silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

VIGORE製ランドナー

2011年11月29日 23時18分30秒 | スキー・自転車・糖尿・メタボリック
ランドナー、自転車が好きなら一度オーナーなっても悪くないと思います。
そもそも自転車歴が15年ほどしかない私がランドナーの黄金期を知るはずもなく、何だかレトロっぽいなと特に興味はなかったのですが、一度VIGOREの常連のNさんに乗せてもらった時、走り出すなりセピア色の光が私を包み『なんだなんだこれは!』と大層驚いたことからこのランドナーを組んでもらうことになったと、そういう経緯です。
今やVIGOREに新しいランドナーがあるわけもなく、Nさんの好意で現在使われていない一台を譲って頂きました。
しかし当然の如くそのまま乗れるわけではなので、ほぼフルレストアとなりました。
存在しないパーツも多く、カタオカ氏、Nさんの手持ちパーツと現在のパーツを組み合わせランドナーらしさを失わせずしかも現代にマッチさせるため大変な苦労を多忙なカタオカ氏にかけさせてしまいました。
そんな皆さんの好意から生まれた一台です。ほんとうに私は人に恵まれていると感謝しています。
さて今日はそれを 引き取りに行ってきました。


なんでしょうねえ、この乗り味。どこまでもどこまでも走って行きたくなる。
カタオカ氏によると、ジオメトリーとロングホイールベース、太めの650Aのタイヤ、衝撃を吸収するフロントフォークの角度などがそういう雰囲気を産み出すそうです。
現在山用町用マウンテンバイクを中心に、トラックレーサー、町用踏切(UTB-0)、ダウンヒル専用、ロードを所有していますがランドナーだけちょっとちがう雰囲気です。

自動車でいうなら、なんだろ?
一瞬リンカーンコンチネンタルかと思いましたが、やはりシトロエンですか。
私はXsara(仏語発音でサラ)に乗っていたことはあるのですが時代も違うしDSパラスとかそんな感じになるのでしょう。

さてと漸くレパグリニド(シュアポスト)10例のまとめが終わりました。それほど大きなトピックスはありませんが、おおっ?と思うものもちらほら。
まだまだ色んなケースで検討しなくちゃなりません。
もひとつリラグルチドのことですが、来年の糖尿病学会学術総会には結局シタグリプチンの演題をエントリーしましたが(締め切りは2011年12月1日です。が、去年は締め切り日を約一週延長したからなあ)、この時期になってリラグルチドの良いデータが出てきました。5月には完全に12ヶ月followが終わってるので、一瞬こっちに演題変えたろかと思いましたが、さすがに時間がございません。
もう学会せずにどっかペーパー出してみようか等とも思っております。
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MTBのイベントと今期のスタッドレスタイヤ

2011年11月24日 23時37分18秒 | スキー・自転車・糖尿・メタボリック
珍しくマウンテンバイクのイベントに申し込んではみたものの、先週日曜日の『いちびって』落車した際の肋骨の痛みが取れず、寸前まで悩んでいました。
受傷4日目でバストバンドをしたままローラー台に乗ったところ翌日悪化したりして。。。殆ど運動も出来ていませんでした。
おかげで土曜日はデータ打ち込みで次の勉強会のエクセルデータを全て打ち込めたし、日曜日にはBasara3宴『まつ』のレベルがMAXの200に!(苦笑)
謝肉祭にあるイベント二日前にようやくバストバンドを装着したら何とかなるかな?という程度に改善して来たので『ま、いざ痛んで来たらスイーパーのトラックにでも拾って貰うか』という不謹慎な状況でmia嬢と出かけました。
受付を済ませたらいきなりhiro師匠発見!
その後ずっとコースの説明や地理などお世話になりました。いやあ!助かった。
なんとやまゆきさんにも初めてお会い出来ました。どうもどうも。


さて運動不足のツケはきつく、スタート地点から上の駐車場までで既に息が上がっています。まあ最初の10分過ぎればと思っていましたが、、、ははは、、しんど。
途中で躊躇いもなくショートカットコースを選択。お喋りしながら押したり乗ったり。hiro師匠は軽快に案内してくれます。


しかし時々コースを逸れますねえ(笑)。ほんらいの山サイクリストらしい行動です。
北山とは雰囲気が違いますが、ショートカットコース部分は楽しいです。舗装される前の芹生峠北面を小さくした感じ。
しかし、、、ガレのある部分ではサスペンションがついているのに受傷部位に鈍い痛みを感じます。う~ん、もう一週間あとならもっと楽しめたでしょうに。

山頂でお弁当を頂いた後、雨が降り始めました。いっせいに下るわけですが全て舗装路。
ハウスしたりしないように気をつけて、ゆっくり下りながら逆コースの方が楽しいんじゃないかなと思ったりしているうちに、駐車場に到着。
雨も強くなってきていたのでゴール地点まで行かず今日はここまで。スタッフの方に離脱を伝えて撤収します。
あら~、hiro師匠の携帯番号登録していないわ。とりあえずメールしておきます。せっかくつきあって頂いたのに最後にお会い出来なくて申し訳なかったです。この場でお詫びをーm(__)m


ところでタイヤの話。冬号(エクストレイル)のタイヤ交換をしました。いつもよりやや時期が早いのですが足回りから異音がしていて、もしスキーシーズン前に修理に日数がかかると困ると思ったもので。
原因はすぐに判明。前輪ブレーキのバックプレートが擦れていたのです。融雪剤によるディスクの錆が原因とか。まあ無雪期は夏号(ダッジ・チャージャー)ばかり乗ってモスボールに近いですからねえ。既にエクストレイルは新車購入してから10年になりますがSR20VETエンヂン搭載なので手放し難いのです。SR20VETにしろHEMIにしろずっと大切に乗りたいエンヂンです。
その修理を兼ねてスタッドレスを最新に。今回もチョイスはブリヂストン。銘柄はBLIZZAK REVO GZです。
今までダンロップ、ピレッリ、TOYO、ヨコハマゴムなどスタッドレスタイヤはいろいろ試してきましたが、このところはずっとBLIZZAKです。恐らく凍結路では最高でしょう。もちろん往年のブリヂストンのスパイクタイヤ707には敵わないとは思うのですが。
おまけで点検時にエキゾーストマニフォールド後の触媒カバーも腐食が進んでいるのが判明しました。じゃあこの際、エキマニもスポーツタイプに交換してしまえ!と思ったのですがなさそうです。
どうしたもんですかねえ。

スタッドレスタイヤ1本 ブリヂストン ブリザック REVO GZ 215/65R16
クリエーター情報なし
ブリヂストン(BRIDGESTONE)
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門脇孝先生大変ですね!

2011年11月15日 23時25分51秒 | スキー・自転車・糖尿・メタボリック
天皇陛下が入院されている東大病院の院長ですが、いわずと知れた日本糖尿病学会のビッグネーム。
DREAMSのこともあるし、J-DOIT3もあるしもうこのお忙しい時に大変だなあと思います。
もちろん実際に診療しているのは呼吸器グループでしょうけど、忙しすぎて倒れないでね。
私のような泡沫糖尿病専門医からみたら中村直登教授を通じてしか、お話しする機会はないでしょうし今後もないでしょう。
学会で質問は出来ますけども、シンポジウム等では清野裕先生や稲垣暢也先生ら大御所(もちろん我ら中村教授も)勢揃いなので私が質問するのは相当無謀です(が、それでも質問するw)。

昨日11月14日は世界糖尿病デーでした。東京タワーやあちこちの(京都では京都タワー他)ランドマークがブルーのライトアップされたのを見た方も多い筈。
と同時に糖尿病の方が急増しているとのニュースも。
なかなかプレッシャーがかかります。

ところで先日の日曜日、MTBでいちびっていて落車し、こっぴどく左肋骨を傷つけました。
2~3本軽くヒビってますね多分。まあサラシ(バストバンド)巻いて頑張りますわ。

