silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

ホーネット(スズメバチ)

2006年10月23日 22時42分34秒 | その他
長野の山をツーリング中に恐らくスズメバチに刺されました。
“天空の里”下栗というワインディングをホーネット250で走っていたのですが、余りに気持ち良さに、ついフルフェイスのシールドを跳ね上げていたのです。
あっと思うまもなく、弧を描いて飛んできた小さな物体が左瞼の上にぶつかりました。
当たった痛みとは違う鋭い痛みですぐにハチと分かりました。しばらくするとズキズキと痛みが広がり、瞼が腫れ始め、痺れ感が左の顔を中心に広がり始めます。
しかしその後は痛みも強くならず、もしかしたらそんな大したことがないかもと思っていました。
ところがツーリングから帰ってから、腫脹が強くなり始め頭痛も伴って来たので消炎鎮痛剤を服用して休みました。
開けて本日。見事に腫れが広がっています。朝から頭痛もします。人相も変わっています。仕事場で相談の結果、ガーゼを瞼の上に当ててサージカルテープで止めておくことにしました。
この毒性の強さはやはりスズメバチのようです。
この季節、MTBで山に入る時は、万が一を考えてボスミン@ノルエピネフリン(写真左のアンプル)を携行するのですが、まさかモーターバイクで刺されるとは思ってもみなかったのでリストにも挙げていませんでした。
幸いショックにはなりませんでしたが、恐らくスズメバチは初めてなので次回からのアナフィラキシーショックに備えてボスミンを携行せざるを得ません。
楽しいからと気を抜くと、とんでもないことも起こる得るということですね!
夕方になってから発熱も伴い腫れも改善しないため、副腎皮質ホルモンを筋注しました(写真右のバイアル:ケナコルト)。その後は改善傾向です。
皆さんもこの秋の季節、もうしばらくはスズメバチにご注意下さいませ。
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

普通自動二輪免許の練習ポイント(スキーヤー、MTB向け)

2006年10月04日 19時30分32秒 | その他
今回は本題から外れて普通自動二輪免許(中型自動二輪免許)の教習で苦労したことをチョット。
若くて運動神経のいい方で簡単に免許取ってしまったかたのアドバイスは、苦労がないだけ参考になりにくいと思います。
年齢が高く、バイクから長年離れていたとか、初めての方には散々苦労した私のアドバイスが少しは参考になるかも知れないと思い、一本橋やクランクのコツを記述したいと思います。
今日のエントリーはですから、免許取得に苦労しなかった方には用無しです(笑)。

私の場合、大学時代に、名機DT-125に乗りたくて小型自動二輪を取ったのですが、最後に乗ったのが28年前という気の遠くなるような昔でした。
小型から中型への限定解除は規定時間はわずか5時間ですが、この長い空白期間と重いCB400と加齢のため結局10時間かかったことで、その苦労が忍ばれるでしょう(苦笑)。
(当時の小型自動二輪教習時間4時間を足して、合計14時間なんだから、今の合計17時間よりは短いとも言えますが、いや言えないな)
というかですね、5時間で重いモーターバイクに馴れて、課題を全てクリアして、コースを覚えるのは相当難しいと思います。
考えが非常に甘かったようです。
さて本題に入りますが、前提としてスキーでゴディーユ(ウェーデルン)が出来ること、カービングターンを習得していること、MTBダウンヒルで比叡山や富士見パノラマのコースを無難に降りてこれることが前提となった言葉遣いをしているのでご注意下さい。勿論その経験がなくても参考にはなると思います。

◆一本橋◆

初期に最も不得意だった種目。乗った途端に落ちてました。
一般的アドバイスは、視線の先行、ニーグリップ、上体のリラックスですが視線先行はともかくニーグリップが曲者です。
言葉通りタンクを挟むと、つま先が開く。
で、タンクだけ膝で思いっきり挟んだって全然安定しないわけです。
ある日、クランクで失敗を繰り返していた時に某教官が「ステップにしっかり荷重してやって下さい」と言われたのを思い出し、その意識で一本橋に望みました。
すると重心がぐっと下ってモーターバイクの挙動が落ち着くのが感じられました。
まとめますと、発進と同時に上体を軽く被せながらステップ上に立ち上がり(実際に腰が浮く程度のイメージを持って)一本橋の上に乗ったら視線を前方に、そして細かく左右にハンドルバーを振る。
振る、と言うとまた表現上の誤解が生まれそうです。要するに、まっすぐ行くぞ!と思って握りしめると力み過ぎてすぐポトンと落ちてしまうのです。
なので小刻みに距離を稼ぐつもりで脇を締めながら、ハンドルバーを握り込まず左右に押すというイメージです。
乗って安定したら、一速アイドリングのまま進みます。もうこれだけで中型の規定の秒数はほぼクリア出来ますが、残り数メートルで後輪でブレーキをかけつつ、半クラッチで減速すれば完璧でしょう。
マウンテンバイカーへの助言。
恐らくあなたはMTBではこれを苦もなく出来るでしょう。いやもっと幅の狭いそれも凹凸の酷い場所を普段クリアしている筈です。
タンクのニーグリップにこだわらないで下さい。いつもMTBでやっているようにペダルにしっかり立つイメージを優先すべきです。
ニーグリップとは結局、膝でタンクを挟み込むことではなく、しっかりステップ荷重した結果生まれる膝のモーターバイクへの締め込みです。
スキーで2本の板がばらける時に膝を揃えようとしても無駄ですよね。それと同じで足裏感覚が重要になってきます。
MTBダウンヒルに馴れている方は、ハンドルバーを握る時は脇をしめていないと思います。それはバイクを身体の中で遊ばせるために重要なテクニックだから。
しかし教習においては、それは完全に忘れるべきです。

