silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
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2015年9月24日に注意だ!(iOS9.0.1以前とその後)

2015年10月15日 20時17分10秒 | スキー・自転車・糖尿・メタボリック
写真は2015年10月11日(日)のゼログラビティさんのツアー。
Y懸ですねえ。はじめてまともにここを登りましたが松井先生曰く「特にグレードなどは付いてない練習場」ってことですが、選んで登ればRCC2:III級かデシマルで5.2-5.5はあるでしょう。むろん一番簡単なところはRCC2:II級くらいです。
にしてもクライミングの消費エネルギーって測定しにくいですね。


iOS 9.0.1にアップデートしてからヘルスケアの内容が大きく変わったのにお気付きの方も多いと思います(現在は9.0.2ですが本日の内容は同じ)。
まず歩数・アクティブエネルギー・心拍数などの項目が、過去に遡って日付で確認出来るようになったこと。これは以前から欲しい機能でしたので便利です。
しかしながら今回、最大の変更はアクティビティ・アプリの安静時消費カロリーという項目がなくなったことです。
ワタシを例にしてみますと、Apple Watchを設定する際に59才男性・163.0cm・55.0±1.0kg・身体活動量を「適度に」で入力した場合、安静時消費カロリーは約1,700kcalとなっていました。
週ごとにアクティビティがアップすればするほど、安静時消費カロリーは増えるという仕組みです。
そのベースは恐らく、基礎代謝に普段の身体活動量を足したものだと思っていました。
ワタシの基礎代謝は計算法(ハリス・ベネディクト方程式改良版)で1272kcal、BIA法(InBody770)で1386kcalです。ワタシの基礎代謝がBIA法で高めなのは、恐らく同年代に比してLean Body Massが高い=体脂肪量が低い=筋肉率が高めのためだと思います(測定時体重53.9kg・体脂肪率12.7%)。
でもiOSにInBodyによる基礎代謝は入力しているワケではないので、まず間違いなく計算法で基礎代謝を決めている。
では1700余kcalと1272kcalの差、400lcalほどの差は何かといえば、これが自己申告の身体活動量にあたるのでしょう。
実際、糖尿病治療で使う必要エネルギーの計算でやってみますと、まず標準体重(IBW)が1.63×1.63×22=58.5kg。
で「適度な」身体活動量があるとしてそれに30kcalをかければ、1755kcalとなり、ほぼAppleのいう安静時消費カロリーに合致する。このことは先日お話ししました。
では何故、この度安静時消費カロリーがなくなったか。
おそらく安静時消費カロリー=基礎代謝と勘違いされることが多かったんじゃないでしょうか。
で今度はいきなりこの「安静時消費カロリー」をカットして来た。
例を挙げると2015年10月1日(木)のアクティブカロリー455kcal、合計1724kcalとなっています。引き算しますと1,269kcalになり、これはほぼ計算法の基礎代謝1,272kcalと考えていいと思います。
ではその一週間前の2015年9月24日(木)をみますと、アクティブカロリー650kcal、合計2385kcalとなっています。引き算しますと1,735kcalとなっています。
これは酷い。
そう!この間にOSのアップデートが行われたのです。どうやら2015年9月25日のデータがおかしい。多分この日にワタシはiOS9.0から9.0.1へアップデートしたんでしょうね。
Appleもこの辺は説明すべきでしょう。また根拠となる計算法は公表した方が絶対いい。
いくら自分の社員で2年間テストしたとしても、それだけでは根拠にならない。おそらくバックには世界的な循環器病院のトップのひとつであるMayo Clinicのアドバイスもあるでしょう。
ここはきっちりムーブが3Mets、エクササイズが4.5Mets以上などとWeb Pageに明記した方がいいです。
身体活動量測定法の誤差はまだまだある程度仕方ないと思います。
それはみな分かっているので、消費カロリーを算出するアルゴリズムだけは書くべきだと思います。

とにかく2015年9月25日以前のデータはそれ以降と統合性が取れていませんので、そこは注意すべきです。
今回だけは(?)Appleに厳しく苦言を呈したいと思いますが、どんどんデータ蓄積をしてフィードバックしてくれれば、まぁ。。。なかったことにしても良い(上から目線)。

とりあえずは計算法による基礎代謝+Apple Watchの3軸加速度センサー・心拍数・気圧センサーから読み取った消費エネルギー量の合計とした方がすっきりすると思います。
コメント
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