おまけ『Basara3宴』来ました!
今年はあとふたつ勉強会にお呼ばれしているのでパワポしなきゃいかんのですが、まあ間に合う。
夜な夜な『まつ』のレベル上げしています。
飛べ、太郎丸!行け、次郎丸!止めろ、三郎丸!守れ?四郎丸、怒れ!五郎丸。でございますよ。
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第55回日本糖尿病学会年次学術集会演題登録その他

2011年11月11日 23時55分47秒 | スキー・自転車・糖尿・メタボリック
近畿地方会が終わったばかりですが、今度は来年の第55回日本糖尿病学会年次学術集会@ヨコハマの演題登録が始まっています。
気にはなっていたのですがさすがに地方会の発表が終わるまでは手つかず。休みの日には自転車乗るかラグビーも観に行きたいし。そういえば明日(2011年11月12日)~向日町競輪本場(ほんじょう)ですね。窓場親子は。。。あれ?パパだけか。千加頼選手は和歌山ですね。A2に特進したから同じ番組になっちゃう可能性があるからなのでしょう。
週末はどうしようかな、MTBのタイヤ交換も終わっているでしょうしVIGOREにも寄って、、、って話戻します。
ようやく昨日に参加登録して、抄録と選定用原稿を糖尿病学会のサイトにアップロードしました。
シタグリプチンVSビルダグリプチンとか、リラグルチドの膵外作用のおもしろいデータも取れているんですが、今回はややこしいことはなし!めんどくさい!(またそれか)
シタグリプチンの長期投与成績でいいじゃん。アブストラクトには21ヶ月のfollow upとしましたが2012年5月の学会総会時にはキレイに24ヶ月データが取れているでしょう。リジェクトされたら嫌だな。
効果と安全性以外にちょっと隠し球もあるので悪くはないと自分で納得。隠し球が最終データで有意差が出なかったらスローフォワードですけど(^^;
でもちょっとDPP-4阻害薬やGLP-1も飽きてきたなぁ、演題的には。


写真は『爆死した戦国武将モデル』ふろしき。どうしたら手に入るかご存知のかたは。。。(笑)
ええ、こういう楽しい話でもしてないとやってられんのですよ。と言いますのも今年は早めにびわ湖バレイからシーズンパスのお誘いに写真も貼って出し、代引き料金も用意していたのに全然来ない。
業を煮やして電話したら『ああ、毎年何件か申込書が届かないということがあるんですよ。郵便局の問題です』と、、よくもしゃあしゃあと!それなら毎年これこれなので出来れば書留で、とか書いておけばいいのに。そっちからインビしてる癖に。
一昨年は“判子忘れてるので受け付けられません”って、わざわざ現地まで行ってるのに言われるし。
ならいっそWebで顔写真と運転免許証をupして、カード決済とかしたらどうだ?それぐらいのサービスはしても良いんじゃないかな。団体さんだけ大事なスキー場じゃ無理かな。なんにせよ顧客満足度は非常に低いと思います。近いからかろうじて成り立っているだけ。
仕方ない時もあると思うのですよ。でもまず始めに“私は悪くない”的な対応をするスキー場経営って何だろう?と思うのです。
最近所用で、学会の事務局、大学の医局、ヤナセ、ダイナース、ミーレ等に問い合わせをする機会が続いておりまして、その対応が普通だと思っていましたが、久しぶりに低クオリティーなサポートセンターに出会ったって感じです(苦笑)。
それでも行かないわけにはいかない、遠出する時間のないスキーヤーな私なのです。あわれなものよ。フッ。
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車体番号・ラグビー・シタグリプチン・スキー

2011年11月03日 22時41分14秒 | スキー・自転車・糖尿・メタボリック
(なんて無節操な表題・・・)
なにかあるといけないので、自転車の車体番号(フレームの刻印)を調べて記しておきました。写真はその時のもの。
もちろん全てVIGOREカタオカ製のものです。
番号のはじめのアルファベットが、K、A、AH、V、T、無しなどいろいろあります。



完成間近なランドナーは“K”です。



今日はmia嬢と午後から軽く岩倉→大原→江文峠→静原→岩倉の往復。
秋らしいのかそうでないのか微妙な気温と天気ではありました。
帰りに今度の日曜日に西京極で開催されるラグビー関西大学Aリーグのチケットを前売りで買えば安くなることを思い出しローソンへ。
ん~、こうやって購入するのかあとmia嬢の手際を見て感心。
いやローチケってものが初めてでしたもので。
カードは同志社大学(3勝1敗)vs立命館大学(2勝2敗)、摂南大学(0勝4敗)vs京都産業大学(0勝4敗)。
今回は一緒に元日本大学ハリケーンズのI氏も一緒に行ってくれるので解説も楽しめそうです。



話変わってシタグリプチンとインスリンの併用が可能になっています(2011年9月~)。インスリンにリラグルチド又はエキセナチドとの組み合わせが保険上不可能なので、持効型インスリン+シタグリプチンにまずは期待したいところです。
今のところエビデンスが多くあるわけではないので、まずは少量から慎重に使用することが肝要です。
うまくいけば血糖の強い上下が抑制され合併症の発症予防に強力な組み合わせになりそうです。。。。んーなんか身体だるいすね今日。。。
そうだ!昨夜インフルエンザの予防接種をしたの忘れて、江文峠の登りで最大心拍を168まで上げてしまってた。。。
てことで早めにお休みなさいませ(~_~;)
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ちょっと待て!オピニオンリーダーの意見を鵜呑みにすべからず!

2011年11月02日 00時08分24秒 | スキー・自転車・糖尿・メタボリック
『肥満によってインスリン抵抗性が起るとされているが、日本人の2型糖尿病患者はBMI平均値が23で、肥満していない場合が多い。肥満していなくてもインスリン抵抗性を来す例は多く、心血管疾患による死亡者の80%はBMI25以下である。
これをどのように解釈すべきか』。。。とこの後、このJC医大循環器の教授は注目すべきは腹囲や体重より異所性脂肪であると断言する。

あまりにも短絡的なこの理論に私は愕然としました。

1:まず肥満の定義をBMI25以上であるという前提をアタマから肯定されている。前提としている値をまず考え直すのも科学者としての態度ではないでしょうか。
2:インスリン抵抗性は肥満によって起ると簡単に言い切られていますが、原因はそれだけという結論は出ていましたっけ?
2:心血管死の80%がBMI25以下である、というのは糖尿病患者だけではなく非糖尿病者も含めてごっちゃにしておられます、恣意的かも知れません。
3:平成22年度の心血管死の割合は全死亡の15.8%である(厚労省データ、心血管イベントとは言っていないので脳血管疾患は除外している。それに関しても正確なロゴスを使用すべきだと思います)。
4:この15.8%のうちの80%がBMI25以下であるということです。
5:つまり基準確率は15.8%であり、その中のBMI25以下の割合が80%(心血管死を起こした人の12.6%がBMI25以下)なので全死亡の12.6%の方がBMI25以下である。
なのでBMIだけで語れるのかという疑問がおこります。

いかがです?ベイズ定理を当て嵌めるまでもなく“直感だけ”で判断して(誘導されて)しまいそうになる。この教授の文章を読むと何となく“ああ、肥満は心血管イベントのリスクにはならないのだなあ”という誤解を生みそうになります。
またBMIだけで他のリスクを考えていないのはあまりに乱暴すぎるのではないでしょうか。

もうひとつ。
百歩譲って2型糖尿病で腹囲や体重が心血管イベントのリスクとは余り関係ないとしても、それが即座に異所性脂肪であると言い切ってしまうのは理論の飛躍がある。
その後に、そう言い切れる根拠が書いてありますがミクロな視線過ぎるように思います(ここにはその根拠は書きませんが)。

私はこの異所性脂肪の研究は素晴らしいと思います。でもそれが唯一のリスクであると書いてしまう鈍感さに驚くのです。
オピニオンリーダーが唱えた理論であっても、私たちは科学的(それはつまり哲学的)態度を忘れないで常に懐疑の姿勢を持ち続けるべきでしょう。
もちろんそれは臨床においてでもです。思考停止した脳に診断も研究も出来ないと“断言”できます。
ちょっと私の誤解も多いと思いますが、考えるきっかけになればなあと思います。
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