silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

謹賀新年さのさかKGBモーグルキャンプ(ぬいぐるみプレス)

2013年01月06日 20時59分03秒 | スキーテクニック編
あけましておめでとうございます。皆さまに幸ある一年でありますように。
さて本年は諸事情で年越しスキーをせず、元旦の夜から白馬に向かいました。
家で年越しを迎えるなんて20年以上ぶりでしょうか。スキーヤーには珍しくもありませんが今までの人生の(大袈裟な)三分の二は雪国での迎春です。
恒例のお正月KGBモーグルキャンプの参加者はUz氏、Nori氏、Ebi氏と私の4人。期間は1月2日~4日。宿はお馴染みピンクポピンズ。
今年初写真はさのさかフリースタイルスキースクールの祓川貴弘先生の滑りから!
各自課題は共通したものや、異なるものもありますが私は『ロウポジションから次のターンに入るタイミング(即ち谷回り)での雪面へのプレッシャー(=踏み)』が主たるものとしておきます。
踏みって何だ?と言う方は“スキーに於ける『踏む』とは何かおよび”スキー板の踏みつけからビッサージュへをご覧下さい。
ヒネリながら荷重、をヒネラずに前に荷重、身体の前投(プロジェクシオン・アバン)の時には腰だけでなくトルソー(胴体)全ての前投が必要である、等の訂正が必要な箇所はありますが、イメージとしては理解しやすいかな?と思います。
他に非常に重要な欠点である、左足の踏みの甘さの克服もありますが、これは一部矯正すれば良いという話ではなく、モーグル的な滑りをするために必要な要素を積み上げていけば最終的には矯正されてゆくと思います。
言い回しが我ながらややこしいですが、モーグル的に滑るということはタイトなラインを無駄なくカービングで高速に、ということです。しかも美しく。
なので、それら欠点はその達成を目指す過程で克服されなければならないものであり、目指す滑りの目標とすることではないので、また折角読んで頂く方にも不要なことなので今日は省きたいと思います。
基礎スキーではよく話題になるターン前半からの雪面の捉えはモーグルではなかなか難しいものです。
これを私は、祓川先生が低速デモンストレーションの時に見せるそのシルエットから『ぬいぐるみプレス(笑)』と名付けてイメージングしております。皆さまご自由にイメージして下さい。
上掲写真の2~3コマ目と6コマ目がそれに当たりますが、前方からの撮影なのでやや分かりにくい。もっと横位置からの低速デモンストレーションで確認してみます。
2012年4月1日に行われたKGBモーグルキャンプinびわ湖バレイで撮影した以下の写真の3コマ目がそれです。元記事は2012年4月7日ですが折角ですので再利用。

谷足一本に依存しない両足荷重、ワイド&ハイ・アームポジション等が『ぬいぐるみプレス』をするための必須条件です。
そのための練習法はまた後日に。
それにしても祓川先生の実技と理論、指導方法、ホスピタリティ、キャラクターは他で得難いものがあります。機会がありましたら是非に。
京都大学医学部の稲垣暢也教授および京都府立医大の中村直登教授とともに、分野は違えど現代の注目すべき指導者として注目してゆく必要があります。


おまけ)今日はロードで、自宅→山科→滑石街道→自宅とおさんぽ。滑石の登りはどちらからでも近場の善きトレーニング場ともなり得ます。
コメント (2)
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