◆クランク◆

とにかく狭い!視覚的にやられてしまいました。
教習に入る前に、N氏に広い広いですよーとか言われていたので、ふうんそうなんだ簡単なんだと思っていたら広くないじゃないですか!
低速操作が正確に出来ないと難しい種目になります。
私が後半に苦手としていたものです。(スキーで低速は得意なんですけどねえ)
1:半クラッチと後輪ブレーキを使って通過するやり方
2:クラッチは繋いだままでアクセルをやや開きながら後輪ブレーキでスピードコントロールするやり方。
3;アイドリング状態のまま通過するやり方。
上が難しく下が容易です。
3:は、ややスピードが高くなりますがハンドル操作に専念出来るので結局はこれで検定を通過しました。教習車のCB400は驚くほど低速トルクがあるので、アイドリング走行を活用するのが得策だと思います。
やはり上体のリラックスと谷回り時点での視線の先行が大切です。意識的に肩をロタシオンさせるのも良い方法です。
インストラクターの方は、私が余りにてこずるので、特別メニューとしてパイロン8の字を極低速で繰り返し練習させてくれました。これはいい練習だと思います。

◆S字◆

視線の先行さえ注意していれば、路面幅も広く、二速通過なのである程度以上のスキーヤーやMTB乗りの方には特に問題はないでしょう。

◆スラローム◆

これもまた、ある程度以上のスキーヤーやMTBダウンヒルをしている人なら特に問題はないでしょう。外向傾と谷回りを充分とってアクセルを開く(板を踏む)にさえ気を付ければ規定秒数クリアは容易です。
怖がらずにバイクをバンクさせることが肝要です。最後のパイロンの抜け口からゴールまでフルスロットルにして秒数を稼ぐこと。

◆急制動◆

MTB、特にダウンヒルに馴れていると、最初後輪ブレーキを強くかけすぎると思います。
リアタイヤは滑り馴れているので後ろがロックしても怖くないものですからついかけ過ぎます。イメージとしては前8後2位で。

◆坂道発進◆

マニュアルトランスミッション車を運転したことのある方なら、明らかに自動二輪の方がたやすいので、特に問題はないでしょう。
やや上体をタンクに被せ気味にして、アクセルを多めに開くだけです。

◆レバーの握り方◆

教習所では左右とも四本指でレバー操作することが求められます。最初に一番戸惑ったのがこれです。
MTBはご存知のように多くて指2本、普段は1本でレバー操作をしますから癖が容易に抜けません。
意識して握ることが必要です。教習期間中には敢えてMTBダウンヒルに行きませんでした(笑)。

◆その他◆

一本橋は全教習所共通ですが、クランクやS字は教習所によって幅や長さ、レイアウトが違います。
例えば私の通っていた教習所はクランクの入り口が180度ターンになって難しく、別の教習所はS字の入りが180度ターンになっていて難しいというような例がありますので、教習所に入る前に見学するのも一つの手かも?

◎まとめ◎

モーターバイクの特性に馴れてくると、スキーやMTBダウンヒルの技術が生きてきます。
しかしながら、教習はどんどん進み一人で練習することもままなりません。なので少しでも上記がお役に立てれば幸いです。
あと気付いたことは、スキーでの得意側のターンは気持ちがいいのでつい内倒気味になっている事が多いのですが、それを重いモーターバイクでやると間違いなく低速では倒れます。
得意側こそ、外向傾を意識するべきでしょう。
低速練習で教習所のインストラクターの方も、ステップに外足荷重!と連呼されていましたし、言葉には馴染があるのですがすぐにそれを出来なかったのは歯がゆかったですねー。

◎大型自動二輪に関してはこちら
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする