silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

コブ滑り第二段階

2009年02月26日 21時05分20秒 | スキーテクニック編
さてコブの裏側(腹側)を削ってスピードコントロールが出来て自然コブを滑れるようになると、コブの滑りも第二段階に入ります。
スキー場の端の方によく見られる細かなピッチのラインコブは、斜度が強くなくとも今までの『素早いピボット(スピン)動作→コブの裏側を早くから削り始める』技術だけでは対応できません。
エッジングする場所は極めて面積が小さくなり、そこで一瞬のうちに減速とスキー板の切り替えをするためには、意識するしないに拘わらず吸収動作が行われます。
写真は本格的にコブを滑り始めて二年目のM嬢のラインコブの滑り。

1コマ目:谷足(右足)にしっかり乗って次のコブに向かう溝の部分。
2コマ目:明確な吸収動作。まだスネの角度など甘い部分はありますが、既に自然コブならほぼ確実に降りてこれる、谷側へのトルソー(torso=胴体)の維持が出来る技術と体力があるからこそ可能なフォームです。

一層高速なライン取りをしたり、急斜面になったりすると、より以上の吸収動作が必要になってきます。
筋力トレーニングも必要な所以ですね。
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ロタシオン(ローテーション)

2009年02月20日 13時27分12秒 | スキー
以前、身体の振込動作であるロタシオンは初学者には絶対教えるべきではないと書いたことがありました。
それは安易にスキーの方向を変えることが出来るが、その後の技術の発展に与える悪影響があまりに大きいからです。
しかしロタシオンそのものは技術として有効なものです。
ただしせめて基礎的な技術をすべて獲得したその後のバリアントとして使うにとどめましょう。
利点は春の悪雪などに使いやすい、長距離を滑る場合に疲労が少ないということです。覚えておいて損はないテクニックです。

1コマ目:しっかりとした外向傾でターンを仕上げています。
2コマ目:重心を大きくターン進行方向へ投げ出すと同時に上体もターン方向に回して行きます。
3コマ目:とは言え、谷側の腕が谷側のスキーを越して身体の内側に入り込むほどのロタシオンはスキーのずれを引き起こしますので写真程度まで。
4コマ目:ターンの仕上げ部分です。しっかり膝を進行方向に向けてブーツに前圧をかけます。

※再度確認ですが、基本的な外向傾が出来ていなかったり、後傾気味のスキーヤーがやると弊害ばかり多くなるのでお薦めしません。
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メイデンAKでコブを滑る

2009年02月19日 10時58分52秒 | スキー
本来ビッグマウンテンやディープパウダー用の板であるメイデンAK(189cm)ですが、先述のDVD『CLAIM』を見て興奮したのでパウダーなど全くないゲレンデに持ち出しました。
写真はみんなで掘ったラインコブを滑るの図。ちょっと右手が遅れています。
まー、まったりしていてなんと言いますか。。。笑えます。
このあと深めの自然コブにも入りましたが、後傾にさえなっていなければ長さは気になりません。
なにごとも基本は同じということでしょうね。
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THE GREATEST SKI MOVIE EVER!

2009年02月01日 21時02分04秒 | スキー
スキーヤーで良かったと感じさせる出来上がりです。
包装の外に『鉄板!』と銘打ってある、matchstickproductionの最新作『CLAIM(クレーム)』DVDを手に入れました。
久々の日本語字幕付きです。
しょうじき『Year book』をなかなか自分のところでも越せないものだなあと思っていましたが、遂にやってくれました拍手喝采!是非手に入れて下さい。スキーってこんなにも楽しいのだなあと再認識させられます。
マッコンキー先生も健在です。

早速メイデンAKを取り出したのは言うまでもありません(笑)
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