーグルコースの完走はたやすくなるでしょう。
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好評に就き?

2006年03月13日 00時42分52秒 | スキーテクニック編
12日の箱館山スキーでの、みんなの滑りを並べてみました。
今度は同じコブの、同じタイミングで。
やあ、やはり個性的ですねえ。

捉えの早いほうが、コントローラブルです。
コメント (5)
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